会社の上司に認められないときの心の整え方

組織で働いているけれど、上司からいくら頑張っても認めてもらえないということがあります。

同僚はなぜか評価されていたりすると、自分との差はなんなんだろうと悩んでいる方もいらっしゃることでしょう。

今回は、このようになぜか上司に認められないときの解決方法を心の持ち方の点から

 

中国の古典として今でも読まれ続けているものに「荀子じゅんし」があります。そこでの一節に以下のような考え方が述べられています。

仕える相手に認めてもらえないのは、あなたが怠けているからです。
もし怠けていないのに認めてもらえないとしたら、それは仕える相手を尊敬していないからです。
尊敬しているのに認めてもらえないのであれば、誠実さが欠けているからです。
誠実なのに認めてもらえないのは、成績があがらないから。
そして、成績をあげているのに認めてもらえないのだとしたら、それはあなたに徳がないからなのです。

相手からの評価が低い時、荀子には

怠け心⇒相手への敬意⇒誠実さ⇒成績⇒不徳

この順に足りないものがあるのではないですかと、問われるのです。結構厳しいですが、相手に不満を言うなら原因を直そうという素直な心が必要なのかもしれませんね。

徳ある行動って何?

徳がないといわれるけれど、「徳のある行動って?」と考えると実に抽象的でわかりにくいですよね。

これにはいくつかの種類別に考えられますが、以下のものがわかりやすいと思います。

  1. 無条件で行動をする
  2. 相手に使う言葉には優しいものを選び、柔らかい口調を使う
  3. 相手のためを思って行動する
  4. 相手の立場に立って考える
  5. すべての人、環境に得になる行動を選択する

上の5つが出来るような人が、他人から嫌われることはありません。また、このように誰かのために一生懸命行動している人がうまく行かないことなど想像できますでしょうか。

たとえ、すぐに成績をあげることができなくても、このように他人に尽くす人には良い情報や手助けが必ず入るものなのです。後になってみると、素晴らしい成果を得ることでしょう。

まずは上司の悪口を言わないところから

最初から自分のことを評価しない上司を尊敬するのは、難しいかもしれません。

ただ、その人について同僚の前などで、悪く言うのはやめた方が良いです。ストレス発散にはなるのかもしれませんが、これは徳ある行動とはいえません。

上手く悪口を言わないようになってきた方は会社だけでなく、家族を含めた周りにいる人間誰一人の前でも口にしないところまで頑張ってみましょう。

悪口をやめることで、上司の良い点も自然と見え始めます。

評価を劇的に上げるならゲームのように考えて

上司の方を偉くしようと思って行動してはいかがでしょうか。これはゲーム感覚が大切です。

相手がどんな人であっても、その方が昇進することで喜ぶ方は必ずいます。家族に自慢する機会を作ってあげようではありませんか。

上司が偉くなったら、あなたのゲームは勝ちです。面白いでしょう。

誰かのために行動することで、自然と徳ある行動になります。目の前で自分のためになることをしてくれる人間を評価できない者などいません。

上司を偉くしようと頑張った分は必ずあなたのもとへ帰ってきますよ。

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