御神水が有名な神社|神様からの恵みを感じられるお水をいただこう(関東地方編)

日本全国に約8万5千もあると言われている神社。

数多くの神社の中に、飲むことのできる天然の湧き水や地下水の御神水を、いただけるお社があるのをご存じでしょうか。

中には、各都道府県の名水に選ばれている御神水もあるのです。今回は関東地方の天然の湧き水や地下水の御神水をいただくことができる神社をご紹介します。

  1. 初穂料なしでいただけること
  2. 天然の湧き水、地下水であること
  3. 飲料にできること

初穂料なしの神社から選定しましたが、専用のペットボトルを購入したりいただいた分お賽銭を少し多めにするなど、清々しい気持ちになれるような受け方をするとよいかと思います。

東京都の御神水

中目黒八幡神社(なかめぐろはちまんじんじゃ)

東京都目黒区に鎮座。御祭神は誉田別命(ほんだわけのみこと、第15代応神天皇のこと)と天照大御神(アマテラスオオミカミ)です。山手線の内側の東京23区内にありながら、天然の湧き水の御神水をいただくことができる珍しい神社ですよ。参拝の際は、ペットボトル持参でぜひ。

アクセス

公共交通機関利用の場合
東急東横線中目黒駅下車、徒歩約8分

*東京23区内は慢性的に渋滞しており、駐車場を探すのも大変ですから、公共交通機関の利用をおすすめします

宮沢諏訪神社(みやざわすわじんじゃ)

東京都昭島市に鎮座。御祭神は建御名方神(たけみなかたのかみ)です。境内には、東京の湧き水57選のひとつである小川が流れ、手水場になっていますよ。飲むことのできるお水なので、ぜひペットボトルで持ち帰ってくださいね。

アクセス

公共交通機関利用の場合
JR東日本青梅線中神駅下車、徒歩約20分

埼玉県の御神水

大宮氷川神社(おおみやひかわじんじゃ)

埼玉県さいたま市に鎮座。御祭神は須佐之男命(スサノオノミコト)、稲田姫命(イナダヒメノミコト)、大己貴命(オオムナチノ)の三柱です。もともとは見沼の水神を祀っていたと考えられる古いお社で、神社の伝承によれば創建から2千年経っているのだとか。御神水は手水舎の先でいただくことができますよ。地元の方はペットボトルなどで持ち帰っていますので、参拝の際は忘れずに。

アクセス

公共交通機関利用の場合
JR東日本・東武鉄道・埼玉新都市交通大宮駅下車、徒歩約15分、もしくは東武野田線北大宮駅より徒歩約10分

自動車利用の場合
首都高速埼玉新都心線新都心西出入口下車、約15分

宝登山神社(ほどさんじんじゃ)

埼玉県秩父市に鎮座。御祭神は神日本磐余彦尊(かんやまといわれひこのみこと、初代神武天皇のこと)、大山祇神(オオヤマヅミノカミ)、火産霊神(ホムスビノカミ)の三柱です。第12代景行天皇(けいこうてんのう)の御代に、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が山中に火事に遭いましたが、オオカミの道案内で無事に山頂に達したことを感謝してお社を建てたのが創建の由来。宝登山から湧き出る天然水を、境内の水神社でいただくことができますよ。

アクセス

公共交通機関利用の場合
西武鉄道秩父駅から徒歩で秩父鉄道御花畑駅に乗り換え、羽生行乗車、もしくは東武東上線寄居駅より秩父鉄道影森行乗車、長瀞駅下車、徒歩約15分

自動車利用の場合
関越自動車道花園IC下車、国道140号経由、約20分

*秩父へは池袋から東武東上線、西武池袋線で行けますが、秩父まで特急電車が1時間に1本出ている西武線の方が便利です

神奈川県の御神水

鵠沼伏見稲荷神社(くげぬまふしみいなりじんじゃ)

