日本一大きい鳥居はどの神社?鳥居の大きさランキング

国内旅行をしていると遠くからでも確認できるような大きな鳥居をみることがあります。

すると気になるのが、日本で一番大きい鳥居はどこの神社なのかについてですよね。今回は国内に多く存在する神社の鳥居を大きさ順で紹介していきます。

第1位 熊野本宮大社

全国で3,000社ある熊野神社の総本宮となる熊野本宮大社。「紀伊山地の霊場と参詣道」として2004年7月にユネスコの世界遺産に登録されていたりと非常に歴史のある神社となります。

こちらの旧社地である大斎原にそびえたつ鳥居が現在国内で最も大きい鳥居となっています。高さ約34m、幅約42m。

熊野本宮大社のご祭神

主祭神:家津美御子大神(スサノオノミコト)

熊野本宮大社の歴史は長く、古代この地に神様が降臨したと伝えられています。日本一の大鳥居のある大斎原に旧社殿が建てられたのは、紀元前33年だと言われています。

平安時代になり皇族や貴族の間で熊野信仰が広がり、現在では信仰広まり、京都から熊野古道を通って上皇や女院がまとまって何度も参拝に訪れたといいます。

第2位 大神神社

奈良県桜井市に鎮座する、日本最古ともいわれることのある大神神社。ご神体が神社の後ろにある三輪山そのもの、本殿をもたないという古い信仰の形を残している特別な神社のひとつです。

第2位となる大きな鳥居は高さ32.2m。

大神神社のご祭神

主祭神:大物主大神(おおものぬしのおおかみ)

稲作豊穣、疫病除け、醸造などの神として特段篤い信仰を集めている。

第3位 彌彦神社

3番目に大きいのが越後の国の一之宮である「彌彦神社」の大鳥居。こちらは昭和61年に建設された2位の大神神社の大鳥居ができるまでは日本一大きかった鳥居。

その大きさは高さ30.2m、幅38.5m。車で神社へ向かう時には、彌彦神社の御神体でもある弥彦山が正面に見え、御神域に今から足を踏み入れるという雰囲気を感じられます。

彌彦神社の御祭神

主祭神:天香山命(あまのかごやまのみこと)

饒速日命(にぎはやひのみこと)が父神、天道日媛命(あめのみちひめのみこと)が母神という神様。彌彦神社では天孫降臨の際にこられた神様であると伝わっています。

 

第4位 鹿嶋神社

画像:Wikimedia Commons

大きな鳥居のある神社の第4位は岡山県の鹿嶋神社です。

チタン製で出来ている見事な大鳥居で、建立された1998年年当時の最新技術が使われているといいます。高さ26.2m、幅は35m。銀色に輝く大鳥居はとにかく豪華な印象を受けます。

鹿嶋神社の御祭神

武甕槌命(たけみかつちのみこと)
経津主命(ふつぬしのみこと)

第5位 靖国神社

東京都の靖国神社の鳥居も非常に大きいことで知られています。錆びにくい鋼鉄でできており、震度7の地震にも耐えるといいます。自然災害の多い日本という国において、環境に負けずに長く残っていく事になる鳥居になることでしょう。

ちなみに耐用年数は1200年にもなるといいます。高さ25m、幅は29.7m。

靖国神社の御祭神

明治維新以降に国のために命を捧げた殉国者の霊が祀られています。

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