川崎大師のおみくじの意味の解読・解説【61~70番】

川崎大師のおみくじは字も読めないし意味も難しい

川崎大師のおみくじも漢文で書かれている部分が非常に読みにくいおみくじとして有名です。

しかも、「凶」が多いと評判のおみくじ。

パッと出会ってしまって凶のおみくじだけでも心にダメージを受けてしまっても良い場面。そこで、仏様からのメッセージを受け取れないのではもったいないですよね。

また、一般的な神社ではあまりみない、末小吉や半凶や末凶など凶の種類が豊富であることなど珍しい点も特徴です。

川崎大師のおみくじの順番

川崎大師は全部で7種類の吉兆の表記、100種類のおみくじからなります。

  • 大吉
  • 小吉
  • 半吉
  • 末吉
  • 末小吉

川崎大師のおみくじの構成

川崎大師のおみくじは「元三大師みくじ」を使って作られている実は日本でも多く使われているおみくじなのです。

元三大師とは、912~985年に生きた天台宗の最高の位の僧になります。直接この僧侶が作ったわけではないですが、後の天台宗の僧が元三大師から夢枕でのお告げを受けて作ったとされる伝説のあるおみくじになります。

構成は、

  1. おみくじ番号と吉凶
  2. 漢文
  3. 漢文から読み取れる御託宣
  4. 詳細項目について

という大きく4部構成になっています。

特に漢文の部分からメッセージを読みやすくしてくれている御託宣部分も漢字が多かったり、現代語とはちょっと違う言い方をしているので難しいとされます。

nagomeruでは送っていただいたおみくじの画像からこの部分を特にわかりやすい現代の日本語に直して読み解いていきたいと考えています。

番号によって確認ページを準備しております。知りたい番号をクリックしてください。

川崎大師おみくじ

1番~10番
11番~20番
21番~30番
31番~40番
41番~50番
51番~60番
61番~70番
71番~80番
81番~90番
91番~100番

ネット上に画像や文章があるもののみ記載しております。
不足しているものについて知りたい方は、お手数ですがお問い合わせフォームに全文もしくは画像を添付の上ご連絡いただければ解読させていただきます。

川崎大師のおみくじの意味解説・解読

個別の解説に「走り人」というものがあります。

走り人とは

「走人・走り人」とは『はしりびと』と読み、自分の元から離れていった人のことを指します。疎遠になった人、いなくなった人、失踪した人のなかで気になる人物を考えれば良い。

川崎大師おみくじ61番

第六十一番

『半吉』

旧倊何日解
戸内保嬋娟
要逢十一口
遇鼠過牛辺

旧き過ち未だ解消せず清き心に芸賜(?)を投ず大師を念じて人を恨まず誠をつくさばやがて幸を得べし

願望 以前の過の為めに宿願を達成するの日遅し
悦び事 来らず
交友 誤解を解くには誠意苦衷を披瀝ひれきする外なし
恋愛 己の過ちが禍をなし心解けぬなり時をまつべし
婚姻 半吉
出生 重けれども後はよろし
職業 苦節を続くる時なり焦らず実意を以てすべし
住居 先ず半吉なり
造作 控目程度にすべし
旅行 止むなきは注意して立つべし
方角 北々東の間よし
訴訟 今の所勝目なきも時を要すれば先はよし
勝負 強気に出るも勝目なしじつくりゆきて相打位なり
売買 売よし買はあし
貸借 紛争あり共に熟慮すべし
待ち人 来るもおそし
失せ物 東の方を尋ぬべし
走り人 おのづから●●
疾病 長び●●

意味を確認する

 

川崎大師おみくじ62番

第六十二番

『大吉』

災轗時時退
名顕四方揚
改故重乗禄
昇高福自昌

災轗さいかん時々に退き
あらわれ四方に揚る
ふるきを改めて、重ねて禄に乗り
高きに昇り、福自ずからさかんなり

災感苦悩の時を経て漸く地位名望高まらんとす修験の時代を偲びて一心大師を念ずれば栄●隆昌疑ひなし

願望 名望財宝共に豊かなるべし正しからざれば叶はず
悦び事 十分に来る
交友 昇る勢なりともまた有力の後となるべし
恋愛 真実なるは十分に叶ふ一時的なるは叶はず
婚姻 万事幸にゆくべし
出生 軽るし
職業 苦心も修験も十分実現出来て大成功すべし
住居 大いによし
造作 さはりなし
旅行 先にも楽あり
方角 北々東の方よろし
訴訟 万事好都合に転廻して勝利を●●すべし
勝負 勝味十分なり
売買 共に大いに利あり
貸借 成功すべし
待ち人 来るべし
失せ物 早く尋ぬれば出づべし
走り人 おそくとも帰るべし
疾病 あるべし

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川崎大師おみくじ63番

第六十三番

『凶』

何故生荊棘
佳人意漸疎
久困重輪下
黄金未出渠

物事阻障起りて成らず人また離反し四面楚歌なり大師を念じて人の和に心すればやがて幸福を得べし

願望 叶ひ難し思ひ止まるべし
悦び事 なし
交友 親友に離反さるることあり
恋愛 誤解や中傷により意志乖離すべし
婚姻 思はしき結果を得ず
出生 難産なり
職業 思はぬ支障起りて辛労多し静観時をまつべし
住居 移らぬ方よかるべし
造作 控ゆべし
旅行 おもわしからず
方角 北々東の間よし
訴訟 味方に離反さる先づ八分敗訴なり
勝負 勝味なし
売買 共に今焦るは損失を重ぬるのみ
貸借 迷惑となる事あり注意すべし
待ち人 若し来れば意外の心持ちなり
失せ物 少しの物は出る大きなるものは出ず
走り人 帰るともおそし
疾病 よくよく看病が大切なり重し

