1年の始まり、皆今年はさらに良い年にしようと抱負を立てたりします。
このように周りが未来へ向けてきらきらしていると、やりたいことが見つからない方にとってはちょっと暗い気持ちになる方も多いのではないでしょうか。
今回は自分の本当にやりたいことが見つからない方が、最初に行うべきことについてお伝えします。
自分のやりたいことが見つからない時に「まず」やるべきこと
やりたいことを探してみるものの、本当にやりたいことって何だろうと答えが見つからない時があります。
何かが足りないような気がして、苦しいと感じることでしょう。
不自由なく暮らしていても、幸せであるかどうかは物の所有とは別な問題。やりたいことがみつからないという1点のみでも不幸せな感覚を抱いてしまうのです。
やりたいことがわからない方がまず、
あなたはすでにやりたいことをやっている
と認識することです。
もしかしたら、何もやりたくないのかもしれませんが、よく考えてみると必ず「やりたくない」は「やりたい」からできていることがわかります。
今実際にあなたがいる状態で、何をやっているのかすべて確認するようにしてください。あまりに慣れすぎているために、行動している感覚がマヒしているものもあるでしょう。
たとえば、
- 座る
- コップを手に取る
- 横になる
- 頭をかく
- テレビのリモコンボタンを押す
赤ちゃんが始めて何かをやったとき、周りにいる大人たちは感動しますよね。あのレベルで行動を認識してみると、実は今やりたいことしかやっていないと気付けるでしょう。
大人になると、能力がアップして自動で物事を理解し行動するということが人間はできるようになります。あまりに無意識に行動しすぎると、何を考えて行動しているのかわからなくなるという、思考が生まれてしまうのですね。
それでもやりたいことが見つからない
将来へ向けて、「やりたいこと」を探して見つからない方も多いことでしょう。
私が向いていることは何か、使命があるとすればそれに出会いたいと悩んでいるのかもしれません。
この感覚にも、原因があるのです。その原因をクリアにできれば、自然とつらさは消えていくことでしょう。今後の人生でやりたいことが見つからないという考え方に陥る原因とは、
「正解を求めすぎ」とうことです。
あなたの人生なのですから、好きなように生きればいいのですが、日本で育った方は
- 親戚の目、両親の目
- 失敗したら恥ずかしいという観念
- 下に見られたくないという競走の心
- サボるのは悪いことである
このように他人から見て自分の存在はどう映るのかに縛られているのです。他人との比較をして、平均以上になれるようにもがくことから葛藤が生まれてしまうのです。
他人に判断を委ねたり、社会通念(だと自分で思っている)ものに近づこうとすることで「正しい自分像」が先に作られてしまう。この幻想の像から外れるような「好きなこと」をNGとしてしまっているのです。
- 近所の人に認められる職に就かなければ
- 年収○○以上
- ○○時間以上働かなければ(残業多い方)
- 結婚しなければ
- 孫の顔を親に見せるのが親孝行
- 子育て中は自分のことは後回しにする
他人からどう思われるかということすら、自分の思考でしかないと看破すればいいのです。他人からどう思われていようが、本来は自分とは無関係。
やりたいことを始めると、最初は実際に親御さんなど近い関係の方から面と向かって、上の間違った観念を支持するような意見をいわれるかもしれません。でも、このようなことがあったとしても、私の人生は自分で選んで良いのです。
自分の好きなことを始めると
実際に決意を持って自分の好きなことを始めると、最初は自分でも「これでいいのかな」と正解か不安になりながら進むことになるでしょう。
自分の中に葛藤を抱えながらスタートするので、思わぬ抵抗が出来事としておこるかもしれません。
これが自分の人生を進む最初のハードル、大抵皆経験するものなのです。
この最初の抵抗のイベントを耐えて、自分の好きなことを追求していくと、この周りの声は自然と消えてゆきます。
是非、やりたいことは身近にあると気付いて、より達成感のある毎日を過ごしてください。すべてはうまくいくようになるので、後は思い切ってスタートするだけです。