忙しすぎて夜も眠れないとか、イライラが続くという方がいるようですね。ストレスを解消したいのに疲れは溜まる一方で大変ですよね。
このような方は、気持ちの切り替えがうまく出来ていない可能性が高いです。
行動の間に切り替えを行う
ストレスが溜まってしまったり、仕事のときのことで頭がいっぱいになったりというのは、たとえ今日の出来事であっても過去のことに囚われているということです。
普通に生活していると、どうしてもこの過去の気分を現在にひきずりがちなもの。意識してリフレッシュをする必要があるのです。
ただ、これは無意識に起こってしまうので、この対策にはちょっとしたコツがあるのです。そのコツとは、
一日の行動のなかに、気分を変えるポイントをおく
ということです。
本当はすべての行動に対して、前後を断ち切る気持ちの切り替えが出来るようになるのが一番なのです。ただ、最初の段階では一日のなかのスケジュールの間、必ず自分がやる習慣のなかに切り替えポイントをおいておくのが良いです。
おすすめの切り替えポイント
気持ちをリセットするのにわかりやすいポイントをいくつか挙げておきます。
通過するイメージのものを選んであげると、お清めされたような気分の良さを感じられると思います。
寝室から出るドア
朝起きて着替えや朝ごはんのために、はじめて他の部屋へ移動するタイミングがあります。
このタイミングで今日一日が始まるということを意識するようにしましょう。朝がよければ、その後もきっと上手くいくはず。リフレッシュに利用させてもらいましょう。
玄関を出るタイミング
家と外を結ぶ大切なゲートである玄関。ここを出るタイミングも意識すると気持ちの切り替えがしやすいです。
特に前の日に失敗をしたり、やり残しなどの後悔がある方はここで断ち切るようにしましょう。
駅の改札を通る時
電車で通勤している方のみでわかりやすい切り替えポイントが、「自動改札機」です。
何気なく定期券をピッとするだけの場所になりがち。通るときに開く仕組みがされているのですから、ゲートを通って気分を変えるイメージを持つようにしましょう。
会社の入り口
自分の職場の最初の門を通る時にも、玄関と同様に昨日と今日に境を引くのに役立ちます。
頑張ろうとか成果を出そうと気合いを入れるのではなく、今から仕事をする場面であるとただ認識するだけで十分。場面の切り替えを意識して通過してみましょう。
お気に入りのお店の入り口
お仕事が終わってモヤモヤしている時に、お気に入りのお店を準備しておくと良いでしょう。
お酒をたしなむ方なら飲み屋さんでもいいですし、レストラン、喫茶店、カフェ、本屋などどこでも大丈夫。
自分が居心地が良い空間を持っているお気に入りのお店に入る瞬間に、一日のリフレッシュをしましょう。
浴室に入る瞬間
お風呂は身体についた穢れを落とす力があるとされます。
一日にあった嫌だったことや、翌日まで持ち越す必要のないものを洗い流すことを意識しましょう。
湯船に浸かる方はその瞬間、シャワーだけという方は浴室に入る瞬間を大切に。
眠りにつくときには、良かった思い出を反芻
もちろん寝室に入るときにも、リセットのタイミングとなると思います。
けれど、大切なのは翌日に持ち越さないこと。特に気分の切り替えに慣れていない方にとって、あえてストレスを感じたことを思い出すリスクをとる必要はないのかなと思います。
ベッドに入ってからは一日にあった良かったこと、または明日起こると良いと感じる素敵な感情を持つこと。眠気のあるときに感じた感情は、あとになって現実に起こるような奇跡の時間。大切にしてくださいね。
まとめ
気持ちの切り替えは人生を豊かにする基本といっても良い能力です。
もちこす感情や気分などなく、常に今にある事ができれば幸福感は間違いなく上がります。また、この状態を維持できれば、力が抜けて思い通りの人生を描くことも可能になるでしょう。
きっかけを作って気分をリセットする方法は、毎日の生活の中で時間を使わずに出来る方法。非常に簡単ですし、効果が大きいので是非試してみてください。
神社の鳥居も結界と言われていますが、これは過去を断ち切りしっかり参拝に集中しましょうという意味もあるのかもしれません。