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川崎大師のおみくじの意味の解読・解説【〇番】

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川崎大師のおみくじは字も読めないし意味も難しい

川崎大師のおみくじも漢文で書かれている部分が非常に読みにくいおみくじとして有名です。

 

しかも、「凶」が多いと評判のおみくじ。

パッと出会ってしまって凶のおみくじだけでも心にダメージを受けてしまっても良い場面。そこで、仏様からのメッセージを受け取れないのではもったいないですよね。

また、一般的な神社ではあまりみない、末小吉や半凶や末凶など凶の種類が豊富であることなど珍しい点も特徴です。

川崎大師のおみくじの順番

川崎大師は全部で12種類の吉兆の表記、100種類のおみくじからなります。

  • 大吉
  • 中吉
  • 小吉
  • 半吉
  • 末吉
  • 末小吉
  • 小凶
  • 半凶
  • 末凶
  • 大凶

川崎大師のおみくじの構成

川崎大師のおみくじは「元三大師みくじ」を使って作られている実は日本でも多く使われているおみくじなのです。

元三大師とは、912~985年に生きた天台宗の最高の位の僧になります。直接この僧侶が作ったわけではないですが、後の天台宗の僧が元三大師から夢枕でのお告げを受けて作ったとされる伝説のあるおみくじになります。

構成は、

  1. おみくじ番号と吉凶
  2. 漢文
  3. 漢文から読み取れる御託宣
  4. 詳細項目について

という大きく4部構成になっています。

特に漢文の部分からメッセージを読みやすくしてくれている御託宣部分も漢字が多かったり、現代語とはちょっと違う言い方をしているので難しいとされます。

nagomeruでは送っていただいたおみくじの画像からこの部分を特にわかりやすい現代の日本語に直して読み解いていきたいと考えています。

川崎大師のおみくじの意味解説・解読

川崎大師おみくじ2番

第二番

『小吉』

月被浮雲翳
立事自昏迷
幸乞陰公祐
何慮不開眉

何事も初めは意に満たぬこと多きも焦らず真心こめて為さば大師の御加護によりて障害消え打ち開ける時来り悦びにあふべし

願望 初め意に副はざるも時を経て叶ふ
悦び事 時を待つべしやがて来るべし
交友 真心通ぜず苦慮するも後相共に了解すべし
恋愛 誤解ほどなく解けて楽しき時来るべし
婚姻 後まとまるも慎重に運ぶをよしとす
出生 安産なり
職業 初め苦労多したゆまざれば後功をみとめらる
住居 宅がへあし見合はすべし
造作 あまり手をつけね方よし
旅行 出るときより行先は楽し
方角 西南の方よし
訴訟 始め旗色悪きも後よしその時和解してよし
勝負 負越しなり
売買 急ぐは損なり
貸借 初め不調なれども後談まとまる
待ち人 遅くとも来るべし
失せ物 出でず
走り人 出先にて困り戻るべし
疾病 長引くとも本復すべし

意味を確認する

月は浮雲におおわれ
事を立てるに自ずから昏迷す
陰公のたすけを幸乞うも
何ぞはからん眉の開かざるを

月が雲の後ろに隠れてしまい物事を始めるときに先行きが読みにくく迷いが生じるでしょう。そんな時に月に向かって早く明るくしてくださいと助けを求めても、思った通りにはならず。その月はなかなか笑顔を見せてくれない。

最初のうちはうまくいかないことも多いですが、すべてに真剣に取り組みましょう。すると大師様の御加護によって問題は解消し、幸せを感じられる状態になってゆくでしょう。

川崎大師おみくじ6番

第六番

『末吉』

宅暮鬼凶多
人事有爻訛
傷財防損失
祈福始中和

道に踏み迷ひ後本道に出づるが如し巳が過を改め誠をつくし一心に大師を念じ心の和をはかりて幸の至るを待つべし

願望 願ひごと叶はず思ひ止まるべし
悦び事 始め悪しく後吉
交友 反りて恨を愛くる事あるも真を尽すべし
恋愛 仲たがひを生ずることあり心すべし
婚姻 悪し
出生 思ひしよりも遅れて産る但し軽し
職業 思はしからぬ事多かるべし心をつくすべし
住居 移るは悪し
造作 控目にする事よし
旅行 よろしからず
方角 東の方又は北の方よし
訴訟 勝目なし
勝負 勝負なし
売買 売てよし買は買つてのちよし
貸借 共に控ふべし
待ち人 来るともおそかるべし
失せ物 出でかたし
走り人 時を過さずば帰るべし
疾病 大病なれども治す注意して看護すべし

