心を穏やかに保つための簡単な習慣【幸せのワーク36日目】

不安や後悔、未来への心配とちょっと時間があるとどうしても、ネガティブな感情に心が囚われてしまう。

こんな時、私たちは不幸感を感じたりと自身を見失いがちです。

ただ、これはちょっと意識する場所を変えるだけ対処できるものなのです。慣れてくると一瞬で心の平安を取り戻すことができるので、自分に合ったやり方をもっておくことをお勧めします。

心を穏やかにする方法

不安や後悔などで心が沈んでしまう時、あるいはいつまでも続く怒りが消えずに困ったときには以下の方法で心の状態を穏やかに戻すことが可能です。

それは、『現在の感覚を研ぎ澄ます』ということ。

現在の感覚というのは、なかなか体感がないと理解できません。まずは、以下を実際に試してみてください。

そして、実践した後でその最中に自分の心の状態がどうだったかを見直してみましょう。すると、実はさっきまであった心の乱れがなかったと気付けると思います。

それでは、今回はちょっとしたすき間時間でもできる、7つの簡単な心の整え方をご紹介します。

呼吸の一部分に注目する

私たちは無意識に呼吸をしていますが、そこに意識を向けるだけで、心は驚くほど静まります。

楽な姿勢で座り、目を閉じます。空気を**「吸う」、そして「吐く」。そのごくわずかな「間(ま)」**に意識を集中させてみてください。この短い瞬間に気づくことで、雑念が消え、心が落ち着くのを感じられるでしょう。

指先の脈拍を感じる

指先に意識を集中させることは、自分自身の存在を再確認し、現実に意識を戻すためのシンプルな方法です。

片方の手のひらを広げて5本の指すべてに、もう片方の指先を合わせます。右手の親指は左手の親指にと、小指まで触れさせてみましょう。そして指先に意識を集中して、微かな脈拍を感じてみてください。

非常に繊細な感覚なため、集中しないと感じない程度の動きです。このような小さい部分に集中することで心が静まり、落ち着きを取り戻せます。

足の裏の感覚をみる

立っているときや歩いているとき、足の裏全体に意識を集中させてみましょう。

普段はあまり意識しない部分、どんな感覚があるかよく観察してみてください。足の裏のどの部分に圧力がかかっているか、地面の凸凹は感じられるかなどを見てあげます。ません。足の裏に意識を向けることで、身体と心がしっかりと地に足がつきます。

この方法は特に地に足をつけるという言葉があるように、安定感が得られやすい方法です。

飲み物の温度を感じる

日常のちょっとした行動も、意識を向けるだけで心を落ち着かせる時間になります。

お茶やコーヒー、水など、何か飲み物を飲むとき、その一口をただ飲むのではなく、五感をフルに使って味わってみましょう。カップから伝わる温度、立ち上る香り、舌の上で感じる味。それらを丁寧に感じ取ることで、飲み物を楽しむだけでなく、心が満たされるのを感じられます。

顔に入った力をゆるめる

私たちは知らず知らずのうちに、顔に力が入っていることがあります。特に、眉間や顎のあたりは緊張しやすい場所です。

鏡を見ながら、あるいは目を閉じて、顔の筋肉を意識的にゆるめてみましょう。眉間のシワを伸ばし、歯と歯の隙間を少し開けるように顎の力を抜きます。顔の緊張が解けるにつれて、心の緊張も一緒にほぐれていくのを感じられるでしょう。

音を探す

日頃はあまり気にしていないと思いますが、実は身の周りでは様々な音が鳴っています。

パソコンの音、遠くを走っている車のエンジン音、鳥のさえずりなど、探してみると案外たくさんの音がある者です。

まずは、今すぐに聞こえている音を探してみましょう。そして、その中でお気に入りの一つを選んで、さらに集中して聴き続けてみてください。

ほんの数分だけでも、心のざわつきが取り除かれてすっきりした気分になります。

鏡を磨く

掃除というのも、心を整える時間に使えます。この方法はお寺のお坊さんが修行に取り入れていて、歴史的にも実績のあるものです。

おすすめは、日ごろ使っている鏡を磨くこと。

ただし、使うのはティッシュペーパー。ティッシュは適度に脱脂されていてガラスを磨くのに適していますが、小さいために綺麗にする部分をよく見て磨き上げることができます。

鏡の表面の汚れをふき取る視覚的な集中、キュッキュッと磨く音、手のひらに伝わる摩擦の感触など注目するポイントが多いために非常に集中しやすいです。

達成感も感じられ、しかも家が綺麗になるという。とてもお得な方法ですね。

まとめ

これらの簡単な習慣を日々の生活に取り入れることで、私たちはいつでも穏やかな心を取り戻すことができます。どれか一つでも、試してみてはいかがでしょうか。

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