新しい年になったことで、神様に一年の無事をお祈りする初詣。
正月三が日に参拝するとなると、人気の神社は人・ヒト・ひと。一年で一番の混雑を体験するのがこの日という方も多いことでしょう。
日ごろから神社に参拝している方は、こんなに大人数で初詣はご利益があるのだろうかと疑問に感じることもあるかもしれません。今回は、混雑する神社でご利益を最大に得るための方法についてお伝えします。
お正月の神社は一年で一番混雑するもの
お正月の神社はとにかく混雑するのが当たり前。特に人気の神社などは、一年に一度の神社参拝をする方もやってくるものです。
このような混雑する神社に初詣をするときに、やると良い参拝の心得があるのです。
焦らない
周りの人をかき分けて、拝殿に到達しようとしたりするのはNGです。
自分以外の方の働きで世の中が回っていると考えれば、むしろ他の人を先にお参りしてもらう位の心持ちでちょうど良いくらいです。
神様はずっとお社にいらっしゃいます。焦らずに自分を客観的に眺めて美しい心の持ち主だと感じられるくらいの行動をしましょう。
大きな声で話さない
神社の参道は神様の通り道と考えられています。人が多くやってきているとはいっても、本来は厳かな信仰の場所なのです。
大きな声でしゃべったり、怒鳴ったりをするのはよくありません。
並んでいても、周りが騒がしくても神様の前に立っているという意識を忘れずにいることが大切です。
いつもの作法にとらわれすぎない
神社にある程度慣れていると、手水舎でのお清めや先に参拝する場所などのご自身で気持ちのいい作法というものが出来上がっていると思います。
ただ、混雑している神社の時には、あまり自分の決まったやり方にこだわらないほうが良いです。
流れを無理やりに押し分けて参拝したり、他の方に危険になる可能性がある動きをするのはやめておきましょう。思いやりですね。
とはいえ、作法が気になるという方。そのような場合には空いている早朝など、人混みを時間で避けて行うのが良いです。
大切なのは並んでいるときの考え方
混雑する初詣の神社でもっとも大切なのは、むしろ並んでいるときの考え方になります。
ご利益を最大にしたい方は、昨年一年間に嬉しかったことを思い出して、すべてに感謝をしていきましょう。
寒い中並んでいると、どうしてもイライラしてしまう人が多いでしょうが、神様へのありがとうの気持ちを間でずっと考えていることが重要。それだけでも、新しい年に同じかそれ以上の嬉しかったことが起こりやすくなります。
願い事がある場合でも、今参拝ができているのは前の年の行いにあったと考えておくことが大切なのです。
初詣のお参りで手をあわせて何をいのる?
初詣で拝殿にやってきていざお参り。
二礼二拍手と手を合わせた後に何を祈ればよいのでしょうか。一般的には「○○になりますように」と自分の願い事を伝えたり、感謝を述べたりするでしょう。
私がおすすめするのは、「決意表明」です。
一年で一番初めのお参りになるのですから、いつもとはちょっと違ったものでも良いでしょう。
のように、神様だけの力だけでなく自分から積極的に願いを手繰り寄せるようなものが良いです。
夢をかなえやすい参拝の方法でもありますので、一年でしっかりと叶えたいことがある方は同様に試してみてください。
まとめ
今回はお正月の混雑する神社参拝でもしっかりとご利益を得るためのコツをお伝えしました。
混んでいても、新年であっても神社というのは神聖な場所であるということをしっかりと意識してお参りすると良いのです。
実際に試してもらえると、例年の初詣よりもすがすがしい気持ちが味わえるはず。是非試してみてください。