神社の建造物から神様のことを知るポイント

神社を参拝するときには神様について知ろう

神社にお参りするときには、祀られている神様について知っておくと良いでしょう。最低限名前は頭に入れてからお参りすると神様も喜んでくれると思うのです。

事前に調べる時間があったら、その神社の歴史についても学んでおくと良いでしょう。もしわからなくても神社に入ってから置かれている説明の看板があるので大丈夫。

また、神社の建物からどんな神様がいらっしゃるのかがわかるって知ってますか?

今回はそんな神社の建造物についてのお話です。

建造物から神様の違いを見分ける方法

人を祀っている神社と自然を祀っている神社の違いは鳥居の形で判断できます。

鳥居の上の方に横に並んでいる2本の柱が平行してついています。この柱がまっすぐ平行なものは人を祀っている神社です。

明治神宮が明治天皇や、東照宮の徳川家康などがその代表的な神様です。

鳥居の形が上に沿っている形のものは、自然崇拝から来ている神社。山や川、滝といったものに神様を見た昔の人々によって信仰される神社になります。

男の神様と女の神様を見分ける~その1~

神様には男神と女神に分類することができます。男神の、女神としては  がありますね。

実はこの男神と女神の違いは本殿の形をみるとわかるのです。

本殿の屋根を見ると屋根のてっぺんの両端にツノのように柱が出ていると思います。これを千木といいますが、先端が水平に切られているものは女神、縦に切れているものには男神が祀られていることが多いのです。

先端が水平に切れている千木を内削ぎ、垂直に切れているものを外削ぎといいます。

男の神様と女の神様を見分ける~その2~

また、男神と女神を見分ける方法は他にもあります。先ほどと同じく屋根の部分を観察します。

先述の千木と千木の間に、丸太のような短い円柱があると思います。これを鰹木といいます。鰹木が偶数の時は女神、奇数の時は男神になります。神社で祀られている神様は時代によって変わることもあるので、確実というわけではないのですが結構役立ちますよ。

確実ではないこともあるのですが、面白いので意識してみると良いですよ。

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