御神水がいただける有名神社一覧
貴船神社のご神水
貴船神社は、貴船山と鞍馬山とに挟まれた谷合の地に鎮座する神社であり、古来より特に霊験が高いとされる「名神大社」の内の一社です。本宮・結社・奥宮の3つの御社からなり、本宮と奥宮のご祭神は、タカオカミノカミであり、水を司る龍神です。結社は、縁結びの神である、イワナガヒメノミコトが祀られています。
また、貴船神社で大人気なのが、「水占みくじ」です。ご神水に占いの用紙を浮かべると内容が浮かび上がってきます。
貴船神社は、「運気隆昌」「縁結び」「諸願成就」のご利益があります。その中でも「恋を祈る社」として名高く、縁結びの神を祀る結社があります。結び文に願い事をしたためて「結び処」に結んで祈ることで、願いが叶うと信じられています。
御神水のいただき方
ご神水は、霊水とも評されており、これまでに一度も枯れたことがありません。無料で自由に汲むことができるため、ペットボトルや水筒に入れて持ち帰ることができます。貴船神社オリジナルご神水容器(600ml)は1本300円で授与されています。
阿蘇神社の御神水
熊本県阿蘇市にある阿蘇神社では「神の泉」という御神水がいただけます。阿蘇神社は、九州を中心に約500社ある「阿蘇神社」の総本山です。
健磐龍命をはじめ家族神12神を祀っています。大楼門は高さ21メートルあり日本三大楼門の一つとなります。熊本地震で大きな被害を受けましたが再建されたことでもニュースになりましたね。
御神水のいただき方
御神水「神の泉」は阿蘇神社の大楼門のすぐ目の前で頂けます。「神の泉」は、不老長寿のご利益があると言われています。
手水舎の横には御神水を汲む人のために水汲み場もあります。大楼門は熊本地震で倒壊しましたが、御神水はその折も枯れることはありませんでした。阿蘇神社一帯は古くから湧き水に恵まれ、門前町通りにはいろいろな所で湧き水が湧き出ています。それらの湧き水は無料で汲むことができます。門前町通り商店街には20ヶ所ほどの湧き水が出る場所があり、「水基(みずき)」と呼ばれています。
金櫻神社の御神水
金櫻神社は山梨県甲府市にある昇仙峡のさらに奥にある金峰山を神体山とする神社。
約2000年前、各地で疫病が蔓延したことにより、甲斐の国では御祭神である少彦名命(すくなひこなのみこと)を祀ったとされています。御祭神は他に須佐之男命(すさのおのみこと)、大己貴命(おおなむぢのみこと)、日本武尊(やまとたけるのみこと)、櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)が祀られております。
御神木の「鬱金(うこん)の桜」は黄金色の花を咲かせることから「金の成る木」と崇められ社名の由来になっています。
御神水は鬱金の桜付近(鳥居の手前左手)にあります。いただき方は特に記されてはおりませんが、水に触れて飲むことで運気を吸収できるとされています。昇仙峡は平成の名水百選にも選ばれており、そこを神体山とした金櫻神社の御神水も一般社団法人山梨県食品衛生協会の水質検査にクリアした大変美味しいお水です。
ご利益は5柱の御神際が祀られているとあって健康成就・病気平癒・災厄除け・金運・縁結び・子宝などとても幅広いです。
鬱金の桜は4月下旬から5月上旬に黄金色の花を咲かせ、この時期は最もパワーを頂くことができるとされております。また桜を拝みお守り(水晶)を受けると一生涯金運に恵まれるとされ多くの観光客で賑わいます。
走水神社の御神水
走水神社は、12代景行天皇の皇子である日本武尊(やまとたけるのみこと)と御后の弟橘媛命(おとたちばなひめのみこと)二柱をお祀りしている神社。
御利益は、由緒が示すように、自らの命を犠牲にして夫である日本武尊を救った妻の弟橘媛命の夫婦のきずなや愛のエネルギー。 恋愛成就や縁結びなど、とくに女性が気になる願望が成就することで知られています。
走水神社の御神水は手水舎でいただくことができます。富士山より永い歳月を掛け、この辺一帯に湧き出ていると言い伝わっているもの。その昔、走水という土地は宿場町として栄え、船に積む飲料水に利用されていました。ペットボトルを2本持っていき汲み帰りましょう。