仕事場でいつも嫌味を言われてツラいという方が結構いるようで、相談を受けることがあります。
毎日楽しく働きたいのに、なかなか大変ですよね。
そんなときには、ちょっと自分の考え方を変えてあげると、不思議と世界が変化していくのです。他人を教育するよりも圧倒的に簡単なので是非試してみてください。
嫌味を言われているときの考え方
嫌味を言われて、イライラしたり落ち込んでいるときには、あなたが今もっている固定観念をしっかり意識するのが大切です。
まず、感じて欲しいのはあなたが嫌味を言ってくると感じている相手に対する思いです。
同じことを好きなことに言われたら?
あなたが尊敬している方、好きな人に同じことを言われたらどのように感じるのか考えてみましょう。きっと”確かにそうだ”と納得できる部分があるのではないでしょうか。
普段嫌味を言ってくるあの人の場合は、「あなたに言われたくないわ」と反発していてもです。誰に言われるのかがかなり重要なことであるのです。
肯定的に助言をとらえられるとき、あなたの前に立っている方は信頼できる人。イラっと心が動いてしまう時には、心のどこかで相手を見下していたり、軽蔑していたりする人なのです。
つまり、『他人を見下すから誰かから見下される』。このことをしっかり心においておかなければならないのです。
他人のアドバイスに嫌味を感じないようにするためには、あなたの中にある上下優劣や善悪などを減らせば良いということ。フラットな状態に戻すことからはじめましょう。
最も簡単なのが「おかげ様」の気持ち
誰かに注意やアドバイスを受けたとき、どうしても今の自分を守りたくなって反発する気持ちがでてくるでしょう。ですが、ネガティブな感情に流れてしまっては、あなたの心が可哀想。
言ってくれた相手もそうかもしれませんが、寂しい気持ちになっているのはあなたが一番ツラいのです。
「理解されていないんだ」
「頑張りを見れないなんて愚かだ」
など考えず、おかげ様でさらに成長できると思うようにしましょう。
この考え方の矯正は意味がないように感じるかもしれませんが効果は絶大。クセでネガティブにとらえても、即座に「ありがたい」と思わなければなりません。最初は嘘くさいと思いながらでも続けるようにしましょう。
この方法は決意によって考え方が変わり、その結果嫌味を言う人は人生からいなくなりますよ。