八百万の神(やおよろずのかみ)の考え方が意味すること

八百万の神の意味とは

日本の神様は八百万の神という説明を聞いたことがある方は多いはず。

八百万という数は数が多い例えであり、すべてのものに神様が宿っているんだということの例えで使われている表現です。

この八百万という単語は日本最古の歴史書ともされる『古事記』に使われているものです。上巻の「天の岩戸」の段にある「八百万神、天の安の河原に神集ひ集ひて」と記述がされている。類似の語に八十神(やそがみ)、八十万神(やそよろずのかみ)、千万神(ちよろずのかみ)などがあります。

このような考え方は素晴らしく、自然を大切にしなければと感じることができると思いますがさらに深く考えてみると違った考え方ができるんです。忙しい現代において、重要な意味が含まれていると感じますので今回はお伝えしていきます。

実は深い八百万の神様が伝えること

八百万の神様と考えると太陽、山、海、風などの自然現象が多くの場合対象となっているように感じます。日本で暮らす私たちにとってどれも欠かすことができないものですので、これ自体に間違いはまったくありません。

ここで注目してほしいのは、日本の神様には家系図が存在しているということです。

太陽と月の神様が兄弟であったり、太陽神様の子供には稲穂など農業の神様が生まれていたり。元々の神様は宇宙の始まりの神様がいて、そこから空と地上の神様、地上の神様は土と水の神様など、子孫が増えるごとに宇宙が別れていく様子がわかります。

ちょうど細胞分裂が起こるように役割が分けられていくように感じられると思います。

わかれていくことによって、建物の神様はビルの神様、家の神様、病院の神様、空港の神様となっているでしょうし、お水の神様も、池の神様、沼の神様、井戸の神様、水道管の中のお水の神様となっていくでしょう。

伝わりますでしょうか。

八百万ですから、日本人の神様というものいらっしゃるでしょう。そのような場合にはわかれていくとどうなると思いますか?

 

そう、すべての人が神様ということになります。

私にも、もちろんあなたにも神様が入っているんです。

その証拠に同じ人生を過ごしている人間というのが皆無ということです。今過ごしている人生の経験は今あなたが感じているものが初体験ということです。

神様とは宇宙の一成分みたいなものという考え方。他の宗教や哲学でも多くの言葉が残っている通り、すべての物はもともと一つの物であるという考え方に通じるものがあるんです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。これまでは感謝の対象としての自然への崇敬の念が表立っていた八百万の神について、より深く考えてみると宇宙の起源と自分の大切さが感じられるのではないでしょうか。

神道の本質にもあたる内容かとおもいますので、神社参拝の前に一度心を整えるために思い出してみてください。

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