悩みごとを手放す方法はいろいろあって苦しい人ほどさまざまな方法を試されていると思います。
自分に合った方法が見つかるとよりそってくれる味方が現れたように心が強くなった気がするでしょう。
捨てられない想いのこもったものや忘れたい恋人との思い出の品々つらい気持ちを書きつらねた日記などに「火を点けて焼く」なんて方法が代表格ですが、近年では庭先で火を使うのはほとんどの場合違法行為になり、部屋で煙が上がれば敏感な煙感知機が作動して警報が鳴り実践が難しい世の中に。
悩みの種やツラい気持ちを炎の力で物理的に目の前から消す方法は有効だと解っているのに残念ながらお手軽に選択できなくなってしまいました。そこで炎に変わり安全で簡単にできるお悩みの物理的な消滅法をご提案します。
悩みを書きだそう
ツラい・悲しい・苦しい・腹立たしい・許せないなど悩みといってもいろいろですし、理由も1つではなくたくさんのことが絡み合い混ざり合って心を乱します。
声にするのもむずかしく人にも相談できないときは、まずあなたを悩ませるものを吐き出すように紙に書きだすことをオススメします。
紙はなんでもかまいませんし筆記用具は使い慣れたものでOK。誰かに見せるわけではないのできれいな文字で書かなくても大丈夫。支離滅裂でも汚い言葉使いでも全く気にせず書きなぐってみましょう。思いつくままに書いているうちにスッキリなんて人もいる可能性もあります。
書く作業には心に抱えたモヤモヤを外に吐き出させる効果があり言えなかったことが言えたような開放的な感覚を持つ人も多いのです。
書いてもスッキリしないという人も当然いるでしょうから、ここから物理的に消す作業に入っていきます。書いたら悩みが減ったという方もせっかく吐き出した言葉なので戻ってこないようにしっかりと消し去っていきましょう。
目の前から物理的に悩みの言葉を消す
炎で悩みを浄化するとき目の前のものが消えていく様子を見て爽快感とともに気持ちが軽くなります。今回ご紹介するのは消す作業が爽快になる道具を使った方法です。
道具を使うなんて面倒くさいなんて思うのは勿体ない。
道具を探す作業も過程のひとつ。意外といい文房具があるんですよ。
消し去ってやるぞと意気込んでときには楽しみながら選んでください。使った紙と筆記用具、書き方によってオススメの消し方をご紹介。自分に合った道具を探して悩みを消していきましょう。
消し方① 巨大消しゴムで消す
身近にあったノートや書類に使われるA4用紙などに鉛筆やシャープペンで書きなぐった人にオススメなのはウソみたいにごっそり消せる「巨大消しゴム」です。小さい消しゴムでちまちま擦るなんてつまらない。
通常の消しゴムの数倍というものから100倍越え重さ2kgというものまでありますし硬め柔らかめお馴染みのメーカーから輸入品まで選び放題です。
あなたの選んだ大きな消しゴムで悩みの詰まった文字を消して消して消しまくってください。
消し方② 超極太ペンで消す
身近な紙にインクのペン書いてしまった、消しゴムで消せないという方には塗りつぶして消す方法がオススメです。
使う道具は「超極太ペン」。文字を書くわけではなく塗りつぶすだけなので持ちにくさなど気にせずに極太のものを選びましょう。多くの筆記具メーカーからたくさんの色が販売されています。
一般的に使われるボールペンの太さがが0.5㎜サインペンで1.2㎜程度ですが超極太ペンの最大線幅は20㎜近くあります。選んだペンが油性なら強力過ぎて裏移りしますから塗りつぶす作業は下に新聞紙などを敷いて万全の準備で決行して下さい。
消し方③ 個人情報保護スタンプ
大きな紙にかなり太めのペンで書いたのでペンで塗りつぶすのは大変そうという方、諦めないでください。
最近は書いてある文字を見えなくするためのスタンプがあります。本来の使用目的と違いますが「個人情報保護スタンプ」をオススメします。
ほとんどの個人情報保護スタンプはインク内臓ですから力もいらずポンポン押すことが出来ます。スタンプされる模様もいろいろなので好きなデザインを選べば自分の好みの模様で悩みの種が塗りつぶされどんどん読めなくなっていきますよ。
消し方④ シュレッダーハサミ
わき出す気持ちを思いつくまま書いていったら紙が真っ黒になっていて何を書いたかわからないという方もいますよね。強い感情のつまった紙ですから細かく刻んでしまいましょう。普通のハサミで切るのでは爽快感が足りませんから一気に刻める「シュレッダーハサミ」がオススメ。
個人情報保護の観点から何でも細かく刻んで捨てる時代。家庭でも会社のシュレッダーのように書類などを手軽に細切りにできるよう開発されたハサミです。3連刃から7連刃まで種類も豊富。一度切れ味を覚えたら次々と切りたくてウズウズするような爽快感。消し方①~③で残った紙も爽快に消したいという方にもプラスしてほしい。小さく刻んだ破片は袋にまとめてゴミ捨て場にポイ。
誰にも読まれることなく悩みの言葉を捨てることが出来ます。
まとめ
あなたの味方になってくれるような解消法は見つかったでしょうか。コツが解ると自分に合った書き方や道具を探せるようになります。悩みの大きさや中身によっても効果のある方法が違いますから、ひとつの方法がダメでもあきらめずいろいろ試してみて下さい。きっとツラい気持ちを手放せる方法が見つかりますよ。
道具を使わず悩みを解消する方法をご紹介した記事もありますので、あわせて読んでみて下さい。
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