静岡県の御殿場にある胎内神社は、富士山の噴火によって生じた溶岩の洞窟があるパワースポット。
実は、安産祈願で有名な公園なのです。
今回は胎内神社参拝の時の注意点など、実際に参拝した経験をお話します。
胎内神社は富士山御胎内清宏園にある
富士山御胎内清宏園は、707年の富士山噴火で埋まった溶岩のあとに長い時間をかけてできた木々が茂ってできた森にある公園です。
国指定天然記念物「印野の溶岩隧道」があります。いわゆる洞窟なのですが、この場所が産道をイメージできる場所となっているために、子授けのご利益があるとされている場所なのです。
富士山御胎内清宏園の入園案内
入園料:200円(2021年現在無料開放中)
ヘルメット&ライト代(任意):50円
住所:〒412-0008 静岡県御殿場市印野1382-1
電話:0550-89-4398
受付で通常は入園料必要も今回は無料開放中
通常は入口から、神社までの区間のみ、無料開放されていますので、参拝は可能です。その為入園料が無料でした。
洞窟内に「安産岩」と呼ばれる大きな岩があり、触るとパワーをいただけるとか。ちなみに妊婦さんは洞窟には入れませんので、付き添いの方やパートナーの方に触ってきてもらいましょう。
受付で50円でライト、ヘルメットの貸し出しがありますので借りていくように。
富士山御胎内清宏園の見どころ
2021年8月現在は入園口から胎内神社・溶岩洞窟までのエリアのみの解放となっています。
その中での見どころは、夫婦岩。
母の岩、父の岩、恵岩の3つが置かれています。公園設営の時に岩を持ってきたという解説の表示板もありますので、見逃す心配はないでしょう。
印野の溶岩隧道に入ってみた
洞窟に入る前に注意したい点があります。
- ライトを持っていくこと
- 汚れてもいい服装で行くこと
- 荷物は最小限(リュックは難しい)
- 子供は帽子かタオルを頭に巻く
以上を守っていくと良いでしょう。私は入場口でライト付きのヘルメットを借りましたが、これ無しでは出口まで到達できなかったかも。
とにかく中がせまい!
ちょっと身体が大きいと自覚のある方は、避けておいても良いかもしれません。
暗いかといわれると、中には照明が点在しており普通は問題ない明るさ。ただ、大体15分位立つと真っ暗になります。
これは入り口にセンサーが付いて時間が来ると消えるシステムになっているみたい。
私は子供をつれて洞窟を進んでいたので、時間切れになってしまい途中から真っ暗の中をライト片手に進んでいました。
胎内神社の見どころとパワースポット
胎内神社の御祭神や見どころについて紹介していきます。
由緒について
胎内神社は、もとは猿田彦を祭神としてお祭りした池田家の個人神であったが、後に木花開耶姫命を合祀し、村の神社となった。これは、胎内洞窟内に勝間田一族が、子育不動尊を安置し、「穴不動」とか「子安さん」とかよばれ村人から崇敬された為である。胎内神社と名づけとのは大正八年で、いまの社殿は昭和34年に改築されたものである。引用:静岡県神社庁
胎内神社の御祭神は?
木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメ)
猿田彦命(サルタヒコノカミ)
手水舎
お水は出ているものの、この日は柄杓などはありませんでした。
気になる方は洞窟の隣に水道があったのでそちらでお清めをしても良いかもしれません。
拝殿
洞窟に入る前にお参りしておきましょう。
この公園の裏側はすでに富士山ということもあり、木花開耶姫命さまが合祀されています。
野鳥の森は現在立ち入り禁止
まとめ
今回は御殿場市にある富士山御胎内清宏園の胎内神社と洞窟歩きをしてみました。
緑豊かで自然を感じる場所で良い気をいただいたなという印象を持っています。
ただ、溶岩隧道という洞窟に行く時は準備と覚悟が必要です。とにかくせまいのでライトと汚れてもいい服装、そしてダイエットが必要になると思います。