成長する過程で誰しもが通るであろう疑問。
私はどうして生まれてきたのか
私が生きる意味とは何か
これについて考えてみた時、今は時代の変わり目と感じることが多々あります。今回は現代に生きる私たちの生まれてきた意味について述べていきます。
時代の変化と生命の楽しみ方の違い
子供のころと、最近訪れている時代を考えると大分世の中の様子が変わってきていると感じます。
昭和から平成にかけてはの期間は、世界一を目指したり、経済成長を追いかけたりと上に立ちたいという競争の原理のもと人は楽しんでいたように思います。いうなれば、競争や唯一性の追求というゲームのために人生はあったのだろうと考えます。
小さなところですと、小学校の50m競争で一番になった子が優秀。学歴は偏差値という自分の理解力の多さを競った難関校至上主義という感じ。
会社に入れば出世レースなどという単語が生まれるほどに、上に立つことを何よりも望んでいる方が多いという世の中。
ですが、時代は令和になり、生活様式から考え方まで大きく変化が起きました。すでに10年くらいは徐々に切り替わりの雰囲気がありましたが、ここへきて顕著に生き方を問われるような出来事に直面しています。
そして、今の時代の生きる意味。それは、
感情を味わいつくすゲーム
を楽しむことにあると言えます。インターネットが普及して世界が狭くなったことによって、人も生き方を楽しむ時期にあるということなのかもしれません。
感情を味わうとは
人生は感情を味わうために人は生まれてきています。普通に暮らしていると、感情などなかったかのように日々時間に追われて生活しています。
これではまるでロボットのようではありませんか。このような状態では最新の人工知能AIよりも、応用力がない。人間らしくないのです。
朝起きた時に”楽しい一日が始まってワクワクするな”という冒険に行くような感覚を味わったことがありますか。
子供のころの夏休みの一日が始まる時のような感覚を、毎日味わうことができたら楽しそうでしょう。現代に生きている私たちは、この感覚を楽しむために世界にあるのです。
これはポジティブなことだけではないです。誰かとケンカをしてしまって落ち込むこともあるでしょう。でもこの落ち込むという、ちょっと暗い感情でさえ生命がなければ感じられなかったもの。そう思うと、感情すべてありがたいなと感じますよね。
そう、これが感情を味わうということ。喜怒哀楽すべて湧き出てくる想いをしっかりと意識することが大切なのです。
ゲームのルールに乗った方が幸せよ
時代が変わって、新しいルールに変化。自分の感情を楽しむために生きるのが良い時期に入りました。
従来の競争を楽しむと決めてもいいですが、世界が変化している中で自分だけが昔の遊び方をしていても面白くない場面も出てくるというのは認識しておくと良いです。
スポーツで例えるなら、ゴルフのカップの大きさを大きくするような変化が起こっているのです。従来の大きさよりも1m大きいサイズにルールが変更されたとします。
これによって、みんなホールインワンになる楽しみ方をしようというゲームのスタイルになったのです。ここで昔の穴の大きさが良いと思っても、周りは楽しんでいるのに自分だけがハードモードで遊んでいるようなもの。
頑張っている感情を楽しみたいと決断したのなら仕方がありませんが、どうせなら笑っていられるような遊び方の方がいいと思いませんか。
諸行無常といわれるように、世の中のものは変わらないということがないのです。自身をアップデートさせて、新しい生き方を楽しみませんか。
この変化に、犠牲は一切必要ありません。ただ、新しいことにチャレンジするだけのちょっとした勇気、もう時代が変化したという諦めがあなたを幸せに導いてくれるでしょう。