川崎大師のおみくじの意味の解読・解説【41~50番】

川崎大師のおみくじは字も読めないし意味も難しい

川崎大師のおみくじも漢文で書かれている部分が非常に読みにくいおみくじとして有名です。

 

しかも、「凶」が多いと評判のおみくじ。

パッと出会ってしまって凶のおみくじだけでも心にダメージを受けてしまっても良い場面。そこで、仏様からのメッセージを受け取れないのではもったいないですよね。

また、一般的な神社ではあまりみない、末小吉や半凶や末凶など凶の種類が豊富であることなど珍しい点も特徴です。

川崎大師のおみくじの順番

川崎大師は全部で12種類の吉兆の表記、100種類のおみくじからなります。

  • 大吉
  • 中吉
  • 小吉
  • 半吉
  • 末吉
  • 末小吉
  • 小凶
  • 半凶
  • 末凶
  • 大凶

川崎大師のおみくじの構成

川崎大師のおみくじは「元三大師みくじ」を使って作られている実は日本でも多く使われているおみくじなのです。

元三大師とは、912~985年に生きた天台宗の最高の位の僧になります。直接この僧侶が作ったわけではないですが、後の天台宗の僧が元三大師から夢枕でのお告げを受けて作ったとされる伝説のあるおみくじになります。

構成は、

  1. おみくじ番号と吉凶
  2. 漢文
  3. 漢文から読み取れる御託宣
  4. 詳細項目について

という大きく4部構成になっています。

特に漢文の部分からメッセージを読みやすくしてくれている御託宣部分も漢字が多かったり、現代語とはちょっと違う言い方をしているので難しいとされます。

nagomeruでは送っていただいたおみくじの画像からこの部分を特にわかりやすい現代の日本語に直して読み解いていきたいと考えています。

番号によって確認ページを準備しております。知りたい番号をクリックしてください。

川崎大師おみくじ

1番~10番
11番~20番
21番~30番
31番~40番
41番~50番
51番~60番
61番~70番
71番~80番
81番~90番
91番~100番

ネット上に画像や文章があるもののみ記載しております。
不足しているものについて知りたい方は、お手数ですがお問い合わせフォームに全文もしくは画像を添付の上ご連絡いただければ解読させていただきます。

川崎大師のおみくじの意味解説・解読

個別の解説に「走り人」というものがあります。

走り人とは

「走人・走り人」とは『はしりびと』と読み、自分の元から離れていった人のことを指します。疎遠になった人、いなくなった人、失踪した人のなかで気になる人物を考えれば良い。

川崎大師おみくじ41番

第四十一番

『末吉』

有物不周旋
須防損半辺
家郷煙日裡
祈福始安全

 

意味を確認する

物有り周旋せず
すべからく半辺を損ずるを防ぐべし
家郷は煙火のうち
福を祈りて始めて安全  

川崎大師おみくじ42番

第四十二番

『吉』

桂華春将到
雲天好進程
貴人相遇処
暗月再分明

花木の春に遇へるが如し万事更新妯むるに適す一心に大師を念じて精進せばいよいよ冥加を得て幸なるべし

願望 冥助ありて意外に願望を成就すべし
悦び事 次第々々に悦びをむかふべし
交友 交情一層濃やかなるべし
恋愛 美しく花の如く明るき愛人の真心を得べし
婚姻 調ふて末よし
出生 安産なり
職業 多年の苦心研鑽により今也成功の時至れり
住居 移りてよし
造作 さわりなし
旅行 大いに行先の幸あり
方角 西の方可なり
訴訟 有力の味方を得て断然勝利に導かるべし
勝負 勝味十分なり
売買 急ぐは不利なり熟慮してたてば共に利あり
貸借 無理なき解決を図れば損失を免るべし
待ち人 遅くとも来るべし
失せ物 出るともおそし
走り人 改心して真人間となり帰る喜びあり
疾病 長引きても安心せよ本復すべし

意味を確認する

桂華春まさに到らんとし
雲天みちを進むるに好し
貴人相遇うの処
暗月再び分明なり

金木犀の花が咲いて、春も間近に迫ってきています。これはだんだん運が向いてきて、前途も開けくるということ。目上の方の引き立てをも得て、暗かった夜も再び月が出て明るくなるような兆しです。

