青島は周囲1.5kmほどの小さな島で、亜熱帯性の植物が残っていることから国指定の天然記念物となっています。
創建の時期は不明ですが、平安時代にすでに「青島大明神」という記述が残っており、かなり古くから信仰があったものとされています。
昔は入島自体が禁止されていた神聖な場所。宮崎観光と合わせて参拝しやすい神社ですので是非参拝してみてください。
青島神社の御祭神
主祭神は日本神話にある「山幸彦と海幸彦」で知られる彦火火出見尊(ひこほほでのみこと)、豊玉姫命、塩筒大神になります。
山幸彦と海幸彦の神話
山幸彦である彦火火出見尊が、兄である海幸彦に借りた釣り針をなくしてしまい、塩筒大神の助言を受けて海の神を訪ねます。海の中で山幸彦は豊玉姫命と出会って結婚をしました。
3年後に地上に戻った山幸彦は海幸彦と仲直りをして、豊玉姫命との間に子供をもうけたということです。
このために、海に関するご利益や縁結びの神様として信仰されるようになっています。
主なご利益は?
縁結び、安産、航海安全
神社の見所とパワースポット
祈りの古道
拝殿から元宮側へ歩いていく道になります。祈りの古道という名前で絵馬のトンネルのようになっています。
熱帯植物園のようなかなり南国らしい植物が茂った中を歩いていくと元宮があります。
元宮は古くからお社があり儀式などが行われていたとされる場所。熱帯のような湿った空気を全身で浴びてみましょう。
日本の神社でありながら雰囲気は海外のよう。神聖な場所とされただけあって特別な感じがあります。
石神社
拝殿前の左にある石神社
天津日高彦火瓊々杵命、木花咲屋姫命、磐長姫命
海積神社
拝殿前の右側にある海積神社
豊玉彦命、少彦名命が祀られている。
手水舎
地図
近くのオススメスポット
名物のお土産は青島せんべい、青島ういろうが有名です。
また、神社の近くにタイでメジャーな乗り物トゥクトゥクに乗せてくれる方がいるのですが、その方が砂浜に描く絵もなかなか見ものです。いつもあるわけではないと思いますが、是非時間が合えばご覧になってください。
参拝の時の印象
6月の大祓えの時期でしたので茅の輪が設置されていました。
この日はちょうど結婚式をされていて、一緒にお祝いさせていただきました。縁結びのご利益があるとされる神社で結婚式に出会えるなんて幸せですよね。