神奈川県藤沢市に鎮座。御祭神は宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)、佐田彦大神(さたひこのおおかみ)、大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)、田中大神(たなかのおおかみ)、四大神(しのおおかみ)の五柱。この五柱の神の総称を、稲荷大神というのですね。1941年(昭和16年)に創建された新しい神社で、創建50周年記念で井戸を掘ったところ、豊富な地下水が出たのです。井戸の水は御神水として、午前5時から午後10時までいただくことができます。

アクセス

公共交通機関利用の場合
小田急電鉄江ノ島線鵠沼海岸駅下車、徒歩約10分

自動車利用の場合
新湘南バイパス藤沢IC下車、県道308号経由約15分

大山阿夫利神社(おおやまあぶりじんじゃ)

神奈川県伊勢原市に鎮座。御祭神は大山祗大神(おおやまつみのおおかみ)、高龗神(たかおかみのかみ)、大雷神(おおいかずちのかみ)の三柱です。第10代崇神天皇(すうじんてんのう)の御代に創建されたと言われる古いお社ですよ。境内は下社と本社に分かれており、御神水は下社でいただくことができます。御神水を下社でいただいて、本社に登る時に喉を潤すのも良いですね。

アクセス

公共交通機関利用の場合
小田急小田原線伊勢原駅下車、神奈川中央交通バス大山ケーブル駅行乗車、バス停大山ケーブル駅下車、徒歩でこま参道を大山ケーブル駅まで移動、ケーブルカー乗車、阿夫利神社駅下車、徒歩約1分

自動車利用の場合
東名高速道路厚木IC下車、県道603号、611号経由、約40分

曾屋神社(そやじんじゃ)

神奈川県秦野市に鎮座。御祭神は水の神さまである水波能売命(ミズハノメノミコト)の他に合計6柱の神さまが祀られています。お社のある一帯は湧水地だったので、水の神様が祀られたのが創建の由来で、もともとのお社の名前は「井之明神社」だったのだとか。名水百選に選ばれた秦野名水の御神水は、井之明神水と呼ばれており、井戸からくみ上げることが可能ですよ。

アクセス

公共交通機関利用の場合
小田急小田原線秦野駅下車、徒歩約20分

自動車利用の場合
東名高速道路秦野中井IC下車、県道71号経由、約30分

九頭龍神社(くずりゅうじんじゃ)

神奈川県箱根町に鎮座。御祭神は九頭龍大神(くずりゅうおおかみ)です。本殿は芦ノ湖の湖上に
あり、船でしか渡れなかったため、2000年(平成12年)に箱根神社の境内に新宮が建てられました。境内から湧き出た御神水は「龍神水」と呼ばれています。社務所には龍が描かれたラベルの貼られた持ち帰り用のペットボトルが販売されていますので、参拝の記念にぜひ。

アクセス

公共交通機関利用の場合
JR東日本・小田急小田原線小田原駅下車より伊豆箱根バス元箱根方面乗車、バス停元箱根下車、徒歩10分

自動車利用の場合
東名高速道路裾野IC下車、県道337号、75号経由、約35分

千葉県の御神水

姉埼神社(あねがさきじんじゃ)

千葉県市原市に鎮座。御祭神は日本武尊(ヤマトタケルノミコト)と志那斗弁命(シナトベノミコト)他、合計7柱が祀られています。第12代景行天皇(けいこうてんのう)の御代に、走水(はしりみず)の海で嵐に遭った日本武尊(ヤマトタケルノミコト)一行。妃(妃の)の弟橘姫(おとたちばなひめ)は嵐を鎮めるために海に身を投げたのです。その後、無事上総に上陸した日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が、妃を偲び、また船の安全な航行を願って風の神さま・志那斗弁命(シナトベノミコト)を祀ったのが、創建の由来なのだとか。境内には、長寿の効能があると言われる湧き水の御神水がありますよ。

アクセス

公共交通機関を利用する場合
JR東日本内房線姉ヶ崎駅下車、徒歩約25分

自動車を利用する場合
館山自動車道姉崎袖ヶ浦IC下車、県道24号経由、約25分、もしくは市原IC下車、県道24号経由、約20分

香取神宮(かとりじんぐう)

