日々過ごしている中で、対人関係でストレスになるのが他人への不満だったりします。
もっと〇〇してくれたらいいのに
と思うことは誰しも経験があることでしょう。そして、この手のストレスをいかに少なくすることができるかどうか。これが気持ちのいい人生になるかを決めると言ってもいいと思うのです。
今回はこの他人に対する不満への対処方法をお伝えします。
嫌なことをされるとしたら?
人間関係において、自分が苦手な人というものがいたりします。自分が相手に対してもっている好意よりも距離が近い時にこの苦手意識というものが出てきますよね。
親子関係だったり、職場であったり。このような場合において、相手がいつも自分にたいして嫌なことをしてくるとしたら、その対策はシンプル。
できるだけその人との距離を広げてください
学校や会社、家など完全には関わりをなくすというのは難しいかもしれません。ですが、相手との距離をしっかり保てれば痛みを感じる機会は確実に減るのです。
最終的にはその方々との関係を良好にできるのですが、まずは離れて落ち着きを取り戻すことが大切なのです。
もっと〇〇して欲しいのに
そして、より近い関係で起こりやすいのが、冒頭でもお話した「〇〇してほしいのにしてくれない」という思いです。
仲がいいからこそ感じる、理解して欲しいという気持ち。これが相手にもっと求めてしまうという感情になったときに出てくる不満になります。
この感情の原因。それは『相手への依存心』だとまずは気づきましょう。
実はもっとこうして欲しいという感情は、どうでもいい人には絶対に起こらないものなのです。あきらめきれないほどに大切な人だからこそであるというところに気付くことで、少しだけですが心が楽になると思います。
相手に依存するということは
相手にこれをして欲しいということを考えてみると、実は「相手を思いどおりにしたい」「自分だけよければいい」という気持ちが少なからずあるということも知っておいてください。
他人がどれだけ自分のわがままを聞いてくれるかで、相手の愛情を判断しようとしているのです。
そのような気持ちはないかもしれませんが、結局は支配したいという気持ちなのです。
このようなストレスは自分が作っているもので、相手が優しくないわけではないと気付いてあげましょう。
自分が思い通りにしたいのと同じように、相手もその人自身のことを大切にしたいのです。
愛情の形を相手が自分をどれだけ愛しているかを判断するのに使わずに、相手にどれだけ喜びを与えられるかという視点でみれるようになるとこのストレスはあっという間に消えてしまいます。
相手の望むことをする時の注意点
相手に喜びを与えることで自分にも幸せがやってくるものですが、この時に注意しておいてほしいことがあります。
それは、自分が犠牲になっているとか自分だけが我慢しているという感情がないことを確認して行動することです。
相手に喜びを与えようとするときに、自分が無理をしなければいけないと思い込んでいるとどうしてもこのような感情が生まれてしまいます。
これも繰り返しているとストレスになってしまうので、自分が好きなことで相手も喜ぶ事をやっていればいいのです。
それがたとえ小さなことだとしても、十分に喜びを感じられるはず。
相手もあなたが楽しそうな表情をしていることが嬉しいもの。是非このバランスをとりながら人間関係について考えてみてくださいね。