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川崎大師のおみくじの意味の解読・解説【21~30番】

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川崎大師のおみくじは字も読めないし意味も難しい

川崎大師のおみくじも漢文で書かれている部分が非常に読みにくいおみくじとして有名です。

 

しかも、「凶」が多いと評判のおみくじ。

パッと出会ってしまって凶のおみくじだけでも心にダメージを受けてしまっても良い場面。そこで、仏様からのメッセージを受け取れないのではもったいないですよね。

また、一般的な神社ではあまりみない、末小吉や半凶や末凶など凶の種類が豊富であることなど珍しい点も特徴です。

川崎大師のおみくじの順番

川崎大師は全部で12種類の吉兆の表記、100種類のおみくじからなります。

  • 大吉
  • 中吉
  • 小吉
  • 半吉
  • 末吉
  • 末小吉
  • 小凶
  • 半凶
  • 末凶
  • 大凶

川崎大師のおみくじの構成

川崎大師のおみくじは「元三大師みくじ」を使って作られている実は日本でも多く使われているおみくじなのです。

元三大師とは、912~985年に生きた天台宗の最高の位の僧になります。直接この僧侶が作ったわけではないですが、後の天台宗の僧が元三大師から夢枕でのお告げを受けて作ったとされる伝説のあるおみくじになります。

構成は、

  1. おみくじ番号と吉凶
  2. 漢文
  3. 漢文から読み取れる御託宣
  4. 詳細項目について

という大きく4部構成になっています。

特に漢文の部分からメッセージを読みやすくしてくれている御託宣部分も漢字が多かったり、現代語とはちょっと違う言い方をしているので難しいとされます。

nagomeruでは送っていただいたおみくじの画像からこの部分を特にわかりやすい現代の日本語に直して読み解いていきたいと考えています。

川崎大師のおみくじの意味解説・解読

川崎大師おみくじ21番

第二十一番

『吉』

洗出経年否
光華得再清
所求終吉利
重日照前程

旧套を脱却して冥闇をいで明朗更新の境地に入るなり大師の信仰をかゝさざれば前途愈多幸なるべし

願望 清き心の望みなれば成就すべし
悦び事 来るべし七分なり
交友 交情を新にすべし
恋愛 幸福は豁然として相愛の間にいたるべし
婚姻 取りむすびてよし
出生 安産なり
職業 行動を改めて正しく進まば繁栄すべし
住居 吉なり転宅してよし
造作 進みてよし
旅行 旅中慎
方角 東北の方西南の方よし
訴訟 必ず成就すべし
勝負 勝利あり
売買 売買共におそければ損あり早くすべし
貸借 無理するべからず
待ち人 来る
失せ物 早速出がたしよくたづぬべし
走り人 かへるともおそかるべし
疾病 本復すべし危機を脱脂たるも油断すべからず

意味を確認する

経年のあかを洗出し
光華再び清きを得たり
求むる所つい吉利きつり
重日前程を照らす

長年の錆や垢という捨てるべきものを洗い去り、もと通りの光り輝く清さが戻っている。非常に清らかな状態なので願う所はすべて吉となり思うとおりになるでしょう。輝かしく明るい未来が待っています。

川崎大師おみくじ23番

第二十三番

『小吉』

紅雲随歩起
一箭中青霄
鹿行千里遠
争知去路遙

将に成功の好機に会せんとす人慾貪婪を封じ一心に大師を念ずれば一箭よく的中の幸福を授けらるべし

願望 叶ひてのちのち用に立ちがたし
悦び事 はじめよし
交友 心おごれば良き友の授けを失うべし
恋愛 真心にて接すべし
婚姻 よし
出生 安しされど後に気をつけよ
職業 つけ上るべからず心をしめて誠をつくすべし
住居 見合はすべし
造作 よし
旅行 近きはさはりなし遠きはあし
方角 東北の方よし
訴訟 辛じて勝つべし
勝負 相うちなるし
売買 売損多し買いとく多し
貸借 ひかへめにすべし
待ち人 来らず余儀なき障出来るなり
失せ物 出でがたし
走り人 かへらずかへりても心直ぐならず
疾病 本復叶ひ難し養生よければ十中一二は本復す

