わが家では、子供たちに教えている行動指針のようなものがあります。その中でも特に何度も教えているのが
「急ぐときはゆっくり」
というものです。
急がば回れのようなことわざにもなっていますが、やはり焦って行動していると思わぬ障害が出てきてしまうことって多いですよね。小さいところだと、足の小指を角にぶつけてみたり、急いでいる時に信号になぜか引っかかってみたり。
ちょっと思い返してみると皆さんにも同じような経験があるのではないでしょうか。
ただ、人生というもう少し長い時間考えると、うまくいっていないものを行動量や無理をしながら突き進むようなことになってしまいがちです。
人生も急がずに待つ力が大切
皆きっともっとこんな風になれば幸せだなと感じるような望みがあると思います。
このような夢を実現させたいと思った時、本当は「〇〇がしたい」という小さな願いが生まれても、より効率のいい方を選択しがちです。例えば、学校の先生になりたいと思った時に、ダンスを習いたいと思っても、これではダメと自分に言い聞かせて公務員試験の問題集を買ってしまったり。
ただ、実際の所はダンスをしたって先生になれたかもしれないわけです。結局何がダンスをさせなかったかというと、自分の経験による判断ですよね。
この中には、自分の能力に対する不安であったり、長い時間やらないと成果が出ないという決めつけがあったりするのです。それに先生という形も、学習塾だったり個人で名前がしられて教える立場など、実は思っているよりも世界にはたくさんの選択肢があるもの。
これ、先生に限った話ではないです。実は思っているよりも望みをかなえる道筋は多いもの。
ですので、自分の望みをかなえる道筋も実は楽しんでいたっていいということになります。焦りから頑張るよりも、ふわっと軽い気持ちで待っている方が結果としていい場所に落ち着くことがほとんど。
やはり急ぐときこそのんびりと構えることが大切です。
動きたくなるまで安心して待つこと
じっと待っていると、いよいよ動きたいと熱量をもって行動をできるような状態になるものです。
私の場合には、行動しないととそわそわするような感覚になります。武者震いのような緊張が走ることもあります。
この状態でスタートしたことは、前進するほどにワクワク楽しむことができるのです。無理に進むよりも最終的なパフォーマンスが上がるので、いつも何かに追われている気持ちがある方は是非試してみてください。
夢を思い通りに叶えたい時には、焦ったり不安の気持ちがない状態での行動を基本としましょう。
じっと待つことができると、出来事が自然と引き寄せられるようにやってきます。これは誰か他の人からもたらされる場合が多いのですが、この時に勇気をもって前進するのがコツです。チャンスは何度もやってきますが、早めにものにできるくらい自分のことを信じられるようにしておいてあげましょう。