神社参拝をして、少しでも運気を上げたいと思う気持ちは誰しもがもっていることでしょう。
特に日本の神様について意識するようになって最初のうちは、うまく参拝ができているか不安になったりするものです。
今回は神社参拝について、nagomeruから神様と仲良くなるコツをお伝えします。
神様は目では見えない存在だから
神様というのは普通の人は目では見えない存在です。中には龍神様が見えたり、視覚以外の感覚で感じられる方もいますが私たちの身体や物のように物質ではないというのは間違いありません。
そのため、神様とより強く繋がるためには「音」を使うことが大切です。
音は目には見えないけれど、感じられるものの代表的なものです。よくよく信仰について考えてみると、祝詞やお経から雅楽、仏具など音に関するものが多いことに気付くことができます。
実は音波をうまく活用することで、目に見えない神様と良好なコンタクトを取ることができるようになるのです。
神社参拝の時に意識すべき音について
神社参拝する時を考えると、音が鳴る仕掛けが多く存在しています。これを意識してあげると運気アップにつながります。
玉砂利の上を歩く
大きな神社になると、参道に石がたくさん敷かれています。これを玉砂利といいますが、その場所を清める力があるというのが一般的な意味。ただ、古来より玉というのは「魂」や「御霊」に通じるとされて霊力のあるものとされています。
ジャッジャッという玉砂利を踏みしめる音を聞きながら拝殿へ向かって歩くようにしてみましょう。
気持ちが引き締まり、厳かな気持ちになるのを感じられると思います。
鈴を鳴らす
神社の拝殿には鈴があると思います。お賽銭を入れたあとで鈴を鳴らすのが作法ですが、この時の音を浴びるように意識するとより神様と仲良くなりやすいです。
鈴の音には魔除けの力があるとされていて、鈴を鳴らすことで身体についた穢れを落とすことができると考えられています。
神様を呼びだすための音と思っている参拝者も多いと思いますが、身を清めているという意識を持つことが大切。神様への敬意の表れとしてつながりやすくなるのかもしれません。
柏手(かしわで)
神社で参拝するときには、手を打つという作法が一般的になっています。
この音もしっかりと響かせてあげる事が大切です。
相撲が昔はご神事であったというのは有名ですが、立ち合いの前に関取は手を打ち鳴らします。これも土俵という御神域に入る前に体を清めることを考えてのもの。神様と意識をつなげるために、この世のいらない考えや悩みなどを柏手で払うようにして参拝してみましょう。
まとめ
今回は神社で神様とより仲良くなるために音を大切にするといいというコツをお伝えしました。
今回は大抵の神社で感じられるものを紹介しましたが、自然の多い神社境内では探そうと思えばたくさんの音が落ちていることがわかります。
鳥のさえずり、風の音、もしかしたら神楽の音楽が流れているかもしれません。
そのひとつひとつを聞きながら、そのどれもが自分と神様をつなげるために役立つと思って参拝してみてください。この方法でお参りができると、満足度の高い状態で神社を出る事ができると思います。是非ためしてみてください。