思考解除ツールを手に入れる【幸せのワーク4日目】

2日目のワークでは、無意識に頭の中に思考・言葉・感情がグルグルしているということが確認できたかと思います。

今回の4日目のワークでは、このような感情の渦にやられてしまっている時に使えるツールを準備していきます。

感情から離脱するための方法はあなたの中に

自分の意図しない思考から、離れるためには何をすれば良いのでしょうか。グルグルまわり続ける、「あれをしなければいけない」「このままでは大変なことになる」「もしかしたら騙されているかも」などの思考は、最初の段階では意識しても捨てることが難しいでしょう。

ですが、これの答えは簡単なのです。

 

「あなたがホッとできること」をすれば良いのです。

どんなにつらい状況でも、一瞬でも気がそらせるものであればOKです。ホッとしているその瞬間だけは、思考は止まっているのです。

ホッとする行動をする。すると行う前後では、かならず後の方が気持ちが落ち着いていることに気付くでしょう。一瞬思考を止めることが、後の自分の頭の中を穏やかにすることにつながるのです。

 

自分がホッとできることも、しっかり意識しないといざという時に思い出せません。その時のために、自分がホッとできること、なぜか落ち着くことなどを行動レベルで認識していきましょう。

これをまとめたもの。それこそが「思考解除ツール」となってくれるのです。

今日は手帳やメモ帳、ノートなどを使って行う作業となります。

思考解除ツール入手のやり方

準備するもの

  • 筆記用具
  • ノート
ここでの筆記用具は、鉛筆でもボールペンでも、万年筆でも何を使ってもかまいません。私は書いていて気持ちがいいので、極細の筆ペンを使って書いています。
ちなみに、これを使っています。
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筆は集中していないと、文字を整えることができないので思考解除に役立ちオススメです。
また、ノートはいつでも見返すことができるように保存したいと思えるものにしておく方が良いでしょう。今後も幸せワークは書き出す作業を多く取り入れて、幸せに近づいてもらいます。これからの幸せのワークのために新しいものを購入してもらっても良いでしょう。
特に、このような作業が初めてという方は、後になって良い思い出となりますので。今日から新しいノートを使い始めるというのもオススメです。

① 5分間のゆったりした時間が取れる環境

このワークは、感情が揺れ動くことがあっても、安心する場面へ一気に転換するツールを得るものです。

そのため、始める時にあわただしい雰囲気で行ってしまうと、結局その時の感情の上で導かれたツールになってしまい効果が低くなります。

まず必要なのはノートに書き出すだけの5分間のゆったりとした時間です。

朝5分早起きして行うのも良いですし、家族が寝た後の時間を使うのも良いでしょう。

② 最初はあなたがホッとできる時間の過ごし方

書き出しは何分間かけても良いですが、5分の時間でいっぱいという方は3分間にタイマーをセットして書き出しを行ってください。

コーヒーをのむこと

読書をすること

カフェに行く

お散歩をする

写経をする

パンを自分で焼く ・・・など

ここで書くものは、旅行をするなどすぐにできないものでもかまいません。環境がなくても自分がホッとできる好きなこと。これをしっかり思い出しながら書き出してもらえば大丈夫です。

あなたの好きなことって何でしたっけ? そして、どんな感覚を得てホッしますか。

開放感でしょうか、集中できるからでしょうか、想像力をかき立てられるからでしょうか。何でもかまいません。

誰かに見せる必要もないものですので、ちょっと恥ずかしいことも書いてみましょう。

耳かき

コップにストローをさしてブクブク

お風呂に入る

トイレに行く

気分が良くなる行動をただただ、思い出して書いてみてください。さぁ、どうぞ。

 

③特に難易度の低いものをピックアップ

上のワークで、色々な自分の好きなことが再認識できたと思います。

この列挙で出てきたものは、数分前のアナタの好みによるものです。今後も新しい趣味嗜好になることは大いに可能性のあることですので、思い出したときに追加していくと良いですよ。

 

さて、ここからは思考解除ツールを磨いていく作業になります。

たくさんあげたものの中で、すぐに行動できないものも多くあったことでしょう。これについて、より現実的にすぐ実行できるものに進化させていきます。

この進化によって、短時間で確実にホッとできる時間を自分に与えることになります。

 

例えば、「旅行に行く」ということが、ホッとする行動だったとしましょう。これを細分化して、その中からホッとできるポイントを見極めてあげるのです。

  • 旅行雑誌を見てどこへ行くか決める
  • 旅行の予約サイトでプランを選ぶ
  • 自然の中を歩く
  • 海の音を聞く
  • ベッドで読書をする

意外と多くのものに分けることができます。これを繰り返して瞬間達成できる行動にしてあげれば良いのです。

思いついたら、「思考解除ツール」として、ノートに太字で書いてあげましょう。

太字の思考解除ツールを3~5個は準備する

上の方法で短時間で、場所も移動せずに落ち着くことができる行動を5つは準備しておくと安心です。

家にいるときはできても、外出先ではなかなかできないというものもあるでしょうから、どのような環境でも行えるように準備しておく。これが大切です。

歩く、深呼吸をする、目をつぶるなどが瞑想の手法として優れているのは、このような思ったらすぐにその状態ができるという点もあるのかもしれません。

 

まとめ

今回は、思考が暴走していると感じた時にリセットするための「思考解除ツール」を入手してもらいました。

これからワークを進めていきますが、それとは別に生活しているとさまざまな感情や思考を揺さぶる出来事は起こります。

その時に、今回のツールを使って安心の中にいられるようにしてみてくださいね。

きっと、今日のこのワークの結果は一生ものになるはずです。

 

 

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