千葉県香取市に鎮座。御祭神は経津主大神(ふつぬしのおおかみ)です。天孫降臨で、高天原から降り立ち、出雲に派遣された神さまの一柱ですよ。初代神武天皇の御代に創建されたと伝わる古いお社で、藤原氏から氏神として崇敬されてきました。天然の湧き水の御神水は、本殿の脇でいただけます。また、参道には御神水を使って作られたわらび餅をいただけるお店がありますので、こちらもぜひ。

アクセス

公共交通機関を利用する場合
JR東日本成田線佐原駅下車、タクシー利用で約10分、もしくは香取駅下車、徒歩約25分

自動車を利用する場合
東関東自動車道佐原香取IC下車、県道55号経由、約4分

茨城県の御神水

鹿島神宮(かしまじんぐう)

茨城県鹿嶋市に鎮座。御祭神は武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)です。経津主大神(ふつぬしのおおかみ)とともに、出雲に派遣された神さまの一柱ですよ。初代神武天皇の即位年に創建されたと伝わる古いお社の境内には、水底を見通せるほど透き通った美しい水が1日に40万リットルも湧く御手洗池があります。そこで御神水を頂くことができますよ。また、御手洗池のそばには御神水を使った料理をいただけるお休み処もありますので、参拝したら立ち寄ってみては?

アクセス

公共交通機関を利用する場合
JR東日本鹿島線鹿島神宮駅下車、徒歩約10分

自動車を利用する場合
東関東自動車道潮来IC下車、国道51号、県道101号経由、約30分

栃木県の御神水

日光二荒山神社(にっこうふたらさんじんじゃ)

栃木県日光市に鎮座。御祭神は大己貴命(オオムナチノミコト)、田心姫命(タゴリヒメノミコト)、味耜高彦根命(アジスキタカヒコネノミコト)の三柱で、それぞれに、男体山(二荒山)、女峯山、太郎山の日光三山の神さまでもあるのですよ。767年(神護景雲元年)に二荒山の神さまを祀る祠が建てられたのが、創建の由来だと言われています。境内には二荒霊泉(ふたられいせん)と呼ばれる、天然の湧き水の御神水がありますよ。健康長寿などに効能があると言われていますので、参拝したらぜひいただきましょう。ペットボトルを持っていない場合は、霊泉のとなりにある売店「あずまや」で、持ち帰り用のペットボトル(1本300円)を販売しています。また「あずまや」では、二荒霊泉を使ったお茶やコーヒーをいただくことができますよ。

アクセス

公共交通機関を利用する場合
JR東日本・日光駅、東武日光線東武日光駅下車、東武バス世界遺産巡り乗車、バス停大猷院二荒山神社下車、徒歩1分

自動車を利用する場合
日光宇都宮道路今市IC下車、県道14号、国道120号経由、約15分

群馬県の御神水

赤城神社(あかぎじんじゃ)

群馬県前橋市に鎮座。御祭神は大己貴命(オオムナチノミコト)と豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)の二柱です。詳しい創建の由来はわかっていませんが、全国にある赤城神社の総本社で、上毛野国(かみつけのくに)を治めることになった豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)が、大己貴命(オオムナチノミコト)を祀るお社を建てたのが始まりと言われています。本殿に向かう参道脇にそれると、天然の湧き水の御神水をいただける場所がありますよ。参拝したら、ぜひいただきましょう。

アクセス

公共交通機関を利用する場合
上毛電気鉄道大胡駅下車、ふるさとバス(オンデマンドバス)利用、赤城神社まで約20分

自動車を利用する場合
関越自動車道赤城IC下車、からっ風街道経由、約25分

まとめ

御神水として、天然の湧き水や地下水をいただける関東地方の神社の代表的な神社をお伝えしました。

以前は御神水を分けてくださっていた神社の中には、マナーの悪い御神水のいただき方をした方が多かったために、御神水の持ち帰りを禁止したお社もあります。

御神水をいただく場合は、感謝の気持ちを持ち、神社や他の参拝客の方に迷惑がかからないように行ってくださいね。

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