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どうしてかトゲのあるイバラが家に出てきた。すると夫婦の仲も徐々に疎遠になっていく。長い期間、重たい車の下敷きになったような苦しい時期が続き、成功や財宝もまだ溝に埋まって見つからない状態である。

物事を進めようとすると障害があってうまく進めることができない。また、人間関係も裏切りなどにあって周りに味方がいなく孤立するようになる。大師様を念じて、心を穏やかにしようと決心すれば、後には幸福を得られるでしょう。

願望 叶えるのは難しい、今はやめておきましょう
悦び事 ありません
交友 仲のよい友人と離れることがあります
恋愛 誤解や非難を受けて心が離れていくでしょう
婚姻 望んでいるような結果とはならない
出生 出産は難産となります
職業 想像していなかった問題が生じて苦労するでしょう。動かずに時が経つのを待ちましょう。
住居 移らないほうがよい
造作 控えましょう
旅行 よくない
方角 北北東の間がよい
訴訟 味方に裏切られ、最初は80%は負けると思っておきましょう
勝負 勝ちにはなりにくい
売買 売り買い共に焦ってしまうと損失が多くなる
貸借 迷惑をかけることができるので注意が必要
待ち人 もしくるとしても思っていなかった感想をもつでしょう
失せ物 小さかったり少量なら出る、大きいものは出ない
走り人 帰りますが遅くなります
疾病 看病が大切です、状態はよくありません

川崎大師おみくじ64番

第六十四番

『凶』

安居且慮危
情深主別離
風飄波浪急
鴛鴦各自飛

他見は泰平なるも実情は不安なり不慮の災禍によりて離散憂苦起る一心に大師を信ずべしやがて和楽を与へらるべし

願望 協力者の離反にも逢ひ到底叶ひ難し
悦び事 なし
交友 思はぬ阻害により友情をそこなふ心すべし
恋愛 別れざるを得ぬ障壁に行当ることあるべし
婚姻 先面白からぬことあるべし時をまつべし
出生 難産なり
職業 不慮の蹉跌あるべし十分細心なるを要す
住居 宜しからず
造作 控へてよし
旅行 止むなきの外しばらく控ゆべし
方角 南西の間よし
訴訟 勝目なし
勝負 負なり
売買 共にしばらく控目にすべし
貸借 紛争を生みやすし
待ち人 来らず
失せ物 出がたし
走り人 かへらず
疾病 危うし十分加療を要す

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安居、かつ危きを慮れ
情深くして別離をつかさど
いて波浪急なり
鴛鴦えんおう各自飛ぶ

 

川崎大師おみくじ65番

第六十五番

『末吉』

苦病兼防辱
乗危亦未蘇
若見一陽後
方可作良図

如何に防ぐとも病苦に悩み恥辱を受くるも避け難し然れ共大師を念じ慎みてまてば時至りて幸福となるべし

願望 今は叶はず後に少しく叶ふべし
悦び事 正しければあり
交友 友情に亀裂入るも後復旧すべし
恋愛 当分苦悩あり後たのし
婚姻 しばらくして談好調なるべし
出生 手間どるも安し
職業 辛労を重ぬるも後成果を得べし努力の甲斐あり
住居 さわりなし
造作 よろし
旅行 旅先の幸あり
方角 南々西の間よし
訴訟 初め苦辛多く危きも後勝訴となるべし
勝負 辛じて勝つべし
売買 少し時をまつべし共に有利に転廻すべし
貸借 初め不利の如くなるも後良き解決を得べし
待ち人 来るべし
失せ物 出づるも苦労すべし
走り人 手間どるもかへるべし
疾病 長びくも治癒すべし

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病に苦しみ、兼ねてはずかしめを防ぐ
危きに乗じて、亦未だ蘇らず
し一陽の後を見れば
まさ良図りょうと

川崎大師おみくじ67番

第六十七番

『凶』

枯木未生枝
独歩上雲岐
豈知身未穏
独自惹閑非

身の程しらずの野望を抱きて遂に迷夢に酔ふ真に危機なり此の時こそ一心に大師を念じて自戒時を待つべし

願望 叶ひ難し不相応なる野望は更に悪果を生むべし
悦び事 なし
交友 自ら慎み友情を容るゝやうすべし
恋愛 無理なる恋に焦慮せば迷惑を人にも及ぼすべし
婚姻 調ひ難し
出生 重し
職業 才幹地位を自覚し安定の上に努むべし
住居 わるし
造作 控へてよし
旅行 出づれば気分の転機あるも注意肝要なり
方角 南の方よし
訴訟 無理を通さんとする●●破砕さるべし
勝負 勝目なし
売買 時不利なり控へて
貸借 無理すべからず
待ち人 来らず
失せ物 出がたし
走り人 ●
疾病 ●

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枯木未だ枝を生ぜず
独歩、雲岐うんきに上る
あに知らんや、未だ身の穏やかならざるを
独り自ら閑非かんぴを惹く

 

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