頑張っているのに、なぜか心が満たされない。そんな感覚を抱えたことはないでしょうか。
幸せというものはどうやら「何かを新しく手に入れること」で得られるものではないようです。
このモヤモヤとした感覚は、不幸感にもつながるので何とかしたいところ。今回はこの解決方法について、考え方で変化を起こせるのでお伝えしていきます。
日本式で幸福感を上げる8個の考え方
昔から日本人が大切にしてきた考え方の中には、幸せになる智慧が数多く残されています。そうした日本の伝統的な考え方をもとに、心が整う8つの考え方を紹介します。
足るを知る|今あるものに目を向ける
「足るを知る者は富む」という言葉があります。
今すでに自分がもっている豊かさに気づこうという考え方。
現代人は新しい情報を得やすい環境になっており、持っていないものにばかり目が行きがちです。もっと収入があれば、もっと広い家に住めれば、もっと認められればなどがその例です。
この考えは、満足が得られない不幸な状態とも言えます。今日ちょっと綺麗と思ったこと、コンビニのご飯がおいしかったことなど目の前にある豊かさを見るようにしましょう。
陰徳を積む|人に知られない善行
陰徳とは、誰にも知られないところで積む徳のこと。
ゴミを一つ拾う、席を譲る、感謝を言葉にする。こうした行為は、誰かに褒められるためにするものではありません。
見返りを期待せずに行った親切は、自分の心に長く満足感を与えてくれます。1日1陰徳、是非こっそりチャレンジしてみてください。
一期一会|その時を大切にする
一期一会は、茶道から生まれた言葉。この出会い、瞬間は二度と繰り返されません。だからこそ、今この時間を最善のもてなしで迎える、という考え方です。
先にある不案やこのあとやるべき事を常に考えるとやはり心は疲れてきます。
自分は今なにをやっているのか。本気で意識してみてください。これが最後の経験という気持ちで向き合うと、日々行っていることの解像度がまったく変わってきます。
断捨離|手放すこと
断捨離というと、身の回りのいらないものを捨てるという片付け術だと思っている方も多いのではないでしょうか。
本来は、不要なものを手放すことで身軽になるという生き方の哲学です。
これはモノだけでなく、人間関係や役割、思考の癖などあらゆるものに当てはまります。人間関係や仕事の付き合いなどでも、義務感だけで続けているものはないでしょうか。
何かを手放すことは、失うことではなく、本当に大切なもののためのスペースを作ることにつながります。
三方よし|自分・相手・世間が喜ぶ選択
三方よしは、近江商人が大切にしてきた商いの精神です。
売り手よし、買い手よし、世間よし。
自分の利益だけを追い求めるのではなく、関わる全員が納得できる形を目指す考え方です。
何かを決めるとき、自分・相手・周囲の三つの視点から見て納得できるかどうかを確認する。これに加えて神様のような存在も喜んでくれるのだとしたら、この先に失敗などあるはずがないのです。精神的な安定感が出てくると思います。
和を以て貴しとなす|調和が大切
聖徳太子の十七条憲法に由来するこの言葉は、対立よりも調和を重んじる考え方。
和とは互いの違いを認めた上で、共に生きる道を探ることです。本サイトnagomeruの基本理念もここからきています。
日頃から、意見の違う相手とも対話してみる、この調和する気持ちは自分の中に生まれる激しい感情も抑えてくれる効果があります。
諸行無常|変化し流れに乗る
この世に永遠に変わらないものはないという考え方。
人は安心のために変化を苦手にしていることがありますが、どうしても人生には節目が存在します。
仕事が変わる、年齢を重ねる、大切な人がなくなる、病気になる。こうした変化は当たり前に起こるとし、移り変わっていくこととして受け止められると執着が軽くなります。
おかげさま|なにがなくても感謝
「おかげさま」という言葉には、自分の今の状態は多くの見えない支えのおかげで成り立っている、という認識が含まれています。
天候、育ててくれた人、ご先祖様、全ての人たち。
考えてみると全てのつながりの上に、今の自分の生活が成り立っていることに気付けます。特別な出来事に対してだけでなく、当たり前だと思っていることの裏にある「おかげ」に気づくように習慣づけてみてください。
まとめ
8つの考えに共通しているのは、「今あるものと丁寧に向き合うこと」ですね。
日々の見方を少し変えるだけで、簡単に感じられ方は変化します。最初は信じられなかったり、これでいいのかなと不安になるかもしれません。
そこは、根性です。
この考えを無理にでも定着させれば、あとは幸せ感のある人生ができあがります。ノーリスクでできますので、是非チャレンジしてみましょう。