武田神社とは
武田神社は甲府市の高台にある神社。戦国時代には武田信玄の屋敷である「躑躅ヶ崎館」の跡地に建てられてたお社になります。
甲府駅からバスで10分程度と市街地に近く、参道をあるくと甲府で暮らす人々の武田家への想いを感じられます。町中に武田家の家紋である4つのひし形が組み合わさった武田菱が多くみられることに気付くと思います。
堀に囲まれた中にある神社ですが、躑躅ヶ崎館は日本100名城に選ばれている通りに元々はお城の役割を果たしていた場所になります。
武田神社の歴史は?
武田神社はかなり新しい神社となっており、創建されてから100年程度となっています。
信玄公の住まいだった場所ですが、1594年に取り壊しにあってしまいました。日露戦争が終わってから再び武田信玄という全国でも指折りの武将を軍神として祀る機運が高まり、1919年に社殿が創建されました。
武田神社の御祭神は?
主祭神:武田晴信公(武田信玄)
武田信玄の親である武田信虎や息子である武田勝頼は祀られていないようです。
武田神社の御利益は?
武田神社の御利益はなんといっても勝負運の上昇です。武田信玄といえば軍略や知略に秀でており、織田信長や徳川家康といった天下をとった武将でさえおそれるほどの実力者でした。
入学試験や転職、起業など、人生を大きく変える場面で力添えをいただくために参拝すると良いでしょう。
その他としては、金運、延命長寿、商売繁盛、開運招福などが知られています。
武田神社に神様はいない?
武田神社が新しい神社というためか、「神様がいない」という噂を耳にすることがあるかもしれません。
私の感覚では、間違いなく神様が存在すると感じられました。これは実際に参拝にいって確認するのが良いと思います。
武田信玄というと戦いのイメージが強いかと思いますが、実際には産業振興や治水工事などの政治手腕も優れたものがありました。甲府盆地という海から離れた土地においてしっかりと文化を栄えさせるくらいに発展させていたというのは、他の武将よりも優れたものがあったからだと思います。
実際に現在でも甲府の方の誇りとなっている人物だったのですから、神格化されているというのは当たり前とも感じられます。
武田神社のみどころ
神社の見所のひとつに、「姫の井戸」というものがあります。これは信玄公の娘が生まれた時に産湯につかわれたという伝承があり、健康長寿や病気平癒のご利益があるとされてきました。
ペットボトルにいれて持ち帰ることもできます。
前橋東照宮へのアクセス
・公共交通機関を利用する場合
JR甲府駅北口から徒歩30分・JR甲府駅北口からバス10分・武田神社下車
・車を利用する場合
中央自動車道 甲府昭和I.C.より約15分