ふと思い立って神社に行こうとしたけれど、予定が変わって他の場所に。
旅行中、ツアーなどどのような手段で日程を組んでいたにしろ、神社にたどり着けなかったと感じますよね。実際に世の中には「呼ばれないと行けない神社」や「呼ばれないとたどり着けない神社」などと噂される神社も存在します。
今回は神社に呼ばれていないかもと「神社に歓迎されていないサイン」を感じてしまったときの本当の考え方をお伝えします。
呼ばれないと参拝できない神社って
日本には10万規模の数の神社があり、その中には神様に声をかけてもらえないとたどり着くことができないとされるものもあります。これらについて、実際にたどり着けなかった経験をお持ちの方も多いと思いますが、神様に嫌われているなどと考えないようにしましょう。
たどり着けない神社の特徴としては山深い、湖など陸路でない、道に迷いやすいなどの町にある神社仏閣よりは明らかに移動手段が限られる場所に設置されています。それこそが神様なのですが、天候が悪くて通行止めになっていても、船が運航していなくても神様に嫌われているわけではありません。
そもそも数ある神社の中で、ふと思い立ってその神社に行こうと考えた時点でご縁のある証拠。しっかりと呼ばれているサインとして受け取りましょう。
たどり着けないときには、
今回のタイミングではなかった
と考えるのがふさわしいのです。呼ばれているには違いありませんので、またいずれ気になったタイミングで再度参拝の計画を立ててくださいね。
今回は行かなくて良かった理由を考えて、ふさわしくないタイミングでの参拝をずらしてくれた神社に感謝をしてみましょう。
それでも歓迎されていないサインを感じてしまう方
どうしても歓迎されていないと考えてしまうとき、もしかしたら現在の自分に自信がもてていないのではないでしょうか。
日本の神様は今いる大地から人間の身体、太陽から風まですべての中に宿ります。実は今生きているという状況だけでも、あなたは愛されているんですよね。自信がないのも今の自分。ただ、神様は常に歓迎してくれる存在であることを思い出しましょう。
もし、うまく神社にたどり着けた時には
「ようやく直接会いにきました」
と挨拶できるはず。そんな日を神社の神様は心待ちにしてくれていると思います。
無理に神社に行かないほうが良いサイン
うまくたどり着けない時に起こること。今日は行かなくても良いというサインについてお伝えします。
ここでは今は行かなくてよいところだと聞いてみても、実際に旅行の日程的にその日しかないということもあると思います。念のために無理に行かなくては良いと判断しても良いサインを知っておきましょう。
もしあなたが神社参拝へ向かっているときに不安になったら、落ち着いて読んでみてください。
急な渋滞が発生した
普段だったらまったく問題ない普通の道路でなぜか渋滞。あるいは、高速道路でも行楽シーズンをはずしているのに急に渋滞が発生して時間通りにつけそうにないと思ったら今日ではないサインかもしれません。
判断基準は「その渋滞を不快に感じるかどうか」です。
もし、時間が遅れても楽しめているようなら問題ないですが、イライラしたり焦っているなら他の日に改めて参拝するようにしましょう。
天候不良が発生した
大型台風や大雨、大雪などの天候不良が発生したらそのときは参拝をあきらめても良いかもしれません。
特に観光の一環として神社参拝を考えているなら避けても良いサインだと思います。特にその天候に意味がある方は別ですが、いずれにしても無理は禁物です。
天候が安定した後に無事の感謝を兼ねて、再度参拝しても良いでしょう。
通行止めで行けない
これは参拝する手段がないので、あきらめざるをえない場面ですが別日にしたほうが良いサインです。
行けないことすら神様のはからいと思えば良いのです。
遠い旅行先だったとしても、もう一度旅行する機会を受けたと思って喜んで帰りましょう。
靴・履物が壊れた
歩くために必要な靴が壊れたりしたら、その日は避けても良いかもしれません。壊れてよかったですね。
一方でスペアの履物を持っている場合には、行きたければ参拝しても良いでしょう。タイミングの調整かもしれません。
実際に体験!呼ばれていることを実感した神社参拝
実際に呼ばれないと行けないといわれている神社にたどり着けないかもと思いながらも、奇跡的に参拝できた経験をお話します。
芸能人もよく参拝するという「天河大弁財天社」へ行こうと計画していた時のことです。
その日は仕事の関係で仕事仲間を車に乗せて淡路島を走っていました。行き先は関西空港です。パートナーが次の場所へ移動するために車で送り届け、自分は関西空港から奈良県の天河神社へ向かうということを計画していたんです。
しかし、その日に限って阪神高速が渋滞。
1時間以上の余裕を持って出発したのですが、カーナビの到着予定時刻を見るとすでにギリギリの状態でした。
・・・としばらく高速道路でほとんど動かない状態になるうちに、飛行機の出発時間がナビに表示される始末。さすがに次の仕事がある方を送り届けたいので、高速道路を降りて神戸から他の交通手段で行く計画もしてみましたが、全て間に合わない。
半ば諦めた私は、今回天河神社には呼ばれていないのだとその時点で判断しました。
そして、そのパートナーも飛行機に乗れないので大阪を一日観光していくかという話に。私は神社の他にお城も非常に好きなので「大阪城はどう?」なんてナビの行き先設定を変更したんです。
すると、その瞬間に渋滞が解消されました。
このペースなら間に合うかもしれないと感じて、関西空港に再設定。今回はルートが若干変わり、30分くらい余裕で間に合うという状況に変わりました。不思議ですよね。
この後、さらに道路が通行止めになって関西空港に直接行けないという事態に遭遇するのですが、ギリギリ間に合ったんです。
無事に送り届けることができたので、そこから天河へ向かい無事に参拝することができました。このタイミングで行った天河大弁財天社では、なぜか他のグループの正式参拝に入れてもらうという珍事も発生。途中諦めかけましたが、やはり神様に呼んでいただけていたことを実感することができたお参りになりました。
感じてみると意外と不思議なことってありますね。タイミングと自分の気持ちをしっかりと観察することが大切です。
呼ばれないと行けないとされる神社一覧
念のため神様に呼ばれないとたどり着けないとされる神社を紹介します。
これまでのたくさんの参拝者たちの経験から、たどり着けないことが頻繁に起こっていた神社ということですので知識としてもっておいて良いでしょう。
たどり着ければ一回目で参拝できたことに感謝すれば良いですし、もし本当に思った日にいけなかった場合にはゆっくりといつ行くのが最適なのか考えて見ましょう。きっとそのタイミングだからこそ、受け取れるメッセージがあるはずですよ。
- 大滝山西照神社
- 玉置神社
- 天河大弁財天社
- 大神神社のご神体「三輪山」
- サムハラ神社奥宮
- 新屋山神社奥宮