目標へ向けて行動できない時、あなたが最初にやるべきコトとは

あなたは夢のための目標設定で行動できないと困っていませんでしょうか。

設定した目標に押しつぶされそうになったり、行動したいと思っても不安で動けなくなっていたり。

まず、知っておいてほしいこと

大きな夢があることはステキなこと

だということ。そして、理想や高い目標を持つことは、既にその目標達成に近づいているという証拠であるのです。

ときどき、夢に押しつぶされそうになったり、高い目標を見上げすぎて疲れてしまったりするのは、誰にでもあることですし、そのような感覚を今味わっているからこそ目標達成することができるのです。

特に不安や目標の大きさのせいで動けなくなっている方にとって重要なのは、疲れて立ち止っている今こそ、次の1歩をどう踏み出すかというところへフォーカスすること。

今回は踏み出す元気もなくなってしまったときに、どのように気持ちを整えて進みだせば良いのかについて具体的な方法をお伝えします。是非一緒に整理していきましょう。

 

【STEP1】目標の所有者を確認しよう

夢や目標というものは、目指して進んでいくうちに、ちょっとずつズレていくことが多々あります。「○○になりたい!」という単純だったはずのものが、「立派で有名な凄い〇〇でなければ。」といった具合に、複雑で難しくするための修飾語がいつの間にかくっついてしまうなんてこともあるのです。

また、周りの理想を背負ってしまい、自分が本来希望している目標より目的地が遠くなってしまう場合も行動が難しくなる理由のひとつです。

大切なことは、現在かかげている目標は本当に自分が望んでいるのかについて再度確認をしなければなりません。

同じ方向を目指している人の目標に影響され、自分の目標とすり替わってしまっていませんでしょうか。目標が高すぎてツライと思うとき、自分が最初に考えていた夢や目標との差を埋められずに苦しくなっているということもあります。「初心忘るべからず」という言葉があるように、最初に自分が目標にしていたものは何なのか、もう一度、目標の所有者を確かめてみましょう。あなたが本当に目指していたものはなんですか?

【STEP2】目標を手放す

目標が確認出来たら、次に必要なのは、その目標を見上げるということを手放すことです。

誰のものでもない「自分の目標」が見えてきたら、いったん、見上げるのをやめてみましょう。目標に焦点を当てすぎてしまうと、実現していない自分について考えたり、あるいは目標が実態よりも大きく感じられてしまうのです。

これは心の仕組みですので、この段階では注目する場所をそらす努力は大がかりな行動よりも重要なことになります。

青空や星空はキレイでちょっと見上げるにはいいですが、ずっと見上げ続けていたら、首がつかれちゃいますよね。見上げないからといって、空がそこから無くなるわけでもないし、ずっと見ていなくたっていいのです。目標も同じこと。心が疲れてしまうほど、見上げ続けていなくていい。ただ、そこに空が存在するように、あなたの目標もちゃんとした形で存在していると、わかっていることが大切です。

【STEP3】目標に向かって続く「階段」があると信じる

空と目標は同じ、というお話をしましたが、ひとつ大きな違いがあります。空の向こう側、つまり宇宙にたどり着く方法は、ロケットや宇宙船に乗っていくしかないですね。大きな技術の進歩があれば別ですが、現時点の一般人には宇宙へ到達することは夢のまた夢のように感じてしまうでしょう。空に浮かぶ雲や星はつかめないのです。

でもあなたが自分で設定した「目標」には、たどり着くための「階段」が確実にあるのです。

目標への階段を一歩ずつ登りさえすれば、必ず、目標にたどり着くことができる。

残念ながら、一気に目標にたどりつくことのできるエレベーターや、自分の足で歩かなくても済むエスカレーターといったものはありません。扉を開けたら目的地に到着といた便利道具もない。でも、目の前には、目標に確実に続く階段があると信じるのです。

【STEP4】目標に近づくために、階段を登るように1歩ずつ進む

夢や目標のために頑張っている人は、そのためにさまざまなことを学んでいるでしょう。その学びは、目標に近づくための特急券みたいなものではありません。1つ1つを身につけ理解してくことが、確実に目標に近づく階段の1段1段なのです。

早く目標を達成しなければ、ゴールにたどり着かなければと焦れば焦るほど、不安が増幅して疲れてしまうのは、どこかにエレベーターがあるはず、特急券を手に入れる方法があるはず…と考えてしまっている可能性もあります。

見つけられない自分が周りから遅れをとってしまっているように感じてしまう。また、早く登ろうとして自分のペースを乱して苦しくなったり、一段抜かしをしようとして転げ落ちて痛い思いをしたり、階段を登ること自体が怖くなってしまう人もいるでしょう。

目標に続く階段は確かにあります。

1歩ずつ、自分のペースで登ることが、一番確実な方法なのだと気づくことが大切です。しっかり1段ずつを踏みしめていくしかないのだと覚悟を決めてしまえば、足元を見据えてしっかりと進むことができるのです。

ゆっくりでいい、確実に登っていこう

もう一度言います。夢に押しつぶされそうになったり、高い目標を見上げすぎて疲れてしまったりするのは、誰にでもあることです。あなただけが不安なわけではありません。

それがどんな目標であれ、疲れて立ち止まってしまったからといって、意思が弱いわけでも、心が弱いわけでもありません。ただ、目の前に階段があることを忘れてしまい、足元に何もないように感じている。今まで踏みしめて確実に登ってきたはずの階段まで、消えてしまったように錯覚しているだけなのです。自分は宇宙船に乗れないから、空の向こうに永遠に行けないと絶望しているようなもの。

本当は、今まで頑張って登ってきた階段の分だけ、あなたは目標に近づいているし、足元には登るべき次の階段がしっかり存在しています。立ち止まって少し休んだら、もう一度足元を見てみましょう。

日々、夢のために学んでいる事がらの中で、まず、身につけるべきことは何ですか?簡単なことでいい、かならず実践できることがあります。朝コップ一杯のお水を飲む習慣でも、ラジオ体操でも自分ができそうなことからはじめれば良いのです。それが何かを考えて行動にうつせば、それこそが次の1歩のはじまりです。

ゆっくりでいい。次の1歩を踏み出しましょう。

あなたはきっと、目標に向かって続く階段を、確実に登っていくことができますよ。

まとめ

目標に向かって新たに動き出すきっかけはつかめたでしょうか。

置かれている状況によって、人それぞれ悩みは違い、つらさを解消する方法や、気持ちを整理する方法もいろいろあります。自分に夢が無いことに苦しむ人もいれば、今回のように夢があるからこそつらくなる人もいますね。

本当に自分にピッタリくる目標なのか迷って答えが見つけられない場合には他の心を整える方法をお伝えしていきますので、合わせてご確認ください。

自分に合った心の整理術を見つけることができるたら良いですね。

 

もし心の整理術に困ったお悩みがあれば、お問い合わせよりお寄せください。
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