「今年も何も変わらなかった」なんて、年末に自分を振り返って反省してしまう時ってありませんでしょうか。
何も残っていないような気がして、意味のない人生を送っているのではと不安になったりします。このように感じる方は多いと思うのですが、意識できていないだけで変化はあるものです。
今回は、成長記録をわかりやすくするシンプルなワークをご紹介します。
成長を見るための幸せのワーク
変っていない自分が気になる時には、変化を認識しやすいようにすればいいのです。
ポイントは簡単です。
節目の日を選ぶ
これを意識しましょう。自分にとって「分かりやすい日」に行い、継続するのがポイントとなります。例えば、
- 年末
- 月末
- 誕生日
- 結婚記念日
- 毎月1日
などがあります。毎年必ず意識する日であればそこを基準に比較してみましょう。
変化を見たいので1ヵ月程度を見た方が分かりやすいですが、慣れてきたら日曜日に一週間を振り返るというのも良いです。
振り返りの日を決める理由
特定の日を選ぶのには理由があります。
何かをきっかけに思い出せる日でないと、習慣化できていないときに自然に時間を作るのは難しいです。
カレンダーに刻まれているような節目の日は、自分の記憶と結びつきやすく、ワークを習慣として続けるための土台になります。
ワークの具体的なやり方
やることはとてもシンプルです。ノートやスマホのメモ帳などに書き込んでいくだけ。あとで見返しやすい媒体を使ってください。
そして、自分で決めた節目の日に、この一年で自分が変わったと思うことを、思いつくままに書き出すだけ。
書き方に決まりはありません。
慣れていない方は箇条書きが楽かもしれません。もちろん、文章でもかまいません。
ここで大切なのは数字で表せないことも、どんどん書いてください。「嫌いだった食べ物に久しぶりにチャレンジした」「あの人のことを、以前より少し理解できるようになった気がする」という小さな出来事も大切な変化です。
次の節目のタイミングで新しく書き込んでいきますが、その時に過去の自分が書いたものをしっかりと見返してみましょう。思っているよりも色々な変化があったことに気付くことができると思います。
自分の変化や成長を、はっきりと観察するということがこのワークの最も大切なことになります。
数字にならない変化を意識する
成長というと、昇進した、収入が増えた、資格を取ったといった、目に見える結果を思い浮かべる人が多いと思います。しかし、もっとも深いところで起きている成長は、たいてい数字にはなりません。
たとえば、こういったことです。
以前は些細なことでカッとなっていたのに、同じ場面で怒らなくなった。ずっと許せなかった人のことが、少し楽に思えるようになった。お金のことを考えると胸が締め付けられていたのに、その恐怖がいつの間にか薄れていた。
これらはどれも、数字では表せません。でも、人の内側で起きる変化としては、昇進や資格よりもずっと根の深いところにあるものです。こういった変化を「成長のうちに入らない」と見過ごしてしまうのは、あまりにもったいないことです。
成長がみえると起こること
成長に気づくとき、人の意識の中で大切なことが起きています。
「ああ、自分はあのとき苦しかったのに、今はもう大丈夫だ」と実感すると、無理をしなくても前へ進めるという感覚が、意識の深いところに書き込まれていきます。努力や我慢によって変わったのではなく、気づいたら変わっていた。そういう経験の積み重ねが、「また来年も、きっとそうなっている」という穏やかな確信に変わっていくのです。
これは、自分を鼓舞したり奮い立たせたりするのとは、まったく異なる感覚です。力まなくても、自分はちゃんと変わっていける。そのイメージが意識に根づくと、この先の一年を歩くときの足取りが、少し軽くなります。
まとめ
成長をメモするのは、自分をほめるためではありません。来年の自分が、少し楽に生きられるようにするための準備です。
節目の日にメモを残して、次のタイミングで追記しながら前の状態を見返す。
これだけのことですが、自分がいかに変わってきたかが理解できるようになります。この認識はあなたの人生の成長や自信につながり、人生の満足度を簡単に引き上げることができるようになります。
ぜひ節目をせっていして試してみてください。