おうちのご飯を美味しくするために、お気に入りの包丁を使うことが大事な気がするのです。
お野菜やお魚、お肉などの食材を気持ちよくさばくことができる。食材への敬意や感謝にもつながりますよね。
今回は、食事の大切なツールである包丁の切れ味を保つための包丁研ぎ。そのオススメについて紹介します。
三面砥石は仕上がりが良い
これまでは普通のホームセンターで買った両面の砥石を使ってきましたが、今回仕上がりをもっと良くしたいと考えて「三面砥石」を購入しました。
三養砥石というプロの料理人も使うほどのメーカーさんの品になります。
三面と言うだけあって、この包丁研ぎは三角柱の格面に研ぎ石がついているという構造なのです。
最初の粗い研磨用の「荒砥石」、2段階目の「中砥石」、最後の「仕上砥石」の3枚。順番に研いでいけばかなり切れ味の鋭い包丁に仕上がります。家庭用の包丁なら大抵は研ぐことができます。ステンレスや和包丁につかわれる炭素鋼などすべて大丈夫。
水に浸す必要なし
普通の砥石は、砥石の中に水を吸わせてから使用しますよね。先に洗面器などに水を入れておいて、1時間くらい砥石をつけてから使い始めるという方が多いかと思います。
この三面砥石は、水に事前に浸さなくても上手く研ぐことができます。
普通のものと違うのは、あまり磨いている時に出る灰色のものが少ないんですよね。これで研げているのと最初は不安でしたが、しっかりできているから不思議。
細かい包丁の研ぎ方は説明の資料付き
包丁研ぎになれていない方でも、基本がわかる研ぎ方の説明資料が入れられています。
初心者でも案外簡単にできるので、不安がある方も是非チャレンジして欲しいなと思います。今はYouTubeなどで解説動画などもありますからね、プロの技を見習えば思っているよりできるものです。
三面砥石の細かい部分をみていきましょう
最初の荒砥石は灰色です。「#250」に相当するしっかり研削してくれるタイプの研ぎ石。
石にプリントされている文字は数回使うと消えますが、台座の部分にしっかりとどの砥石なのかが書かれているので間違うことはありません。
中砥石は赤味がかった石です。研磨の粗さは「#1000」となります。大きく刃が欠けていない場合には、この中砥石をスタートにして研磨しても大丈夫でした。
一般に市販されている2面の粗い側の研磨より細かい研磨になっています。
仕上げ用の砥石は白いです。「#4000」とプロの料理人でさえこれくらいで研いでいるという精密な研磨ができます。
かなり細やかに研げるので、磨き上げた後の包丁の刃を見るとツヤッツヤ。
水でぬらしたような刃物に仕上げてくれます。切れ味が良いのもこの最後の仕上砥石が優秀なのは大きいと思います。
まとめ
今回は私が最近購入してすごく使いやすかった三面砥石の使い心地についてお伝えしました。
台座の滑り止めが効いているのでずれにくいですし、砥石を水に浸す必要がないので準備や片付けが楽というメリットもあります。
もし、本気で包丁研ぎをやってみたい方にはオススメ。決してお手軽とはいえませんが、刃物を研ぐのは心もすっきりしてオススメですよ。