意味を確認する

紅雲、歩に随って起こり
一箭いっせん青霄せいしょうあた
鹿は千里の遠きに行き
いかでか知らん、去路きょろ遙かなるを

赤くなった吉祥の雲が歩くにしたがって足もとから出て、高々と放った矢が青空に命中する。勢いがあると感じて調子に乗り、利益の鹿に目がくらんで思わず、千里も遠いところまで来てしまった。しかし、鹿は手に入らず、気づいてみるとかなり遙か遠くまできてしまい帰りの道が分からなくなってしまった。

川崎大師おみくじ24番

第二十四番

『凶』

三女莫相逢
盟言説未通
門裡心肝掛
縞素子重重

 

意味を確認する

三女相逢う莫れ
盟言めいげんよろこんいまだ通せず
門裡もんりに心肝掛く
縞素子こうそし重々たり

道理に外れていて、正しくないことをする人と交際をしてはいけません。その種の女性の甘い言葉に喜んでも本当に意味がないのです。そのような女性の口説きに、心を奪われていると最終的には自身の身を滅ぼしてしまうでしょう。

川崎大師おみくじ25番

第二十五番

『吉』

枯木逢春生
前途必利亨
亦得佳人箭
乗車禄自行

一陽来復の機熟す財宝栄依理へて待てり大師を念じて自我を慎めば御加護によりて成功疑ひなし

願望 自ら正しければ叶ふべし
悦び事 十分よし
交友 ●●●●慎むべし
恋愛 意思疎通し●●深かるべし
婚姻 取りくみてよし
出生 安産なり
職業 ●●●ひられて
住居 転宅してよし
造作 さはりなし
旅行 さはりなし
方角 西北の方東の方よし
訴訟 勝つべし●●の指図をうけてよし
勝負 勝利なり
売買 売おそくすべし買は早くして吉
貸借 注意してあまり先はせぬがよし
待ち人 おそくとも来るなり
失せ物 やがて出づるなり
走り人 やがてかへるべし
疾病 本復すべし

意味を確認する

枯木春に逢うて生じ
前途必ず利亨りこう
また佳人かじんを得て
車に乗じて禄自ずから行かん

春になって枯れてしまった木に、花が芽吹くように同様、前途には必ず幸運が訪れます。また、運が上がっている状態ですので素晴らしい人から矢が飛んで来て、良きことが次々と重なっていきます。金運も上昇しているので自然とこちらへやってくるようになります。

川崎大師おみくじ28番

第二十八番

『末吉』

意速無船渡
波深必誤身
切須回旧路
方可逸災巡

進めば難路に逢着す強い て運べば災害身に及ばん大師を信じて御加護を願はゞ厄災を逸れ得べし

願望 焦りても叶はず静かにまつべし
悦び事 あてにしたるも来らず
交友 交情に障おこるも静かに復旧をまつべし
恋愛 心情に行違ひ生ずるも焦らず時をまつべし
婚姻 談故障あり不調となるべし
出生 重し
職業 今直ちに新規の事に入るは不可なり
住居 移転はやむべし
造作 少し位はさはりなし
旅行 出先不慮の災厄なしとせず
方角 東の方はよろし
訴訟 先方の疲れをまつべし急ぐは敗けなり
勝負 焦るは勝みなし
売買 共に見合はすべし
貸借 損失を招く
待ち人 途中支障にて来るも遅し
失せ物 なかなか出がたし
走り人 帰るべし但し可成り遅くなるべし
疾病 長びきて重きも漸く命をとりとむべし

意味を確認する

すみやかにして船の渡る無し
波深くして必ずや身をあやまらん
せつすべからく旧路にかえるべし
まさ災巡さいじゅん逸るべし

 

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ma-ko

科学の世界にどっぷりとつかり、企業で研究者の道を進んでいったものの。昔から神様が身近にいたことに気付く。 趣味のお城めぐりと一ノ宮めぐりをするうちに徐々に神話の世界と心の平穏について考えるように。現在はフリーランスのWEBディレクターとして楽しんでいます。

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