ドラゴンボールの「セル」が示唆する悟りについて

意外と深い設定や話が多いドラゴンボール。精神的なお話や仏教が伝えようとしていることなどとも共通する部分があるのです。

今回はドラゴンボールの敵として登場したセルというキャラクターから分かることについてです。

ドラゴンボールの「セル」から分かること

セルは英語で「cell」、これは細胞という意味です。バイオテクノロジーによって作られた人間型の生命体ということになっています。

そしてセルは、主要な登場人物の細胞からの情報を組み合わせて作られたらしいです。ドラゴンボールの主人公側というと、悟飯、ベジータ、天津飯などの細胞が使われたといいます。

ここで気にして欲しいのは、ドラゴンボールのキャラクターの多くは名前が食物に関係しているということです。

悟飯=ご飯、べジータ=お野菜などですね。

ここから分かることは、「人間は生きている食べ物しかエネルギーを得られない」ということ。

これは当たり前かと思うかもしれませんが大切なことなのです。

人間が健康的でいるためには、しっかりと生き物をいただかなければならないということ。新鮮なお野菜やお肉、お魚などを食べる必要があるのです。

セルが吸収できなかったもの

ドラゴンボールの漫画の中で、セルが吸収できなかったものがロボット型の人造人間である人造人間16号です。

ロボットで進化するのは難しいのですね。人間が生きているもの意外は食べられないということ、わずかな描写でよく表現されていますね。

実際にドラゴンボールの作者のである漫画家・鳥山明さんも、人間を吸収して変化していくという意味合いで名づけをしたと語っているようです。

セルを作ったのはドクターゲロという科学者、これも

今回、生きているものしか食べられないということを教えてくれたキャラクター「セル」。

実は開発したのは、Dr.ゲロという科学者なのです。

セルが食物の吸収に関する名前であるのに対して、作ったのが植物が身体から出て行くという意味の名前。どこまで計算して作られているのかと、作者の素晴らしさに改めて気づきますよね。

まとめ

この世界の真理について表現している部分もあるドラゴンボール。

今回は人造人間セルが作られた状況や成長からわかることについてお話しました。

生きているものは、生きているものからしかエネルギーを摂取できない。

当たり前だけど、これに気付くだけで日々の食事にさらに感謝が生まれてくると思います。

 

 

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