待乳山聖天のおみくじ解読・解説【11〜20番】

待乳山聖天(東京・浅草)は浅草寺のすぐそば、隅田川沿いの小高い丘の上に鎮まるお寺。待乳山聖天の読み方は「まつちやましょうでん」というお寺。

正式名称は本龍院。創建はなんと飛鳥時代の595年で、浅草寺の子院のひとつとして、1400年以上の歴史を持っています。

待乳山聖天は読めない!?

こちらのおみくじは、「読みにくい」として有名です。

使われているのは「元三大師みくじ(元三大師百籤)」。五言四句の漢詩で運勢が記されており、現代語とは違う表現が多く、引いたはいいけれど意味がよくわからないという方がとても多いのです。

しかも個別の運勢についても、文字が崩してあって、慣れていないと日本人でも読みとれないかもしれません。

このページでは、漢詩を読み仮名つきで掲載し、できるだけわかりやすい現代語に解読してお伝えします。

 

待乳山聖天おみくじの意味解説・解読

11番 大吉

有禄興家業(ゆうろくかきょうをおこし)
文華達帝都(ぶんかていとにたっし)
雲中乗好箭(うんちゅうこうせんにじょうず)
兼得貴人扶(かねてきにんのたすけをう)

「鶴は深い谷底で鳴いても、その声は天に届く」というように、賢い人は身を隠していても、その名声は広く世間に知れ渡るもの。このおみくじを引いた方は、まさにそのような存在です。
ただし、目標のない状態では、虚空に矢を放ったときのように失速してしまいます。信心を忘れず誠実に行動していれば、目上の方からの強い後押しを得られるでしょう。

12番 大吉

楊柳遇春時(ようりゅうはるのときにあい)
残花発旧枝(ざんかきゅうしにはっす)
重重霜雪裡(ちょうちょうそうせつのうちに)
黄金色更輝(おうごんいろさらにかがやく)

冬に枯れた柳が春に再び芽を吹くように、これまでの苦労や試練は消え去っていくでしょう。厳しい霜雪の中でも金色に輝くように、高い名声を得ることができます。
草木が春に花を咲かせ実をつけるように、立身出世のチャンスがやってきています。

 

13番 大吉

手把太陽輝(てにたいようのひかりをとって)
東君発旧枝(とうくんきゅうしにはっす)
稼苗方欲秀(かびょうまさにひいでんとほっし)
猶更上雲梯(なおさらにうんていにのぼる)

自ら手を伸ばして太陽の光を握るように、春の力が枯れ枝にも花を開かせます。稲の苗がぐんぐんと天へ向かって伸びていくような勢い——その勢いは雲にまで届くほどです。

立身出世については思い通りになる時期です。ただし、驕りが生じると足元をすくわれることもあります。誠実な姿勢を忘れずに。

 

14番 末吉

玉石未分時(せきぎょくいまだわかたざるとき)
憂心転更悲(ゆうしんうたゝさらにかなしむ)
前途通大道(ぜんとだいどうにつうず)
花発応残枝(はなひらいてざんしにおうず)

宝石と石ころの見分けがつかないうちは、心配が重なり悲しみも増すばかり。しかし、前途には大きな道が開けており、枯れ枝にもやがて花が開くように、苦労の後には必ず幸せがやってきます。

山を掘って金が出てくるように、最初の苦労を乗り越えた先に大きな幸せが待っています。軽率な行動は後悔のもと。じっくりと考えて進みましょう。

 

15番 凶

年乖数亦孤(としそむいてすうまたこなり)
久病未能蘇(きゅうびょういまだそするあたわず)
岸危舟未発(きしあやうくしてふねいまだはっせず)
竜臥失明珠(りゅうがしてめいしゅをうしなう)

年回りが悪く、長患いもなかなか回復しない。危うい岸辺に舟を留めたまま出発もできず、龍が宝珠を失ってしまったような状態です。
宝を積んだ船が転覆するように、困難が重なる時期です。信心を深め、穏やかに時を待ちましょう。

 

16番 吉

欲政重成望(まつりごとほっして重ねてのぞみをなす)
前途喜亦寧(ぜんとよろこびにしてまたやすし)
貴人相助処(きにんあいたすくるところ)
禄馬照前程(ろくばぜんていをてらす)

世のためを思い、正義感をもって行動すれば、個人的な願望も同時に満たされていきます。前途は喜びにあふれ安定しており、目上の方の助けも得られて、財産と地位の両方が手に入るでしょう。
心の持ち方が正しければ出世の時期を得ます。逆に心のあり方が悪い場合は、隠れていた問題が表に出てくる兆しでもあります。

 

17番 凶

怪異防憂悩(あやしみことにしてゆうのうをふせがば)
人宅見分離(にんたくぶんりをみる)
惜花還値雨(はなをおしんでかえってあめにあう)
杯酒惹閑非(はいしゅかんぴをひく)

不思議な出来事が続き、気苦労が絶えない時期です。家の中や人間関係でも分離・別れが生じやすい。大切にしようとした花が雨に打たれるように、よかれと思った行動が裏目に出ることもあります。
何事も控えめにして良い時期です。無理に事を進めれば、もがき苦しむことになりかねません。

 

18番 吉

離暗出明時(あんをはなれめいにいずるとき)
麻衣変緑衣(まえりょくえにへんず)
旧憂終是退(きゅうゆうついにこれしりぞく)
遇禄応交輝(ろくにおうてまさにこうきすべし)

今まで暗くみじめだった境遇を脱して、ようやく運が向いてきた時期です。庶民の粗末な衣が貴人の緑衣に変わるように、これまでの心配ごとが消え、財を得て影響力のある方々とも交わるようになるでしょう。
何事も古いものを手放して新しいものを取り入れるようにすると良い時期です。

 

19番 凶

家道生荊棘(かどうけいきょくをしょうず)
兒孫防虎威(じそんこいをふせぐ)
香前祈福厚(こうぜんにふくをきばつにいのる)
方得免分離(まさにぶんりをまぬかれることをう)

家の中や身近なところに、トラブルや障害が生じやすい時期です。後継者や年下の者が外からの強い脅威にさらされないよう注意が必要です。
厚く祈りを捧げ、謙虚に徳を積むことで、大切な人との別れや、築いてきたものが壊れることを免れることができるでしょう。

 

20番 吉

月出漸分明(つきいでてようやくぶんめいなり)
家財毎毎興(かざいごとごとにおこる)
何言先有満(なんぞいわんさきにみつることあり)
更変立功名(さらにへんじてこうみょうをたつ)

月が出てだんだんと明るくなるように、家の財産もますます繁栄していきます。少し停滞することがあっても、すぐに状況は変わり、功名を立てる方向へと進んでいくでしょう。

暗い状況より明るい兆しのある時期です。言動に気をつけながら、誠実に前進しましょう。

待乳山聖天ってどんなお寺?

ご本尊は大聖歓喜天(聖天様)。身体健全・夫婦和合・商売繁盛のご利益で知られ、古くから庶民に親しまれてきた神様です。

境内のあちこちに「大根」と「巾着」のモチーフが描かれているのが特徴的なお寺。大根は夫婦和合・無病息災、巾着は商売繁盛を表しているそうです。

参拝の際に大根をお供えするのも、このお寺ならではの習わしです。毎年1月7日には「大根まつり」が開かれ、聖天様にお供えされた大根で作った風呂吹き大根が振る舞われます。

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