【心を整える方法】お風呂の温度で気持ちをリラックスさせるノウハウ

入浴が健康に良いことは皆さんご存知ですね。お風呂に入るという行動は、体を清潔にする、健康に良いというだけではなく心にも効くのです。このことは知識として知らなくても感覚的に気づいている方は多いですよね。

体調を整えるのと同じように心を整えるために積極的にバスタイムをつかってみましょう。今回はお風呂の温度が心に与える効果の違いを使った、心を整える入浴法についてご紹介します。

お風呂の温度によって心に変化が起こるメカニズム

今、むずかしいことは考えたくないという人は、この項目は飛ばしていただいてもOKです。
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入浴は、自律神経の切りかえに効果があります。自律神経とは、自分の意志には関係なく働き続けている神経で、生命を維持するのに必要な体の器官を絶えずコントロールしている大切なもの。

自律神経には2つの種類、交感神経と副交感神経があり、両者がバランスによって体の状態を微調整しています。
交感神経が優位になっているとき、血管が収縮、筋肉にも力がはいり、心の状態はテンションの高くなります。やる気がみなぎって、緊張している状況です。

逆に、副交感神経が優位のときは、血管が拡張、体の隅々まで血液が行きわたりまったりした気分。筋肉もやわらかく、心もリラックスした状態になります。

入浴は物理的に身体の緊張状態やリラックス状態をつくることができるので、自律神経のバランスを変化させることができるのです。

熱いお風呂で血管を収縮 ⇒ 交感神経が優位になる ⇒ やる気が出る

ぬるいお風呂で血管を拡張 ⇒ 副交感神経が優位になる ⇒ リラックスする

単純なイメージだとこんな感じです。

また、お風呂の温度を変えることで、自律神経だけでなく全身の細胞の温度をコントロールすることができるのです。入浴の条件次第で、体調や精神的な面でいろいろな効果を得ることができるのです。

温度によって違う!入浴法が心に与える効果

今回は「こんな気持ちになりたい」「こんな自分でいたい」など、自分の目指す心の状態になるための入浴法をご紹介します。

今回は自分の心の状態に寄りそった温度という観点でオススメの入浴法を解説していきます。あまりむずかしく考えず信じて試してみると、意外と効果があるので試してみてください。
なお、お風呂の温度は、健康のためにはこうでなくてはダメ!という話も多く聞かれます。身体に与える影響が大きいということはリスクがあることは認識しておいた方が良いでしょう。もし万が一、具合が悪くなったら即座にストップしてください。ウォーキングもストレッチも、どんな健康法もやり過ぎは禁物というのと同じですね。

メモ

熱いお湯、ぬるいお湯というのは、決まった温度があるわけでは、自分の体温や、外気の温度によって感じ方が違います。温度はあくまで目安として、自分の肌感覚でぬるい・熱いは決めていただいてOKです。

心を落ち着かせたい時の入浴法

心を落ち着かせたい・緊張から解放されたい

ぬるめのお風呂にゆっくりつかる

リラックスが必要な時は、ぬるめのお風呂にゆっくりと浸かるのが良いです。ちょっとぬるいなという温度は自分の体温より2~3度、高い温度のお湯。38~39度が目安となります。

血管が拡張して筋肉がゆるむことで、神経も心もゆるんだ状態になります。15分程度が自律神経には良いとされていますが、満足いくまでゆっくりつかる日があっても良いでしょう。音楽を聞いたり、本を読んだりしながらゆったり過ごしましょう。緊張が緩むことで、全身の疲れも緩和されていきます。時を忘れて入りすぎる心配があるかたは、タイマーをセットしてくださいね。

やる気を出したい時の入浴法

やる気を奮い起こしたい・明るく元気に行動したい

熱いお風呂にサッとつかる

今一つ元気がないので奮起したいという時には、熱めのお湯が非常に有効です。お湯の温度がちょっと熱いなと感じたとき、ひとは瞬間的に血管を収縮させます。熱いと感じる温度は体温より5~6度高いお湯。42度前後ですね。

全身の筋肉も喝を入れられた状態になり心拍数もあがるので、心に活力が湧いてきます。今日は朝から元気に行動したいなんて日は、熱い朝風呂にサッと浸かってやる気を奮い起こしましょう。子供の頃のように、ざぶんと肩までつかって10数えるみたいな感覚でOKです。

普段からイライラしている方には向きません。普段ストレスが多い方はこれ以上興奮しても身体にも良くないので、リラックスを目指しましょう。

風邪をひかない体を作りたい

ストレスに強くなりたい・すぐ体調崩す自分がイヤだ

熱いお風呂に長めにつかる

体に負担がかかるので毎日はオススメできませんが、免疫を上げたりストレス耐性をつけたりする効果があるとして注目されている入浴法があります。

週に2~3回、42度くらいの高めの温度のお風呂に15分ほどじっくり浸かってみましょう。すると体温が39度くらいまで上がって汗だくになります。

細胞が高い温度にさらされてストレスがかかると、それに負けまいと体の中の免疫細胞が活性化するのです。心も体もストレスに強くなる。うつ病にも効くとして書籍も出ている「HSP 入浴法」といいます。

本当の自分を見つけたいときの入浴法

現状が我慢できない・自分に正直になりたい

超ぬるめのお風呂に挑戦してみる

体温と同じくらいの35度~36度に設定したお風呂に入ってみましょう。慣れないうちはかなりぬるく感じます。人によってはちょっと冷たいと感じるかも。

入った瞬間に体がびっくりして血圧が上がるので健康法としてはあまりオススメされていない超ぬるめのお風呂ですが、リラックス効果は高いのです。つかっているうちに徐々に血圧が下がり、ゆっくり血管が拡張して筋肉もゆるめられて心がゆるまります。

イヤなことも許せてなんでも語れる、心が自由になった感じがするという人も。昔、絶対言えない秘密を人に語らせるためにこの入浴法を使ったという逸話もあるくらい心を緩ませる効果は大きいです。自分の心がわからなくなってしまった時などに試してみるのも有りでしょう。

まとめ

お風呂に入る元気もない……なんて日もありますが、じつはそういう時こそお風呂が必要だったりするのです。「お風呂に入りたくないなー」も心のサイン。ちょっと自分の心と向き合ってどうしたいのか耳を傾けてみましょう。

今日の自分に合った入浴法が見つけられたらちょっと嬉しい。実践して効果がえられたらもっと嬉しい。

毎日のことだから、健康のためだけじゃなく、心を整えるためにもバスタイムを楽しく過ごしましょう。

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