年末年始は神社へ参拝する方が多いですね。毎年この季節になると、神社がいかに日本人の生活に欠かせない存在なのかについて気付かされます。
今回はそんな神社の参拝のご利益アップのためのコツをお伝えします。
何か願いを叶えたくて神社参拝をしようと思っている方の参考になればと思います。
何のための神社参拝なのか
あなたが神社参拝に行く理由を考えてみましょう。
人によっては、無事に生活できていることへの感謝だったり、単に気分が良いから参拝するという方もいらっしゃると思います。また、何かお願いして叶えたいという神頼みをするためにご挨拶するというからも多いでしょう。
この願いを叶えたいと思っている方が、お願いを叶いやすくなる方法があるのを知っていますか?これは自分でもいろいろ試した結果なのですが、実は意外な願い方をするのです。それが、
自分以外の人に良いことが起こるようにお祈りする
というものです。
自分のための願いよりも誰かのための祈り
成し遂げたい事、欲しいもの、運気アップなど普通にしているとどうしても自分の願いばかり叶えたいというのが人の性質というもの。ですが、ここはひとまず自分のことはおいておき、誰かの幸せを祈る方が神様からの助けを受け取りやすくなります。
いつも神様にお願いしてはいるものの、やっぱり叶っていないと感じている方には特に効果があり。
ただ、皆さんはじめはこのように感じるのではないでしょうか。
『誰かのためのお願いで、結局自分の願い事が叶わないじゃないか』と。
ですが、考えてみて下さい。他人のためにお願いしている人と、自分の事しか考えていない人がいたときにどちらを先に喜ばせたいと感じますでしょうか。神様は古事記などの神話をみても、ただ優しいだけではなく怒ったり悲しんだりと人と同じ心を持った存在と考える方が自然なのです。
そんな神様たちがお願いごとをされたときに、どうしたらいいかということを考えると他人を思いやる気持ちの強い人のお願いを聞いてあげようという手法に行きつくわけです。
次の参拝は、いつもよりもちょっとだけ周りの方を喜ばせてみましょう。
自分のお願いだけど他人の幸せを願う
ただ、やっぱり自分のお願いも聞いてほしいという方には、以下のようなお願いの方法があります。
実際に自分のお願いごとをしながら、自分以外の人のことも考えたいという時のコツを紹介します。
商売繁盛の場合
自分のビジネスやお仕事をうまくいかせたいと思った時に、これまでは売上が上がりますようにとか成功しますようにとお願いしていたと思います。
ここに他人のことを考えるエッセンスを加えていくのです。例えば、
「私が販売している〇〇を買ってくださったお客様が笑顔で毎日過ごせますように」
のような形。他人が幸せになるために自分のお仕事を利用してもらうような心持ですね。このような形にしておくと、周りへご利益を流しながらまわりまわって自分へも影響するような形。
このような循環を意識してお参りできれば、きっとあなたが本来叶えたかったお願いごともかないやすくなるはずです。
恋愛成就の場合
あの人に振り向いてほしいとか彼氏が欲しいと思うような気持ちの時のお願いの方法もお伝えしておきましょう。
この場合も、自分が幸せになるために彼氏を引き寄せるというのでは、なかなかその状態にはなりにくいです。その場合には「友達の〇〇ちゃんに彼氏ができますように」や「彼の毎日が楽しくなりますように」のようにお願いするといいです。
一番近くの友達が幸せになれば、次はあなたの番。これは友達グループによって彼氏がいつもいるところと、逆にフリーが集まってしまうグループがあることからも理解しやすいでしょう。出会いというのは、予測できるようなものではありません。友達きっかけという場合も十分あり得るのです。
まとめ
今回はどうしても叶えたいことがあるから神社へお願いに行くという方へ向けて、よりご利益を受けるためのコツをお伝えしました。
良いお願いの仕方として「決意表明」や「対価となることの意志表示」なども間違いなく効果を大きくする方法。この願掛けができるかたはその方法で大丈夫です。
上で紹介した他人の喜びを祈るという方法は、いつも自分のお願いごとを強く発してしまう方に特に有効な方法。なかなか神様が叶えてくれないと感じている方は是非試してみてください。