 

意味を確認する

宅暮鬼凶多く
人事爻訛こうか有り
財をいたんで損失を防ぎ
福を祈りて始めて中和を得ん

最悪の運勢で魔物のたたりと考えられる事象も多いでしょう。一身上の出来事に嘘や真実が混ざって混乱を生じるかもしれません。お金のことを心配して損失を防ぎ、神仏に福を祈れば人間の本道に立ち返ることができるでしょう。

川崎大師おみくじ11番

第十一番

『大吉』

有祿興家業
又華達帝都
雲中乗好箭
兼得貴人扶

才幹力量四方に響き財宝豊かに興隆す然れ共栄盛に居て尚凋落に備ふべき大師を念し驕らずよく人を愛すべし然らば御加護にて弥々隆々疑ひなかるべし

願望 十分に叶ふベし少しにても心驕らば叶はず
悦び事 すべてよし
交友 才芸みとめられ深き交はりあるべし
恋愛 真実通じて深き愛をうくるなり
婚姻 縁組して末々よし
出生 至つて安産なり
職業 才能あらわれて地位のぼる進んでなすべし
住居 差しつかへなし
造作 半吉なり
旅行 さはりなく思ふやうになるべし
方角 東方よし
訴訟 慎重にかゝれば有利なり
勝負 勝つべし
売買 進んでよし大いに利あるべし
貸借 心してなせばよし
待ち人 来るべし信心ある人は思ひの外に幸あるべし
失せ物 出づべし早くたづぬべし
走り人 かへるべし
疾病 程なく本復すべし

意味を確認する

禄有りて家業興り
文華帝都に達す
雲中好箭こうせんに乗じ
兼ねて貴人のたすけを得ん

財運盛んで、お仕事はうまくいくでしょう。あなたの才能は広く知られることになります。その運の好さは幸運の矢に乗って一直線に天空高く揚がるのに似ています。さらに目上の引き立ても得られ上手くいくでしょう。

川崎大師おみくじ87番

第八十七番

『大吉』

鑿石方逢玉
淘沙始見金
青霄終有路
只恐不堅心

成功の陰には必ずや苦心研鑽骨身を削るものあらん難事を遂ぐる之又堅忍不抜の信念を要す一心もつて大師を念ずれば大願成就の時将に至るべし

願望 苦心の賜なればその大小に従って叶うべし
悦び事 稍遅きもあり
交友 金玉の如き友を得て己も磨かるべし
恋愛 支障の如きは相手が堅実の為めなり進みてよし
婚姻 調ふ婚後は忍苦する程幸福大なり
出生 かるし
職業 精勤なれば成功すべし
住居 さわりなし
造作 よろし
旅行 よし
方角 東北の間よろし
訴訟 堅き信念を以てすれば遂に大勝利あり
勝負 勝越し
売買 初め試買ひよし後売買共に大いに有利のなるべし
貸借 金融面に資する大なり
待ち人 来るべし
失せ物 出づべし
走り人 手間取るも帰るべし
疾病 本復すべし

 

意味を確認する

石をうがちてまさに玉に逢い
すないで始めて金を見る
青霄ついに路あるも
只恐らくは堅心ならざるを

成功するためには、多少困難や大変だと感じる難しいミッションに立ち向かうだけの心の強さが必要です。しっかりと大師様を念じれば、その願いは実現するでしょう。

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ma-ko

科学の世界にどっぷりとつかり、企業で研究者の道を進んでいったものの。昔から神様が身近にいたことに気付く。 趣味のお城めぐりと一ノ宮めぐりをするうちに徐々に神話の世界と心の平穏について考えるように。現在はフリーランスのWEBディレクターとして楽しんでいます。

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