怖いという感情が出ることは普通にありますよね。
何をするにしても、どんな状況でも恐怖というのは生まれてくるものです。そして何とか怖さを取り除きたいと思うでしょう。
今回は対策を打つ前に知っておくべき、恐怖という感情が生まれる原因についてお伝えします。
怖いを感じていたら、幸せにはなれない
当たり前かと思われると思いますが、
怖いと感じながら、幸せにその瞬間なるということはありません。
これは怖いがネガティブなものだから、対極となる感情が生まれないという意味ではありません。人は2つの感情を同時に複数感じることはできないというお話です。
怒りを感じている瞬間に、怖さを感じることはできませんし、嬉しいときに悲しみを感じることもできません。試しに感情が動く何かを見つけて、他の感情を感じられるか試してみてください。
これは心の仕組みなので、恐怖を感じたでも効果があります。怖さの原因を知り、実は問題ないと安堵感を感じられるようにしておく。こうすることで、元々の怖さは無くなるのです。
恐怖を感じなくなるのではありませんが、瞬時に闇の気分から抜け出すことが可能になります。
それでは、恐怖の原因とはいったいなんなのでしょうか。
怖いは何かを失くしてしまうことに対するもの
人は怖いとき、ある共通する考えを手にしているということがいえます。それは喪失。
死ぬのが怖いというときには生きることに執着していて、生命を失うものだと考えているでしょう。転職など人生の転機の場合、今の状況や立場などに実は執着しているのです。
私の場合には、結婚のプロポーズをする瞬間にも起こりました。当時はわからなかったのですが、独身の自由が失われると心のどこかで思っていたのでしょう。
(もちろん、そのときにしっかりプロポーズして良かったと思っていますよ(笑))
結婚といわないまでも、誰かに告白するなんて場面でもこれまでの友達関係が壊れてしまうといやだと緊張しますよね。すべては、失うような気がして怖いだけなのです。
パターンさえ覚えてしまえば、対策は簡単ですね。
怖いと感じているときは実はチャンス
実は人生において怖さを感じるようなことというのは、心を整えて進めば大きく発展する目印のようなものなのです。
過去の自分を繰り返しても、出てくる現実は想像の範囲内。もしくは停滞してしまうでしょう。
何かチャレンジする場面で恐怖を感じたら、「なぜ怖いと感じているのだろう」と自問してみましょう。
確かにその選択をすると、今の状況とは何か変化が起こるでしょう。ですが、これまでの人生を振り返ってみると、案外どうにかなってきたことに気付くことができます。
今やろうとしていることも同じなのです。心配するほどには大変なことにはならないのです。むしろ体験や行動を積み重ねることになるので、人生を豊かにすることにつながります。
『やって損より、やらぬ損』ですね。
最近ちょっと人生うまく言ってないと思うときに、是非怖さは大したことないものと看破して進んでみてください。