神社の鈴の意味って何の意味がある?拝殿や巫女さんも持ってるのはなぜ

神社参拝をすると、神社と言う環境には鈴がたくさんおいてある事がわかります。

今回は神社と鈴の関係についてのお話です。

拝殿についているひも付きの大きな鈴

まず一番大きなものが拝殿の賽銭箱の上にあるひも付きのもの。

お賽銭を入れてから、左右にガラガラと音を鳴らしたことがあることでしょう。

最近では感染症対策として取り外している神社さんも増えていますが、やはり神社の中の代表的な鈴となりますね。

参拝の時に鈴を鳴らすのは、神様にお参りに来たことを知らせるためとされます。もしついている場合には、自分の日頃の感謝を伝えるお参り前にぜひ鳴らしまておきましょう。

また、鈴の音には、邪気をはらって参拝する方をお清めする効果もあります。神社で神様に向かう前には、

  1. 鳥居をくぐる
  2. 川を渡る
  3. 手水舎でお清め
  4. 拝殿で鈴を鳴らす
  5. 拍手を打つ

以上のように、何度にもわたってお清めの効果がある何らかの動きをしていることがわかりますね。

日本一の拝殿の鈴のある神社は?

拝殿の鈴ですが、日本一大きな鈴が置かれている神社をご存知でしょうか。

最も大きいものは鹿児島県の箱崎八幡神社のものだといわれています。

直径はおよそ3.4m、重さは約5トンという重さ。珍しいものですので、近くに遊びに行ったときには参拝してみると良いでしょう。

お守りにも鈴

すべてと言うわけではありませんが、神社で受けることができるお守りにも小さな鈴がついていることがあります。

肌身離さず持ち歩くことになるお守りですから、鈴の音がなる事によってお守りの効果が高くなるのでしょう。音によってお守りが穢れていくのを防止したり、持ち主の周りの空気を清浄にする効果があるものと思われます。

巫女さんが持つ鈴

神社でご祈祷をお願いすると、お参りにあわせて巫女さんが舞を奉納する神社も多くあります。

この時に巫女さんが持っているのも鈴ですね。

この鈴は「神楽鈴」といって小さな鈴がついている、手に持つタイプのものになります。全部で3段になっており、上から3、5、7個の鈴がついている道具になります。

一般の参拝者だけでなく、神様にお仕えする巫女さんも使うことからも鈴に意味があることを把握できると思います。

寒川神社の七五三の期間限定授与品

先日、相模国の一ノ宮である寒川神社に参拝してきました。

10月の初旬だったのですが、秋分のお祭りも終えて神社は七五三の準備が始まっていたのです。そしていつも通りに参拝を終えて帰ろうと思ったとき、授与所にこんなものが置かれていました。

ちょうど先で述べた巫女さんが使っているような鈴の小型版のようなものが授与所に置かれていました。

どうやら七五三期間の期間数量限定のものだったようです。こちらの名前「幸運鈴」。やはり鈴の音は運気に関わるものなのでしょう。

鈴の数も上から3、5、7個になっていました。お部屋で鳴らすと高いリンリンという音が綺麗。

大切に使って行こうと思います。

 

 

 

 

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