みなさん、嬉しいときに喜んでいることを表現していますか。しっかりと感情を味わっていますか。
自分で上手くいっていないと感じているとき、ちょっといいことがあっても「これは偶然だ」「どうせまたツイてないことも起こるに違いない」と心のどこかで喜ぶのをためらう気持ちもあるでしょう。
実は、嬉しいときにしっかりと、喜びの感情を味わうことが幸福度をアップさせるのにはとても重要なことなのです。
今回のワークは、しっかりと喜べる土台を作るためのツールになります。
喜びの表現方法を自分で決定する
自分が喜んでいるときに、必ずやることを決めていきましょう。まずは、一般的な喜びの表現方法の例を挙げてみます。
決まった声を出す
良かったことがあったとき、掛け声を出して
たとえば、以下のようなものがあります。
- よっしゃー!
- やったー!
- うーんっ!
- うっし!
- わーい!
- さいっこう!
もちろん他にも自分の中でしっくりくるものがあればそれを採用してください。この発生はアスリートもやっていますよね。あれはただ興奮しているだけではなく、自分のコンディションを上げるためのノウハウでもあるのです。
ガッツポーズor万歳
手を上げる、拳を突き上げるという行為も、喜びの表現として非常に優秀。
嬉しいときに行うしぐさを決めるのも効果が高いです。
背筋を伸ばしたり、身体を広げたりという拡大を想像できるポーズが適しています。
手をたたく
ガッツポーズなども良いですが、手をたたくという動きは手への刺激や音など五感の多くで感じられるのでおすすめです。
幸せなら手をたたこうと昔の方が歌を作ってくれていますが、これは非常に重要なことなのです。あの歌にある足を踏み鳴らすというのも同様に良いですね。
最近いやなことばかり起こっている気がするとか、仕事で失敗をしたり、失恋中の方など生きているとストレスがあったり辛いと感じる出来事が起こります。 これはどれだけ心が成長しても程度に差こそあれ、なくなるものではありません。 そんな状[…]
嬉しいときの行動を作る
嬉しいことが起こったとき、売り上げが1件でも出たとき、誰かを喜ばせることに成功したときなど、良かったときの感情を盛り上げるような行動を専用に準備するのも良いです。
たとえば、上の写真のようなコンパクトタイプのくす玉なんて、おめでたい雰囲気で気分を盛り上げやすいアイテムといえるでしょう。
他にも音の出る楽器などを準備しておいて、気分を上げたいときにジャ~ンと鳴らすのもありです。
自分の喜びのポーズを決定する
上で紹介したものを例に、自分が一番幸せや嬉しい気持ちを表現できると思うものを作ってみましょう。
ガッツポーズをしながら、「よっしゃー!」でも良いですし、飛び跳ねながら万歳をするのも良いでしょう。
これまで喜びの表現がなかった人は、この機会にしっかりと決めていきましょう。
【やること】
自分の嬉しいときの表現を決めて、ノートに書く
実際に喜びのポーズをやってみる
せっかく決めた表現をここで、やってみましょう。
嬉しいことがないんですけど…、というのは理解しています。ですが、ここで本当にやってみることが大切なのです。
嬉しいことが起こってはじめて、喜びのポーズをするのが一番幸福度が高いのは間違いありません。ですが、嬉しいことが起こる前に嬉しいときのポーズをすることで、気分が上がる効果があります。
また、これまで感情を押さえ込むように無意識にしてしまっている方は結構多いです。しっかりと練習しておくことで、いざ本当にいいことが起こったときに感情を爆発させやすくなるのです。
まとめ
今回は幸せのワークとして、いいことがあったときの表現を決めて実行するということを試してもらいました。
嬉しいときに目いっぱい、幸せの感情を味わうためのツールとして使ってください。
また、いまひとつ気分が上がらないときには、同じ動きを先行して行うことでなぜか気分の状態が改善されるのを感じられるでしょう。
クセ付けができるように、小さなウキウキの場面でも恥ずかしがらずに大げさに表現していくようにしましょう。