今回は、自分にピッタリの趣味を見つけることでもっと豊かさを感じられるようになる、基本の考え方をお伝えします。
趣味こそ人生
私は常々生きる意味は、何かを体験してその感情を味わうことだと考えて過ごしています。
楽しいものも、悲しいものも、起こったことで自分の中にある感情が揺れ動くのを楽しむのです。
夜眠りに就くときに、しっかりと「今日も楽しんだぞ」と満足感を感じられるかどうかが大切なポイントとなるのです。
お仕事で失敗して悔しい思いをした夜の方が、だらだらと過ごしてあっという間に一日が終わってしまったと感じている日よりも、なぜか眠りやすいですよね。悔しい、寂しい、悲しいなどという一見するとネガティブな感情も私の人生には趣があるなぁと眺める境地に立つ事ができれば、それはすべて素晴らしいことだと思うのです。
そして、そのような感情の動きを得られやすいのが趣味だと感じています。つまり人生を豊かにするためには、感情を動かしやすいものを選ぶ必要があるということです。
今回は趣味に選ぶと豊かになれるものと、逆に不幸になるものの違いと選び方についてご紹介します。
メインにしない方が良い趣味
あなたの趣味は何ですかとお聞きすると、受け身となりがちな趣味が多いなと感じます。受け身というのは、自分以外の誰かが作った世界観を楽しむという内容のもの。例えば以下のような趣味のことをさします。
- ゲーム
- 買い物
- スポーツ観戦
- 映画鑑賞
- テレビ鑑賞
- 読書
この中で、あなたもひとつくらいは自分の趣味として挙げたことがあるのではないかなと思います。これらは視覚、聴覚、味覚など五感と呼ばれる感覚のうち、1つか2つを使って味わうものが多いです。そして、あなたが何も考えなくても、それらは継続して受け取れる状態にあるものです。
このような楽しみは、メインとなる趣味のサブ的なものとして、とりいれるくらいが本当はちょうど良いと考えます。もちろん映画鑑賞や読書も確かに面白いとは思えるでしょうが、情報がすべてむこうから与えられるもの。かなり受け身な楽しみであるという認識は持つ必要がるのです。
では、なぜ受け身の趣味が良くないのでしょうか。
実は、このような受身な楽しみばかりを選んでしまうと、自分で何か楽しみを見つける能力が低下していきます。さらに、自分の能力や生活基準に不足を感じるような思考が生まれるため、なぜか不安になるという可能性もあります。
テレビの中で贅沢をしている芸能人や成功者をみると、自分が小さなものに感じてしまうという感覚をもったり、女優さんと自分の見た目を比べてみたり。このような状態は豊かとは言いがたいですよね。
選ぶと幸福感が得られやすい趣味の基準
幸福感には繋がりにくいものとして、五感のうちのいくつかのものだけを使う趣味ということをお伝えしました。幸福感を得たいのであれば、その逆をやればよいのです。つまり、
多くの感覚で味わう趣味を選ぼう。
ということなのです。視覚や聴覚のような感覚もそうですし、実際に身体を動かしたり、作業をするなど行動が伴っているものがより豊かさを感じられると思います。
身体を動かす例としては、登山、旅行(ツアーではない方が良い)、ダイビングなどがあります。身体を動かすとともに、すべての感覚を研ぎ澄ます必要があるものがおすすめです。
プラスアルファは自分の創造力を表現できるものを
さらに豊かさを実感できる趣味としては、動きに加えて想像力をつかってクリエイトできるものが良いです。
作曲、絵画、小説の執筆、映画撮影、料理などがあります。これらは、自分の頭の中にある感覚を表現しなければできません。お料理やお菓子作りもすでにあるレシピを使わずに、こんな調味料をいれたらどんな味になるだろうと失敗してもよいので新しい挑戦をすることが大切になります。
最近ですとYouTube動画を投稿してみるというのも良いかもしれませんね。
まとめ
人生はお仕事中心と考えられている昨今、あえて逆行して趣味こそ生きることのすべてと考えてしまうと気持ちが晴れやかになるかもしれません。
これまで趣味が見つからずに、ただなんとなく毎日を過ごしている方は快適な「めんどくさい」の状態から一歩踏み出してみてください。
そのときは上のような趣味の選び方をすると、より豊かさを実感できることと思います。
もし、上で紹介した以外の面白い趣味を始めたという方は、コメント欄かお問い合わせで私までご一報ください。参考にさせていただきます。