思考の洪水を認識する「無」の時間【幸せのワーク2日目】

ワーク1日目は無事に行えたでしょうか。

呼吸に意識をすることで、身体が綺麗になったという印象を持ったかた、早くも瞑想の状態に入ることができた方など体感できたことでしょう。

呼吸は「生命」活動そのもの。

私たちが今生きて体験しているすべての基本となる大切なものなのです。あえて30日間のワークでは再び取り上げませんが、毎日どこかのタイミングで実践していくと良いでしょう。

ワーク2日目は人間の思考を意識する

普通に生活をしていると、老後の自分の生活は大丈夫だろうかなど未来のことを考えがち。近い未来でも週末はどこに行こうかなどは、当たり前になっているかもしれません。

ただ、人間が考えていることは慣れていないと、ほとんどが無意識に行われているものなのです。

しかも、この無意識に頭の中をめぐる思考が、結果として不安や恐れなどにつながるというから厄介。

本日のワークは「思考を観察する」を行いましょう。

思考観察のワークの方法

準備するもの
キッチンタイマー(時間の終了を知らせるもの)

今日のワークは非常に簡単です。

タイマーを『7分間』にセットして、時間内目をつむり続けるだけ。

これがどうして幸せにつながるかというと、結局は思考の暴走に自分の感情を持っていかれないようにするためのトレーニングになるからなのです。

先に述べたように、思考の暴走は未来への恐怖へつながります。

老後が心配、夫がリストラされるのが心配、出かけたら感染症にかかるかもしれない、早くしないとピーマンが売り切れるかもしれない。

このような経験していないことのために、現代人はなぜか集中力を奪われてしまっているのです。

7分間の間は思考の暴走をただ眺める

7分間の何もしない時間というのは、日々あくせく働く方や家事に負われている方にとっては、無駄に思えたりすると思います。

もしかしたら、ひどい方は恐怖すら感じるかもしれません。

ただ、ダマされたと思って1度やってみるのです。

発生する恐怖、無駄だと感じている思考。このような考えもすべて無意識に生まれているのです。起こるすべてをただ観察してみましょう。

 

 

では、終わったら続きをお読みください。

 

 

 

思考の暴走を感じられたでしょうか

目をつむって、ただ7分間というのは初めての方にとっては非常に長く感じたことでしょう。

「冷蔵庫の音がうるさいな」

「早くお掃除しないと終わらないよ」

「私なにやってんだろ」

「電源切ったかな」

「あと何分で終わるか、目を開けちゃおっかな」

など、ありとあらゆる何かを聞けたのではないでしょうか。

このような思考は目をつむったときだけ起こっていることではなく、日常生活する上で常に発生しているものなのです。

 

そして、この思考の暴走を意識するとどうなるかというと。

「暴走が止まる」

そう、意識的に観察し続けると、暴走は発生しないのです。

普段、不安などを感じている時、無意識に「○○になったらどうしよう」「○○しなくちゃ」と焦りが頭の中をめぐっているのです。

 

このトレーニングで思考を意識に眺められるという経験ができたのならば、不安で気持ちが暗いとき、怒りで心が落ち着かないときにそれを観察するようにしてみましょう。

不思議なことに、これだけでマイナスの感情から離れることができるのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。意外と難しいと感じる方もいたかもしれませんが、これは実践するということが大切なのです。

ご飯の味を説明しても、誰も正しく言葉にできないのと同じで、体験してこそすべてがわかる仕組み。

 

また、ワーク1日目の呼吸、2日目の思考の意識は「幸せのワーク」の基本の技術となりますので。少しの空き時間があれば、数多く体験を増やして欲しいと思います。

やればやるほど、幸せに近づく(意識はできませんがw)ものですので、いいことあるんだなと思いながらやり続けることをお勧めします。

 

それでは、また3日目の幸せのワークでお会いしましょう。

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