「やりたくないことをやめる」で無気力になる|本当に幸せに近づく

願いを叶えたいとか、成功したしたいと考えて学びを始めるとよく目にする

やりたくないことをやめよう

というフレーズ。私もこの考え方には一部賛成するところはあるのですが、実は取り扱い注意な教えであると感じています。

今回はやりたくないことをやめるの本当の使い方についてお伝えしていきます。

やりたくないことは確かにやめた方が良い

職場での付き合いの飲み会、本当は行きたくないママ友とのお茶会など、日常を常識人として過ごそうとしていると「やりたくない」と感じながらつい流れでやってしまっていることがあると思います。

世間的に正しい人や礼儀正しさを大切にしている方、真面目な方が陥りやすいのがこのパターンのやりたくないことになります。

このタイプの場合には、人生の多くの時間が自分の本当の気持ちと違うことをして過ごすことになっています。そこでアドバイスとしてお伝えしているのが「やりたくないことを手放そう」というものなのです。

本当の自分の気持ちを大切にした方が、心豊かに過ごせるからです。また、本当は行きたくない人が多い場所は、集まる人も本当は面倒くさいとおもっていたりするもの。やめどきのきっかけづくりに貢献できる可能性だってあるのです。

 

ただ、このタイプ以外の人がやりたくないことをやめ続けていくと、実はちょっと問題が起こる場合があるのです。

その問題とは、無気力化です。

何か行動しようとしているのに、嫌なところを見つけては行動をあきらめ続けてしまうというパターンに陥りがちなのです。無気力な状態は、心身ははじめは楽かもしれませんが、決して幸せな状態にはたどり着きません。

人生の豊かさは行動や経験によってもたらされるものなので、自分が行動しない根拠として「やりたくないことをやめよう」を使い始めたら、次のフェーズに移るべきなのです。

無気力から解放されるためには

気力を復活させるために、人には休息が必要です。ですが、もし十分に休んで今から何か行動してもいいかなと思えるタイミングの方であれば、そろそろ考え方をバージョンアップさせていく必要があります。それが、

 

では、何がしたいの?

というものです。

これまで使ってきたやりたくないを手放すというのは、心が疲れてしまっている人向けの考え方。これからは行動に移すための思考方法を味方にしていきましょう。

やりたくないことをやめるという考え方は、どうしても「やりたくない」というネガティブな部分に焦点を合わせてしまいます。このように考えるとすべてのものがつまらないのではと想像が膨らんでしまって、世界が味気ないものに見えてきてしまうのです。

ですが、本当はあなたもやりたいことがあるから、何かを探し始めたのですよね。

そんな時に、自分に「だったら何がしたいのだろう」と自分の願いを考えてあげてください。

やりたいことに儲けとか世間体は不要

そして、やりたい事が一瞬見えてもすぐにやめてしまう方。多いと思いますが、それは世間体や自分の中にこうあるべきというものでみてしまっている可能性が高いです。

本当にやりたいことは、地位や名誉が得られるからという基準でなくてもいいのです。

どんな小さなことでもいいのです、これが食べたいとか絵を書きたいとか、あそこに行ってみたいというような小さな願望からでいいので是非挑戦してみてください。

この時にめんどくさいから「嫌だな」と思うかもしれませんが、これはやらなければならない「やなこと」です。

人間昨日までと同じ環境がもっとも居心地がいいと感じるという心理作用によるものなので、無気力を脱するためにはここは行動あるのみなのです。

 

忙しいのに不幸せな「やりたくないこと」と、無気力から行動を起こす段階の「やりたくない」は全く別物だということを意識して進んでみてください。

なに、失敗したらまた家に引きこもればイイじゃないですか。

そこは安心して、まず始めてみましょう。

 

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