花が咲くような春のような運勢。いろいろなことを進めるのに良い時期です。大師様を念じて精進することで、目に見えない力の助けもあり幸せを得られるでしょう。

川崎大師おみくじ43番

第四十三番

『吉』

月桂将相満
追鹿映山渓
貴人乗遠箭
好事始相佳

栄進の時に会し将に会心の和楽を得んとす慎みを深くし大師を念じ怠らざればご加護愈々幸をまさん

願望 成就の時に会せり慎み深きは大いに叶ふべし
悦び事 これより続いて来る
交友 誠実を感じて友は援助をおしまず大いに力を得べし
恋愛 甘き蜜の花も実を蔵す優しくとも愛はつよし
婚姻 最適の配偶なるべし調ひて先幸多し
出生 極めて軽かるべし
職業 今也発展の時来る労苦研究成果を挙ぐべし
住居 思ふまゝによし
造作 大造作もさはりなし
旅行 行先幸をうくべし
方角 西南の方よし
訴訟 和の力によりて必勝の域に立つ
勝負 充分に勝味あり
売買 売見合買よし
貸借 慎重にすべし
待ち人 来るもおそし
失せ物 気永くさがすべし
走り人 かへり来るときは前と違ひて心直るべし
疾病 長びくとも本復すべし

意味を確認する

月桂まさに相満たんとし
鹿を追うて三渓に映ず
貴人遠箭に乗ず
好事始めて相佳あいととの

月がまさに満月になろうとしている。鹿をを追って、その姿が谷川の水に映ってもう少しで捕まえることができそうに感じます。このタイミングで引き立ててくれる人物の助力もあり鹿を獲得することができるでしょう。

物事がうまく進む時に入っています。最上の心の平穏と楽しみを得られるでしょう。大師様を念じて慎み深くいれば、ご加護がようやく得られて幸せになることができます。

川崎大師おみくじ45番

第四十五番

『吉』

有意興高顕
禄馬引前程
得遇雲中箭
芝蘭満路生

栄位財宝意に満つるなり然れ共盈虧は之自然の理なり驕らず慎み大師を念ずれば幸福堂に満たん

願望 心正しきは大いに叶ふ
悦び事 すでに来りつゝあり
交友 尊敬すべき友の援助をうくべし
恋愛 相愛満足すべし
婚姻 調ひてよし先幸又可適なり
出生 安産なり
職業 名利共に至る慎みなければ失ふや速し
住居 さはりなし
造作 何れもよし
旅行 出てよし
方角 東南の間よろし
訴訟 乗じて驕慢なれば思はぬ敗辱をうけん
勝負 慎重に取組めば勝は当方にあり
売買 共に意の如く利に進むべし
貸借 手際よくさばき得べし
待ち人 おそくとも来るべし
失せ物 出づべし
走り人 案ずる事なし帰る途にあり
疾病 本復すべし

意味を確認する

こころ有りて高顕こうげんを興さんとすれば
禄馬、前程に引く
雲中の箭に遇うを得て
芝蘭、路に満ちて生ず

名誉や財を欲するのであれば、思うような富貴で満足することができるでしょう。そしてさらに、思いがけない神仏の加護にも遇うことができて、めでたい香り草が、行く手の道を埋め尽くしています。

お金や名誉などは思い通りになるが、欠けたり満ちたりというのは自然の真理なのです。思い通りになっている時でも慎み深く大師様を念じていれば、幸福が満たされるでしょう。

川崎大師おみくじ46番

第四十六番

『凶』

雷発震天昏
佳人独掩門
交加文書上
無事也遭巡

賢者も時に利あらざるなり強て世に現はれなんとすれば禍を生ず大師を念じて智徳を養ひ用ふるの時をまつべし

願望 焦るは自ら禍の壺中に入る如し息災を祈るべし
悦び事 来るとは思はれず
交友 争論を生ぜぬ様つゝしみてよし
恋愛 思はぬ疑惑をうけて蹉跌さてつし憂苦つのるべし
婚姻 急がねば不調となる時を待つべし
出生 おもくとも無事なり
職業 兎角仕損じを起し且人のそしりさへうくべし
住居 宜しからず
造作 控へてよし
旅行 出ぬ方向なり
方角 北の方がよし
訴訟 四囲不利に傾きつゝあり和解さへ難事なり
勝負 意外の負をとるべし
売買 利あらず
貸借 共に紛争の基をおこす
待ち人 きたらず
失せ物 でがたし
走り人 なかなか帰ることなし
疾病 本復するも途中危篤になることあり

