7月も中旬だというのに、日本列島は雨が長く続いていますね。
長期間にわたる大雨は地面がゆるんだり、河川の流れが大きく変わる可能性がありますので地形の厳しい場所にお住まいの方は、十分お気をつけください。
ただ、気になるのがこの長雨。
異常気象だと言っている方がいますが、こちらが本来の梅雨なのかなぁという気がしてならないのです。
最近梅雨って経験してました?
今1週間以上雨や曇りの日が続いているのですが、天気図を見ていると太平洋側は軒並みこのような天候なのかなと感じています。
昨年も3日くらい雨が降ったら、気がつかないうちに梅雨明けだったような印象があるのです。
異常だったのは、ここ10年くらいだったのでは!?
同じような印象をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
今年は例年よりも工場や企業の動きが世界的に収まっている特殊な年。感染症の影響ですが、昔ながらの生活に近いということだけは間違いないでしょう。
自分の家の周りで、家族との暮らしを大切にできていますよね。
行楽地に行くことも、お父さんが飲み会で子供が寝てから変えることもない、なんだか普通の生活。江戸時代とか産業が大きく発展する前は、きっとこのような生活だったのだろうと想像できます。
もっと自然と調和して生きるべきなのでは
現在、世界の多くの国々で利用されているカレンダーは、古代エジプトを起源とするグレゴリオ暦。太陽の動きを中心に考える太陽暦ともよばれるものです。
ただ、人間以外の生物や植物は月のサイクルをもって動くことが知られています。ウミガメが満月の日に産卵するという映像をご覧になったことがある方は多いでしょう。
日本に太陽暦が導入されたのは歴史的にはまだ浅く、明治6年(1873年)に使う暦が変わったのです。日本では、太陽と月の両方を取り入れた「太陰太陽暦」がそれまでは使われていました。
太陰太陽暦とは
太陰太陽暦(たいいんたいようれき、英: luni-solar calendar)とは、太陰暦を基とするが、太陽の動きも参考にして閏月を入れ、月日を定める暦(暦法)のこと。
紀元前の古代で行われていた暦は、その多くが月の満ち欠けの繰り返しで成り立つ「太陰暦」であった。「太陰」とは空にある月のことである。しかし29ないし30日からなる「月」を12回繰り返して一年とする「太陰暦」では、一年が約354日であり、太陽暦の一年に比べて約11日短く、3年過ぎると約1ヶ月のずれとなる。このずれを放っておくと暦が実際の季節と大きく食い違ってしまう。そこで太陽の運行を参考にしつつ「閏月」(うるうづき)という「月」を足し、一年を13ヶ月にすることで暦と季節のずれを正す方法がはかられた。「太陰暦」に基づくが太陽暦の要素も取り入れている暦なので、閏月を入れない純粋太陰暦(ほぼヒジュラ暦(イスラム暦)に限られる)と区別して「太陰太陽暦」と呼ぶ。
引用:Wikipedia
そろそろ自然と調和しながら生活するためにも、われわれも月の動きを意識した方がいい時期なのだと感じるのです。
太陽暦は人間の科学技術を発展させるためには必要な暦だったのかもしれませんが、これからは人間も地球の一部として生きる必要があるのではないでしょうか。
とはいえ、身の回りは今はすべて太陽暦のリズムになってしまっています。現実と離れすぎると生活に支障がでるでしょうから、まずは月を意識するだけで良いのだと思います。
家で使うカレンダーに旧暦・太陰暦を加えよう
月を意識といっても、一般的な方は最大でも新月と満月を気にする程度でしょう。より意識を天体の動きに向けるためにオススメなのが
旧暦・月齢の書かれたカレンダーを家に置く
ということです。すごく単純ですが、すごく効果的なのです。
カレンダーは毎日必ず視界に入れるものなので、無意識に月の影響を取り入れることができます。
陰暦メインの定番カレンダー|SHICO
こだわりのあるオリジナルカレンダーブランド「SHICO」。
その中でも陰暦カレンダーは、月の満ち欠けのイラストが中心におかれる人気アイテム。西暦も左下に小さいけれど書かれているので、普段使いも問題ないです。
陰暦を中心に生活する方から人気がある定番のモデル。
価格:1,800円(税別)
月齢と陰暦メインの日めくりカレンダー
毎日必ず月の状態を確認するためには、日めくりの月齢がわかるカレンダーが良いでしょう。
旧暦・西暦はもちろん、二十四節気や七十二候など様々な見方で季節を感じることができます。
情報盛りだくさんの月齢カレンダー
旧暦のほかに潮の干潮時間・満潮時間などまで入った充実の壁掛けタイプのカレンダー。
新暦と旧暦はもちろんのこと、六曜から、月の朔望、潮汐(大潮、小潮等)、二十四節気・雑節とかなりの充実。
その月の季節の草花や旬の野菜などの情報も記載されていて、健康的な食生活を意識したい方にはぴったりでしょう。