引き寄せの法則、一時期はやっていましたね。
この名前を聞くと、「なんだか怪しい」と感じる方は少なくないかもしれません。
今回は迷信と一蹴されがちなこの現象を否定する理由について、考えてみます。
なぜ迷信と感じてしまうの?
「引き寄せ」という言葉に拒絶反応を示したり、単なる迷信だと感じたりする人たちの裏側には、実はとても論理的で健全な「警戒心」や「思考の癖」が存在しています。
再現性を求めている
科学的な見方をする人は、誰がいつやっても同じ結果になるかという再現性を重視します。
「願えば叶う」と言われても、叶う人もいれば叶わない人もいると感じる。すると、この話はデータとして信用できないと結論付けてしまいます。
自己防衛が働いている
引き寄せの法則をスピリチュアルな言葉と認識していると、騙されないかなという恐怖から防衛する気持ちがはたらくことがあります。
時に高額な商材ビジネスや「病気になったのも本人のマインドのせい」といった極端な自己責任論と結びつけられることがあるきっかけになりそうという不安ですね。
根拠が感じられない以上、強い防衛本能が働くのは、ごく自然な反応です。
「棚からぼた餅」への不信感があるから
「願うだけで現実が変わる」という最近流行っていた時期があり、あり得ないと感じている場合があります。
努力や行動をせずに都合よく成果だけを欲しがっているように見えてしまい、現実主義的な価値観を持つ人ほど強い違和感を抱くでしょう。実は私も積極的な行動が現実を変えると思っているひとりです。
このように、信じられないと言っている人たちは「論理的な正しさ」や「自分を守ること」を大切にしているからこそ、迷信だと判断していると言えます。
迷信と感じている人が見落としているもの
しかし、「科学的ではないから」と一言で片付けてしまうと、そこにある「本質的な人間の仕組み」まで捨て去ってしまうことになります。
「引き寄せ」という言葉を一度脇に置き、人間の脳や行動のメカニズムとして捉え直してみると、実はとても現実的な現象が起きていることが分かります。
脳が認識するものが変わる
人の脳は、毎日膨大な情報の中から「自分に関心のある情報」だけを無意識に拾い上げています。
思考の向きを変えると、今まで風景の一部として見落としていた物事が、急に目に入るようになります。
行動のハードルが下がる
自分は「こうなりたい」と意識することで、「どうせ無理」「後回しにしよう」という心のブレーキが外れやすくなります。その結果、第一歩を踏み出す回数が増え、物理的に望む結果へ近づいていくのです。
つまり、「奇跡的に外から運ばれてくる」のではなく、「自分の認知と行動が変わったことで、自らその現実に辿り着いている(=現実化している)」という状態です。
現実を動かすための考え方
引き寄せの法則が怪しい人たちの宗教っぽい考え方と敬遠する必要はないかなと感じます。
確かにそれでうまくいっている人がいるから、こうも多くの書籍や情報があるのかもしれないと感じてみても良いでしょう。実際にやってみても、お金がかかるものでもないですし、叶ったら儲けものでしょう。
大切なのは、「自分の行動を最適化するための優れたツール」だと気付いて一度使ってみることなのだと思います。
自分の行動を動かすきっかけ
願っていれば降ってくると待つものではありません。
まずは自分のなりたい姿や夢を叶えるために必要は何かを意識するきっかけにすると良いでしょう。自分の意識のアンテナを張り直すことで、気付きと行動を起こしやすくなります。
ふと感じたことをメモする
自分の欲しい未来や大切なことに気づいたら、すぐにメモしてみる。
多くのアーティストなども実施していることですが、インスピレーションは瞬間にだけ現れるものです。
ノートにどんどんメモしていきましょう。小さなアウトプットですが、これが現実を動かすことにつながっていきます。
おわりに
「今日が一番若い」という言葉があるように、私たちが選択し、動かすことができるのは常に今だけ。
迷信だと切り捨てて何も叶えられないのであれば、信じなくても行動する方が夢に一歩近づきます。それが直接的ではないかもしれませんが、人生にまだ見ぬ現実を見せてくれるのは間違いないでしょう。
客観的な視点を保ちつつも、自分の認知をうまくコントロールして人生を少し楽しい方向へ運んでみましょう。