世の中には現実を自分の思い通りにする技術に関する情報が多くあります。
「○〇を始めてから、人生が少しずつ好転した」「願いごとが叶いやすくなった」などの経験談がありますね。
一見すると、スピリチュアルな世界の話で、奇跡のように感じるかもしれませんが、実はこの現象は脳科学や心理学でも知られた根拠があるのです。今回は、現実的な理由についてご紹介します。
【理論編】夢が現実になる脳と心のメカニズム
夢が叶うということについて、そのメカニズムを解説します。以下が主な要素となります。
脳の可塑性:思考が脳回路を変える
人の脳は「考える内容」によって変わっていくという性質があります。
「こんなふうに生きたい」と繰り返しイメージすると、それに対応する神経ネットワークが強化され、現実の選択や行動が変わり始めます。
レイキを活用することで、そのイメージング状態に入りやすくなり、脳の再構築を促進できるのです。
RAS(情報のフィルター):脳は重要なものしか見ない
夢を具体的に意識すると、RAS(網様体賦活系)が意識した対象に関する情報をオートマチックで見つけるようになります。
- 妊婦さんになると、街に妊婦さんばかりが見える
- 飼いたい犬種を決めた途端、その犬をよく見かける
- 引っ越しを考え出すと、物件の広告が気になる
- 夢や目標を持った瞬間、必要な情報がどんどん入ってくる
このような経験は誰もが経験することがあると思います。これらは単なる偶然ではなく、脳の自動選別による現象になります。
【実践編】現実創造を加速させる方法
現実を作るような感覚は誰しもが得られるものなのですが、心のどこかに常識外を信じられないという気持ちがあるとそちらが強調されて感じられます。
ここでは実践編として、まずは心の状態をリラックスした状態にしてから、現実創造を進めることを考えます。
STEP1 瞑想
まずは静かな時間をとって、脳に溜まっている日々やらなければならないことや、「現実化しなかったらどうしよう」といった思考を落としていく作業です。これには、深い呼吸と瞑想が便利です。
座ったり、あおむけになったりとリラックスできる姿勢で目をつむり、数分間呼吸に意識しながら瞑想に入ります。
STEP2 「理想の未来」を思い描いて感情を動かす
瞑想で頭の中が落ち着いたら、いよいよ現実化のための行動に移ります。
今日の1日が終わったときの様子や、ちょっと先の未来がこうなっていたらいいよなというイメージを作ってください。
その時に、「すでに叶った」と想像の中で、感情が喜びになるくらい具体的である必要があります。日本語でいうと「ありがたいなぁ」だと思います。
喜びと感謝が混ざったような感覚があれば、それをなるべく維持しましょう。感覚的には30秒でもその状態になれば十分です。
実はこの喜びの状態がRASと潜在意識に働きかけて、現実の中での行動・発見を導くのに使えるのです。夢が叶っているように感じるというのが、夢を叶える大切な一歩。実際にやってみると、不足や不満が出てきがちな夢を描くワークとの違いを感じられると思います。
どうすればもっと脳の認識を強化できるの?
夢を現実化するための理想の未来を創造するための方法にはいくつかあります。これは個人差があるので一番気分が、「わぁ嬉しい」と上がるようなものを選んでみましょう。
ビジュアライズ(視覚化)する
頭の中で理想の状態を、本物がそこにあるというほどにイメージすることが効果があります。
創造の中で未来の状態を想像できれば、それが叶うと信じることができたら妄想もやりがいがあるってものです。
その瞬間に感情だけは叶っているのだから、すでに叶っているともいえる。この感覚が出れば完成です。
ノートに書く
手を動かして書くことで、より意識につなげやすくできます。テスト勉強などでノートにまとめ直すことで覚えやすくなるのを経験している方は、この方法に向いていると思います。
「本当はこうなりたい」けど、無理だよねと頭で自動的に否定してしまうタイプの方はノートに書いてみてください。
毎日少しでも達成する
小さな一歩を繰り返すことで、「これは重要なんだ」と脳が理解します。
脳は“実際の行動”から価値判断をしています。
「引き寄せ」や「現実創造」は偶然じゃない?
「意識した途端に、その情報がどんどん集まる」
「欲しいと思った車ばかり、急に街中で見かける」
こうした不思議な体験をしたことはありませんか?
これは、ただの偶然ではありません。
あなたの脳に備わっている「RAS(網様体賦活系)」という機能が働いているからです。
【成功の鍵】「執着を手放す」ことが最速ルート
面白いことに、夢を叶える人ほど「夢に執着していない」状態にあるといいます。
実際に私も、ノートに書いて忘れたころに叶っていたというものから現実創造が加速しました。
握りしめるのではなく、手放して委ねることで、必要なタイミングで必要なものがやってくるようですよ。「こうでなければ」という思いを手放す、「まあいっか」の精神は夢を叶えるのを助けてくれます。
まとめ
現実創造はスピリチュアルな現象に見えたり、そのためにオカルト的に捉えている方が多いです。実はとても論理的で、科学にも裏付けられたプロセスと捉えることもできるもの。
信じてやってみれば叶います。やらなければ、そのまま。ならやってみたらいいのではないかと思うのです。
信じるものは救われる
この言葉って、満足いく人生を送るための奥義を教えてくれているのかもしれませんね。