早速質問ですが、
あなたは今、人生に満足していますか?
改めて聞かれるとうまく答えられないという方は多いのではないかと思います。
そんな方が人生をより心地よく過ごすために、神様と仲良くなると非常にスムーズに物事が進んで不満から解消されていきます。
今回はより神様とうまくつながって、ご利益を最大にするための心構えや行動についてお話していきます。
神様とのつながりが弱い状態の考え方は?
神様とうまく仲良く出来ていない状態にあるときには、考え方や行動がどうしても神様に好かれないものであることが多いです。
①目の前の状態にもがいたり、自分ひとりで何とかしようとする
目の前の状況に振り回されて、極度に不安に陥ったりしていませんでしょうか。
目の前で起こっていることは、当人にとっては大変なことのように感じると思いますがより高い視点で見てみると実は大したことではないものばかり。
現代を生きているとどうしても不安をあおるニュースなどがあり、心を動かされやすい状況にあることは理解できます。
一方で自分の前ではそのようなことは起こっていないし、家庭内で起こっていることも精神状態が不安定なために簡単な何か見落としているに過ぎないんです。
是非周りの協力や助言を得て、簡単だという方の意見を取り入れてみましょう。
②他人の言動をあれは良い、これは悪いとジャッジしてしまっている
今あなたが見て「これ常識でしょう」などと感じてしまうものって、実は人生の積み重ねや教育によって正しいと思い込んでいるものばかり。実は正しいなんてないんですよね。
より広い心をもって、他人は他人の常識で自分の良いと思うように動いているのだと思えば、何でも許せるし、そういうものだと納得できるでしょう。
また、神社好きである方であれば一度くらい
人間は皆、それぞれに神様であると耳にしたことはあるでしょう。
それぞれの生き方をしているだけなんですよね。
例えばあのイザナギでさえ、妻であるイザナミの死の原因を作った子供の神様であるカグヅチを切り殺したりしています。これは、極端な例かもしれませんがそれすら善悪の対象にならないというような境地になることが大切です。
③自分を必要以上に大きく見せようとしている
威張ったり、相手を見下したりと人に上下を見ていませんか?
行動のジャッジと同様に、人も動物もすべての者は平等と考えるのが神様に好かれるコツ。
日本の神様は八百万の神様と呼ばれるとおり、山や川、道に生える草や石ひとつにも神様がいらっしゃいます。自分もそのひとつであると考えると自然とすべての者が愛らしく感じられるようになっていきます。
④他人をコントロールしようとしている
他人のコントロールをしようとしている時も、神様とうまくつながれていない考え方をしています。
この状態にある方は、普段からイライラしてしまっていると思いますが、自分の希望は他の人のやりたいこととは違って当然なんです。
それがたとえ良かれと思って躾(しつけ)を行う親という状況にあっても同じです。子供も自分の常識で無理に行動を制限するなどは、実は不要なことなんです。(さすがに、道路に飛び出すなどの命の危険は教えてあげなければなりませんが)
神様とつながってご利益を受けやすい状態の目安
上で紹介した神様とつながりにくい考え方や行動を手放していくと、徐々に神様とつながっていくことが出来ます。人によってはより神様を身近に感じられるようになってくるんですね。
この状態にある人の特徴をいくつか挙げると、
- どんな人とも同じように接することが出来る
- なんとなく神社に行きたくなる
- 無理に人生を好転させようとしなくなる
- 心が穏やかになる
- 自分を認めることが出来るようになる
どんな状態であろうと、周りに影響を受けにくくなり自然体で過ごすことができるようになります。
人生を良くしていきたいと考えていると思いますが、幸福感が得られた状態になるので何とかしてこの状態を好転させようと焦ることがなくなることもあるんです。なんとなく自分にも自信がついてきますし、それによって他人の言動についてもとやかく言う必要がなくなるんですね。
また、「この神社に行ってみようかな」と神様に呼ばれることも多くなっていきます。神社へもお願いをしに行くという欠乏感から来る参拝ではないために、より挨拶や顔見せという感覚に近くなっていきます。
さいごに
今回は神様のご利益を受け取りやすくするための考え方や行動のイメージをお伝えしました。
とはいえ、最初から一気に変わるというのは簡単にはいかないかもしれません。個人差はありますが、ゆっくりでもそれが必要な時間なのだと割り切っていきましょう。
また、どうしても不安から神頼みしたくなる気持ちもわかります。
そんなときには無理にいろいろな神様を調べて参拝するよりも、住んでいる地域の神社や一ノ宮などからスタートするのも良いですよ。