子育て中の私、子供の持ってくる玩具やお菓子に描かれているアンパンマン。
自分が小学生の時には存在していたことを記憶しているので、すでにすごく長く愛されているアニメであり、キャラクターですね。
今回はこのアニメの重要なキャラクター「バイキンマン」の笑い方について。
『なぜ「はひふへほ」なのか』
これについて考えてみたいと思います。
バイキンマンが「はひふへほ」と言う理由
結論から申し上げますと、おそらく「はひふへほ」が笑顔の音だからだと考えます。
「は」は明朗に「ははは」
「ひ」はちょっといたずら風に「ひひひ」
「ふ」は控え目な彼女の「ふふふ」
「へ」はちょっと照れて「へへへ」
「ほ」は上品に「ほほほ」
とすべて笑い声につながるのです。
子供の頃からの印象で、バイキンマンはいつもいたずらばかりする悪役。ですが、落ち着いて見てみるとバイキンマンは大抵の場合笑っているのです。
家にあるおもちゃを見ても、きっとバイキンマンは笑っているはずなのです。
アンパンマンのアニメは好き?
実は私、子供にアンパンマンは特に勧めていなかったのです。どうしても、パンチを一発で悪を撃退するイメージが強くて、力で解決するのやめようよと。
子供たちがいずれ自分で見たいと思ったときには見せてあげようとは思っていますが、知りたいと思うまでは必要性がないなと。
ただ、バイキンマンと言うキャラクターが何を思っているのかは、子供だけではなく大人までも学ぶことがおおいなと感じるのです。
望みに真っ直ぐなバイキンマン。もちろん選択している手法は他人に迷惑をかけたり、悲しませたりするのはいただけません。
ただ、周りの目を気にして、自分の好みすら言えない方が増えている現代。バイキンマンの笑顔で自分の夢や目標のために努力を惜しまない姿は、どこか取り入れるべき態度があるような気がしてならないのです。
正義感が強すぎると怒りがうまれる
日常生活を送るにあたって、必要最小限のモラルやマナーというのは必要です。自分がやりたいことと、周りが喜ぶことが一致すればこれほど素敵なことはありません。
ただ、社会の常識やあなたの固定観念から出るルールを大切にしすぎると、かえって心が乱されるということを知っておくと良いでしょう。
アンパンマンは正義感の象徴として描かれます。バイキンマンやドキンちゃんがわがままを見せたときの表情を思い出してみてください。
その姿は確実に怒りを含んだものになっているのです。
怒りを持っている状態は、心が穏やかである平和とは間逆。つまり、正義感が大きすぎると、かえって幸せから遠ざかってしまうのです。
ですので、正義感は持っていても他人に対して行使しようとしない。これがとても大切です。
自分だけは気分の良い行動をしようと思う程度にする方が幸福度は高くなりますよ。