最近いやなことばかり起こっている気がするとか、仕事で失敗をしたり、失恋中の方など生きているとストレスがあったり辛いと感じる出来事が起こります。
これはどれだけ心が成長しても程度に差こそあれ、なくなるものではありません。
そんな状態でもすぐに気持ちを切り替える方法があります。それが
「手をたたく」
です。幸せと手をたたくの関係性がわかるスペインの童謡がありましたよね。そう「幸せなら手をたたこう」です。
幸せなら手をたたこうの歌詞
幸せなら 手をたたこう
幸せなら 手をたたこう
幸せなら 態度でしめそうよ
ほら みんなで 手をたたこう
実はこの同様、訳された当時は12番まであったそうです。
1番 手をたたこう
2番 足ならそう
3番 肩たたこう
4番 ほっぺたたこう
5番 ウィンクしよう
6番 指ならそう
7番 泣きましょう
8番 笑いましょう
9番 手をつなごう
10番 とび上がろう
11番 相づち打とう
12番 最初から
幸せだったら隣の誰かと仲良くなろうという歌詞ですかね。歌の中では幸せになってから踊ったり感情を表現していますが、私はこれは逆だと感じます。
幸せになる前に笑ったら、その瞬間笑えますよね。不幸でもなんだかわからないけれど飛び上がっていたら、だんだん面白くなってきますよね。幸せになる前だからこそ、楽しそうにする方が良いことを教えてくれる歌だと感じます。
また、普段無意識に動いていると、歩いたり拍手したりというひとつひとつについて何の感情もわかないでしょうし、感覚を味わうこともないと思います。
そこで、あえへすべての動きを意識する。
これが凄く大切です。手をたたいたり、足を踏み鳴らしたり、肩を触ってみたり、顔の感覚を確かめたり、手を思い通りに動かせる事を実感したり。
これって心を穏やかにするためにやると、効果が出るんですよ。
しっかりと自分の行動を意識下にもってきて、たっぷりと味わう。
もしあなたが今ツラい状態にあるのであれば、以下を感じるようにしてみてください。
- 手と手が触れる瞬間
- 手がぶつかったときの衝撃
- パンと鳴る音
- 手に残った痛み
- 空間に残った反響
簡単に感じられるだけでも、これだけのことが瞬間的に発生しています。ひとつずつでいいのでしっかりと感じるようにしていると、その瞬間は前日に起こった嫌なことのこと忘れているでしょう。すぐに感情は復活しますが、次に2番の足ならそうでも同じ事をしてみてください。
また、嫌なこと忘れた。そう、これを繰り返しているうちに、自分の引きずって負の感情になっていることなんて、無意味だったと気付くことができるんです。
本当に深い歌。皆が理解できたら世界が平和になるとも感じられる名曲ですね。