あれほどウキウキ高揚してはじめたはずなのに、やってみると結局いつもの三日坊主。
せっかく見つけた楽しいことだったのに、続かないのは残念ですよね。
今回は続けられない症になってしまっている方に、そうなるメカニズムと解決法をお伝えします。
始めた時にしている「ある考え方」
三日坊主で悩んでいる方の大抵が、自分の性格や能力のせいで続けられないと思っているのではないでしょうか。
この考え方は間違いです。
続けられない理由は他にあるのです。環境のせいでしょうか。それともウキウキしてはじめようと思ったそれ自体が自分にあってなかったのでしょうか。
答えは、新しく始めたそれをしている時に感じていることなのです。
昔からどうしても続かないと言う人は、ずっと同じような考え方をしているから、継続が難しいのです。では何を感じるのが続けられない理由なのか。それは以下、いずれかもしくはその派生した感情となることが多いです。
- 自分の能力に対する卑下
- 完成度に対するがっかり
- やっている最中の気分が悪い
初めてやってみることなのに、想像よりも上手くできないということで、自信をなくしてしまうということです。上手くできないのは、当たり前なのに自分のことを責めてしまう。
何回かは試してみるものの、毎度精神的に苦痛な考え方をしてしまうクセが付いていることがあります。
このような場合には、またやりたいという気持ちが薄れてしまうのは想像できますよね。それに向き合うために自分で自分を傷つけるような環境、これを本能的に避けてしまうから続けられないのです。
他にも、やっていることは楽しいけれど、いつも口出しをしてくる人がいるなど仲間との相性が悪い場合もあります。自分が始めたそれ自体は楽しいのに、楽しくない原因が他に生まれているパターンです。
自分が一番気持ちよく新しいことを継続できるように、自分で環境を整えてあげる必要があるのです。
完璧を目指さなくて良い
三日坊主で悩む方の多くは、やや完璧を目指し過ぎる傾向があります。
最初から上級レベルのものを目指していることもあるでしょうが、普通にできているのに満足が得られないというパターンも。
この場合には、その回のチャレンジで数個だけ達成したいことを設けてあげると良いでしょう。
本当は行動できているというだけで、満足すべきだとも思えるのですが急にそのような考え方にするのは難しくもあります。
目標を設けて、それさえできていれば自分に合格点を上げる。
他のことがどれだけ満足できなくても、その回は満点と言う考え方をしてあげましょう。たったこれだけで、驚くくらいに効果が得られます。
生きてきて20年、30年、もしかしたら50年近く続いていた継続できないというクセがこれで解決できるかも知れませんよ。まずは、だまされてもいいという気持ちで、是非試してみてください。
飽き性の方はお気になさらず
ちなみに、継続できないけれど悩みになっていない方はそのままでいいと思います。ただ、飽きっぽいということ。
この方は色々な経験ができることを楽しんでいるので、そのまま思いつくままにやりたい事をたくさん重ねていってください。