自分のやりたいことがわからないとか、本当の自分を知りたいと思う時期があります。
私の場合には、会社勤めの研究員だったのをやめて独立した時に起こりました。
自分の人生を生きようと決意した時に「自分のやりたいことってなんだろう」という感覚が出てくるのです。
ようやく自由を手にして、色々できそうなことも感じている。では本当は何が好きだったか考えてみようと思うと、迷ってしまって「わたしって何?」とわからなくなる。
当時の私の心の中はこんな感じでしたよ。
やりたいことっぽいことに騙されない
自分のやりたいことを探すために、新しく習い事を始めたり、新しいお仕事をしてみたりと色々やってみると思います。
これ自身はとても大切なこと。ですが、何回もこの状態が繰り返されているのだとしたら、ちょっと立ち止まってもう少し自分の気持ちを確認したほうがいい時期なのかもしれません。
よくある繰り返し
やりたいことだと思っていたけれど、何か違う気がして長続きしないということがあります。
確かに新しく始めたそれは、あなたの好きな部分が間違いなくあったと思います。
よくある失敗として、たとえば「服が好き」と思って洋服屋さんを始めたとします。ですがこの中には、服を選ぶ、服を着せてあげる、服を選んであげる、服をたたむ・・とかなり多くの要素が入っているのです。
そして、この中のどれがあなたの好みかという深堀りができていないと、本当は好きではないものも受入れてしまうことになるのです。
「服を着る」のが好きなだけで、別に売りたかったわけじゃない。のように情熱を失ってしまうのですね。
大切なのは「動詞」でみつける
上の例からもわかるように、最終的には細分化したやりたいことを見つける必要があるのです。
つまり、「○○をする」という動詞レベルに落とし込めば、いらない要素を排除できるということになるのです。
最近私の生徒さんが、お菓子教室に通うようになったのですがこれが本当にやりたいことだったと気づけたようなのです。その理由は、
- 自分で作る
- 仲間と共感する
- かわいいお菓子を写真に撮る
という流れすべてが自分好みだったということだったのです。
始めたから気づけたという面もありますし、やはり動詞レベルで自分が好きなことを知っているというのが大きいと感じます。
まとめ
今回は自分が本当にやりたいことの見つけ方を紹介しました。
細かい好みを知らないとどうしても、やりたくないことでせっかく見つけた才能の種を誤って捨ててしまうことにつながります。
是非長く好きなことが見つからずにお困りの方は、参考にしてみてください。
ちなみに、私の好きなことは「教える」です。
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