意味を確認する

雷発し、天にふるってくら
佳人独り門をおお
文書の上に交加す
事無くしてまた巡り遭う

突然雷鳴が起こって、空が昏くなってきた。美女がひとり、門を閉じて怖がっている。文書上のことでだが、今まで何ごともなく無事だったのに、再び悩みができてしまった。

どんなに能力のある人でも、タイミングが悪い時に無理やり進もうとすれば災いに直面するものです。大師様を念じて徳を積みながら、能力を最大限に使えるタイミングを待つのがよいでしょう。

川崎大師おみくじ48番

第四十八番

『末吉』

見禄隔前渓
労心休更迷
一朝逢好渡
鸞鳳入雲来

成功目前にあるが如くしてならざるも徒らに煩慮すべからず只一心に大師を念ずれば時到りて幸福なるを得べし

願望 即ぐ叶ふ如くして容易には得られず、ずつと先にあり
悦び事 来るは遅し
交友 次第に友情深まるべし
恋愛 隔てらるゝも焦るな恋に苦労は後語の楽しみにあり
婚姻 やがてよき縁結ばるべし
出生 軽し
職業 成功遅しされど忍耐すれば到達の幸を得べし
住居 移りたて必地悪しきも後附近とも次第によし
造作 控目にしてよし
旅行 初めさはりあれど先はよし
方角 東南の間よし
訴訟 勝負不明にして長びくも気永くすれば後勝味十分なり
勝負 先き行きは勝越となるべし
売買 早急の手仕舞は損失なり、熟慮してなさばよし
貸借 解決長びき困難なるも後にはよし
待ち人 来らず
失せ物 出るもおそし
走り人 便りありてもなかなかかへらず
疾病 長びきて危うし十分手を尽すべし

意味を確認する

禄を見るも前渓を隔つ
心を労して更に迷うをめよ
一朝、好渡に逢わば
鸞鳳、雲に入って飛ばん

成功が目の前にあるように感じているのにうまくいかないかもしれないが、色々心配してはいけない。ただひたすらに大師様を念じてタイミングを待っていれば、後に幸福に幸せとなるでしょう。

川崎大師おみくじ49番

第四十九番

『吉』

正好中秋月
贍蜍皎潔間
暗雲知何処
故故両相攀

意味を確認する

正に好し、中秋の月
贍蜍(せんじょ)、皎潔(こうけつ)の間
暗雲何れの処なるかを知らんや
故々両(ふたつ)相攀(よ)ず

川崎大師おみくじ50番

第五十番

『吉』

有達宜更変
重山利政逢
前途相偶合
財禄保亨通

物事更し進みて利あり初め苦労あるも先は有無相通じて幸を得べし常に大師を念じ努力すれば永く幸を保つべし

願望 更新の願望大いに叶ふ努力なきは得ざるなり
悦び事 おそくとも来るべし
交友 新しくよき友を得ん
恋愛 次第に疎通し相愛の睦言を語り得べし
婚姻 遠方より新しきよき縁談来りて調ふべし
出生 安産なり
職業 新工夫用ひられて大いに我が意を得べし
住居 新築移転改造等すべてよし
造作 模様変へさはりなし
旅行 一人旅をつゝしむべし
方角 西北の間よし
訴訟 有力なる新材料により訴訟は有利に転ず
勝負 勝味十分なり
売買 新規売買共に大いに利あり
貸借 旧口を仕舞つて乗りかへるがよし
待ち人 さはりあるも来るべし
失せ物 出がたしまた失ふことあり注意すべし
走り人 間もなく悟り心改めて帰り来るべし
疾病 重く見ゆるも軽きなり治癒案外早からん

意味を確認する

有達ゆうたつよろしく更変すべし
重山、利まさに逢う
前途相偶合し
財禄亨通こうつうを保たん

今常識として頭に入っていることを、新たな認識に入れ替えて進めばよい方向に進むでしょう。最初は苦労があるが、やがてすべてうまく回って幸せを得られるでしょう。常に大師様を念じて努力を怠らない限りは、永く幸せが続くでしょう。

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