【心を整える方法】頭の中の天秤を使う整理法で行動力アップ

人生の岐路と言われるような大きな選択を迫られることもあります。悩めば悩むほど答えが出ない。自分の気持ちが解らなくなくなってしまったと感じている方も少なくないでしょう。そんな時には心の整理をするために頭の中に「天秤」を作ることをおすすめします。

大きな選択に迷った時こそ「天秤」をオススメします。

頭の中には天秤を作る

頭の中に天秤ってなんだ?と思いますよね。

天秤とは右と左にお皿があってゆらゆら揺れる「あの」天秤です。何かを選択しようと思った時に、頭の中に天秤をイメージしてお皿にいろいろ乗せることで心の整理をするのに非常に役立つのです。今回は天秤を使う方法や場面をご紹介します。

実はこの天秤は人生の岐路などの大きな選択に迷った時に使うものですが、感度を上げるためには、日常の小さな選択を丁寧におこなうことが大切なのです。

ファミレスで何を食べようか、洋食と和食どっちにしよう。明日の休みは何をしようか、誘われている飲み会に行こうか行くまいか。日常の中でちょっぴり迷うことってありますよね。このような小さなことでも迷うたびに「天秤」を使うのです。

頭の中の天秤とは

頭の中に作る天秤はあくまでイメージで構いません。頭の中の天秤にはなんでも乗せられます。モノ、人、言葉、行動、感情、概念までなんでもOK。普通の天秤と同じように、重い方に傾くという性質をもつものだと認識して下さい。

天秤の使い方とメリットについて

頭の中の天秤の使い方はとても簡単。迷った選択肢を乗せてどちらに傾くかを感じるというだけです。

頭の中の天秤はご飯以外の場面でももちろん使えます。むしろひとつひとつの行動を決める時に毎回使った方が良いんです。例えば、隣の駅に行くのにタクシーを使うのか電車で行くのか。外出するときのお洋服も、ワンピースが良いのかパンツスタイルが良いのかをしっかり比較した上で選択してみましょう。

天秤の良いところは0か100かをはっきり決定する道具ではないということです。ゆらゆら揺れて重い方には傾きますが絶対にこっちと決めなくてもいい。ただ重い方を優先してみる。でも軽い方の選択肢もナシではないので結論を先延ばしにする、別のものと天秤に乗せてみるなんてこともできます。絶対じゃないのに優先順位は決められる。ゆる~い道具だから楽に行動に移せるというメリットがあるんです。

頭の中の天秤を応用した使い方

天秤は優先順位をつけるのが難しいとき「右のお皿」と「左のお皿」のシンプルな二者択一になるので、簡単に方向性を決めることができます。2択以外の時にはどのように使えばよいのでしょうか。応用的な使い方をお伝えします。

(具体例1)選択肢がいっぱいで選べない時

レストランのメニュー、美味しそうなものがいっぱいで何を食べるか迷う。美味しさ以外に、カロリーや塩分など理由まで持ち出すとさらに選べなくなります。

このような場合、天秤の片方にどれでも良いので気になるメニューを乗せます。そして反対のお皿に候補となるメニューをひとつずつ次々に乗せていきます。重い方を残し軽い方には別のものを乗せます。たくさんの選択肢があるように思えましたが、2択を繰り返すことで単純化できるのです。お皿に残っていたものがあなたの食べたいメニュー。

最後に残った2つの傾きがゆらゆらとはっきりしないメニューだったら両方頼むのも有りですし、もう一方は次に来店した時の楽しみにするのも良いでしょう。

★選択肢がいっぱいで選べない時は端から天秤に乗せてみましょう。

(具体例2)「する」「しない」を決められない時

人生において「する」「しない」の選択はレストランのメニューより難題です。考えに考え抜いても正解が見えない。天秤に乗せるのは「する」「しない」そのものではなく、選択肢に感情もプラスしたキーワードです。

「○○するとときめく」と「○○しないと楽ちん」。傾いた方に1票。「すると嬉しい」「しないと嬉しい」どっちの嬉しいに傾くか。傾いた方に1票。

感情はポジティブなものをチョイスします。効率的に票を集めるためです。

たくさんの組み合わせを試してカウントしていき票数の多い方を選択しますが、重要なのは過程です。いろいろな肯定的な感情と組み合わせて2つの選択肢の重さを確認していくうちに、自分の中で重要視しているものが見えてきます。天秤に乗せている間に自分の心も整理され納得の結果が得られるというわけです。

「する」「しない」を決められない時は「選択肢+感情」を乗せてみましょう。

まとめ

頭の中の天秤は、絶対にこれ!と決めるためのものでは無くて、選択に迷うとき心の整理をするための道具です。

乗せるべき最初の2つさえも迷ってしまう時は、沢山ある選択肢を大まかに2つのグループに分けて乗せるという方法もあります。傾いたグループをさらに2つに分けて乗せる作業を繰り返し細分化していくうちに、具体例に近い形になっていきます。

いろいろなことを白と黒のようにはっきり見分けられたら楽ですが、人の心はそう簡単なものではありません。ゆらゆら揺れる天秤のよう。頭の中の天秤は、自分でも気づかないものごとの重さを直感的に判断できる道具とも言えるのです。ふと選択に迷ったら気楽にお皿に乗せて頭の中の天秤を活用していきましょう。

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