過去の不幸の解釈をひっくり返すワーク【幸せのワーク23日目】

生まれてこの方幸せなこととは無縁、不幸な人生を過ごしていると思っている方もいらっしゃることと思います。

ただ、実はこのような考え方になってしまうのは、出来事によって障害が起こったり、生い立ちが過酷であるというためではないのです。本当の原因は実際に起こっていたその環境要因でなく、あなたがそのときに感じたことや解釈にあるのです。

今回は、解釈を少し上向きにすることで過去を明るくするトレーニングになります。

人生の解釈を書き換えるワーク

今日のワークについては、自分はずっと幸せで、不幸なことやマイナスな面は全くなかったという方は必要ありません。今日はお休みで大丈夫です。

ひとつでも過去に自分の不幸なポイントが見つかる方にとっては、このワークは人生を豊かにしていく段階で非常に大切な意味があります。是非実際にノートを手にとって進めていきましょう。

過去の不幸にメリットを見つけよう

準備するもの

筆記用具

今回はあなたがいやな気持ちになった出来事や環境について、ひとつ題材を選ぶことからスタートとなります。

このワークはひとつだけではなく繰り返し行うことで、自分で感じられる人生の価値が上がっていくのでおすすめ。ただ、最初の一回目は練習なので、思い出してつらすぎるものは避けて、人生2~3番目に不幸を感じさせる出来事を選ぶと難易度が低いのでおすすめです。

さあ、今日のテーマは何にしましょうか。思い出からつらかったと感じていることをひとつノートに書いてください。

不幸の中の光を探していきます

今選んだ出来事は、もしかしたら5年前とか10年前、あるいはそれ以上前のお話かもしれません。

ここで大切なのは、今のあなたができている要素として、その出来事は必要不可欠であったということに気付くことです。

この時点では、ネガティブなものに感じられている出来事も、この時間に到達しているのですからなかったことにはできないのです。これはちょうどご飯を食べたあと、それが身体を形成するのに使われるのに似ています。

良いものであろうとなかろうと、経験が人生を形づくっている。この事実は変えることができないという意味です。

ポジティブに書き換える

選んだものについて、もし今の人生で生かされているとしたらどのようなことがありますか。

色々な面からポジティブな所を探していきましょう。

いじめを受けた経験であれば、他人の気持ちを察することができるようになったとか、逃げることを覚えたなどもいい面です。人間関係の場合には、反面教師的に学びがあったというのも良いでしょう。

このように、これまで悪いことと思っていた中にも、しっかりと今のあなたに生かされていることは間違いなく存在するのです。

簡単にはできないかもしれません。難しくても、こじ付けでもいいのでメリットがあるならなんだろうと細かく考えてノートに書き出してみてください。

納得できなくても、意志の力で良い部分を感じる。これを繰り返すことでいつの間にか本当に良い思い出になってしまうのです。

まとめ

今回は人生の良くないと感じていたことにメリットを感じてもらうためのトレーニングをしてもらいました。

これを繰り返して過去をすべていい思い出や教訓でいっぱいにすることが大切。最終的には、過去にとらわれる必要が無くなるでしょう。

そうすることで、現在をしっかりと生きることができるようになります。過去のメリットをみることは人生を豊かにするために必ず通る必要のあることですので、是非繰り返しワークを続けてくださいね。

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