怒りという感情は誰しもが抱くものです。人によっては他の人にぶつけるようなものではなく心の中で、あるいは悲しみとして感じられるかもしれません。
いずれにしても、何か思い通りにならないとストレスとして認識されます。これが怒りの原因。ただ、思い通りというのは人それぞれですから、怒りのポイントも千差万別です。
今回は皆さんの怒りのポイントを一緒に探していきましょう。イライラする場所を把握しておくと、いつものパターンかとイライラから離れやすくなるのでオススメです。
あなたの「イライラポイント」はどこにある?
それでは、よくある思考のパターンからイライラポイントを探していきましょう。人によっては複数、思い込みの数だけ怒りのポイントは増えます。
自分の性格ってこうだよなと気づくことが、イライラしなくなる大切な第一歩なのです。
強すぎる正義感
自分の中に確固たる使命感や正義感が強くあると怒りにつながってしまいます。
「これは間違っている!」
街でおかしな行動をしている人、モラルがなっていない人を見るたびにイライラしていませんか。自分の中にある正解を他人に求めて、自分の理想へ導こうと怒るのがこのタイプです。
満足できない完璧主義
もっと慎重に満足いくまで作業していたいのに、適当に感じられる意見やアドバイス。途中でやめなければならない時にイライラするのがこのタイプ。
より上を目指していることが良いことという認識があるのです。
いわゆる、いい子に多い傾向にあります。
他人の評価が大切
周りの人からの正当な評価を得たい、チヤホヤされたいという気持ちも怒りにつながります。
自分が予想していたよりも反応が悪いと、機嫌が悪くなります。
「馬鹿にされている」「見下される」のように極端に、出来事を捉える方もいるかもしれません。
他人への過ぎた奉仕
周りへの優しくする方が陥りがちなイライラがこのタイプです。頼まれごとが多く、実際に気が利く方なのでしょう。
ただ、自分の気持ちよりも他人を優先すべきと考えてしまうようになります。
「なんで私ばっかり!」と怒りに変化してしまうのです。
自由を愛する
自分の時間を大切にしている方が感情を動かされるパターンになります。他人から行動を制限されることを嫌がります。
また、他人の優柔不断をみると「はっきりしよう」と意志が見えないとイライラします。
イライラのポイントがわかったら
あなたが怒るポイントは見つかりましたでしょうか。
現在自分の中に無意識にあった思い込みが見つかると、いざイライラしてしまったときに「あっ!今わたし怒ってる」と認識できるようになります。
この自分の感情を認識すると言うのが非常に重要。
これに気付いているとき、あなたは怒りの感情に振り回されなくなっているのです。その先、やっぱり怒るを選択することもあるでしょう。優しさを持って叱ること自体は悪いことでもないですしね。
ただ、感情のまま怒りをぶつけるのと、落ち着いた状態で怒りを表現するのは全く次元の違うことになります。
是非、自分の感情のクセを見抜いて、自分の人生をより良くしていくようにしてみてください。
まとめ
今回はイライラするポイントになりやすい考え方のパターンについて紹介しました。
大切なのは現在の自分の感情が動かしやすいポイントを把握して、怒りからできるだけ早く解放されることにあります。
あなたが怒ったところで、何かが変わることはなく、ただただあなたの人生の時間が無駄に費やされているということに気付けるようになりましょう。少なくとも怒らずに済んだ時間はそのまま人生のほかの経験に使えることになります。
ダイレクトに人生が豊かになる方法ですので、是非使ってみてください。